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集合住宅でおこりがちなトラブルについて 騒音問題の対策もご紹介

カテゴリ:不動産豆知識

集合住宅でおこりがちなトラブルについて 騒音問題の対策もご紹介

アパートやマンション等の集合住宅で賃貸物件を借りる際、一番多いトラブルの種類が「騒音」と言われています。
よく隣の住人の声が聞こえるといった内容の書き込みがネット上でも見受けられますが、程度の差はあれ集合住宅に住んでいる以上、向き合わなければならない問題でもあります。
せっかく引っ越した先で、騒音に悩まされることになるのは避けたいと思いますので、騒音トラブルを避けるにはどうすればいいのか、原因と対策をご紹介いたします。

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集合住宅でおこりがちな人的トラブル

集合住宅でおこりがちな人的トラブル

集合住宅でおこるトラブルの内容

集合住宅に住む上では、隣人やご近所との発生するトラブルとしては、以下のようなものが挙げられます。

●決められたルールに沿ってゴミ出しをしない
●悪臭がする
●違法駐車
●許されていないのにペットを飼っている
●騒音問題


これは、マンションやアパートのみならず、戸建ての賃貸でも人が集まる場所では起こりえるトラブルです。
賃貸住宅を借りて入居してからトラブルが起きても、住んでいる人との関係性や性格によってすぐには解決しない問題も少なくありません。
また、トラブルがいやで引っ越しをしたくても、多額のお金と時間がかかるため気軽にはできないものです。

臭いのトラブルは発生しやすい

賃貸住宅で生活する上では、臭いのトラブルは起きやすいです。
自分の部屋から悪臭を出して苦情を言われることもあり、臭いとしては、ペットのフン、タバコ、食べ物などがあります。
ペットのフンやタバコは、くさいと言う方が多いので、普段から悪臭と思われやすいことがわかるでしょう。
また、タバコは吸う人と吸わない人で意見が全く分かれてしまうほどですので、扱いには気を付けなければいけません。
物件によっては室内禁煙の部屋も多いため、ベランダで喫煙をしている人がいますが、タバコの匂いが風で運ばれて他の住民の室内に入り込んでしまうこともあります。
特に喫煙者の方の場合は、自分がそのようなトラブルのもとになっていないかを確認しつつ喫煙することが大事です。
または、ケースとしてはまれですがベランダなどでバーベキューをして、炭のにおいが近隣住民が干していた洗濯物についてしまった、ということもあります。

騒音トラブルと賃貸住宅

騒音トラブルと賃貸住宅

騒音トラブルが一番多い

賃貸住宅で一番多いトラブルが、騒音です。
集合住宅に住めば、隣の部屋や上の階の部屋の人の生活音は聞こえます。
もちろん、自分が生活すれば、近所にも生活音は伝わるでしょう。
人間が、音を出さずに生活するのは不可能であり、程度にかかわらず生活では音が発生します。
騒音トラブルは、賃貸住宅で気をつけて住んでいても、発生することはあるのです。

騒音トラブルで発生する音には何があるの?

騒音トラブルは、もちろん自分が発生させた音が、隣人の耳に入るので起こります。
住宅内を伝わる音としては、固体音と空気音の2つに分けられます。
床にものを落として建材を伝わるような音が固体音、話し声が空気を伝って伝わるような音が空気音です。
固体音の方が遠くまで伝わりやすいです。

騒音の種類

騒音の種類は多岐にわたり、生活の上で行う動作が全て騒音になりかねません。
また、"騒音だ"と感じる基準も人それぞれ変わってくるため、ある人にとってはそこまで大きな音ではなくても、別の人にとっては我慢ができないほどひどいノイズに聞こえてしまうこともあります。
さらに、時間帯によっては騒音と思われるときもあれば、問題ないと思われるときもあります。
例えば昼間に掃除機をかけても特に騒音とは思われませんが、夜の時間帯に掃除機をかけると、騒音と思われてしまいます。
一般的な騒音トラブルのもととなっている音には傾向がみられ、以下のような音は騒音トラブルの例として良く上げられます。

●上階から聞こえる子どもが走る足音
●子どもの泣き声叫び声
●上階や隣の部屋から聞こえる話し声
●テレビやパソコン音楽の音
●ペットの鳴き声
●掃除機や洗濯機の音
●楽器演奏の音


お子さんが家の中を走り待っていたり、大声で叫んでいたりして、それが継続すると隣・階下の方との騒音トラブルに発展しかねません。
神経質な人が近所にいると、気をつけていても、足音がうるさい、窓やドアを開け閉めする音がうるさいなどと苦情を言われてしまうこともあります。
このように、住んでいる方との相性や性格的なものも左右されるので、騒音トラブルになるかどうかは、運次第という部分もあります。
しかし、賃貸物件では音が響きにくい構造の建物もあり、周辺との環境でも騒音になりやすいかどうか決まります。

防音対策の方法・グッズ

防音対策の方法・グッズ

手軽にできる防音対策グッズ

防音の方法は、吸音、遮音、防振の3つです。
賃貸部住宅に住むとなると、防音シートやマットを使うこととなるので、遮音をメインにした防音対策です。
また、防音カーテンが売っているので、これも防音対策に使えます。
シート、マット、カーテンのどれでも厚みがあるほど、防音性が高いです。
このようなグッズを賃貸住宅で使うとなれば、部屋を借りているので、壁や床に接着剤で固定することはできません。
剥がせるようなタイプのグッズや、固定できるようなグッズを使います。

・防音・防振マット
歩く音や洗濯機を回す音は、マットを敷くとある程度軽減できます。
防音・防振マットは、自分が騒音を発生させないために使えるグッズです。
フロアマットのようなある程度大きさのあるものから、防振ゴムのような小さいグッズもあるので、使う場所にあわせて選んでいきます。
防振ゴムは、スピーカーの振動を減らすのにも使えます。

・防音カーテン
自分の部屋から発生する音はもちろん、外から入ってくる音を減らすのにも使えるグッズです。
通常のカーテンよりも厚みがあり、遮音性を高めています。
空気音に対して有効なグッズであり、窓から入ってくる音を軽減するのに役立ちます。
窓の防音性をさらに高めたいとなれば、窓に貼る防音シートを使ってください。

・防音パネル
隣の部屋からの音を減らすのに役立つアイテムです。
防音パネルは、数cmの厚みのあるパネルであり、壁に設置するだけで、壁の防音性を高めます。
パネルは、突っ張り棒、両面テープ、専用のジョイントで壁に取り付けられるようになっており、賃貸住宅でも使えます。
壁の防音性を高めるなら、壁の広さ分のパネルを買って設置します。
防音グッズの中では、数万円~数十万円かかるアイテムですが、防音能力が高いグッズです。
パネルの設置が大がかりになることもあるので、物件の管理会社や工務店に相談すると、施工してくれるかもしれません。

騒音対策のための防音

騒音は、入居する物件の選び方でも、防げるかどうかある程度決まります。
入居前には内見して部屋を見るので、そのときに音が発生しやすいかどうか確認します。

建物の構造を確認する

室内や室外の音が響きやすいかどうかは、建物の構造で決まります。
音が響きやすいのが木造であり、音が響きにくいのが鉄骨鉄筋コンクリートです。

●木造
●軽量鉄骨造
●重量鉄骨造
●鉄筋コンクリート造
●鉄骨鉄筋コンクリート


響きやすさは、上記のようになります。
ちなみに、木造と軽量鉄骨は、音の響きやすさにほとんど差がありません。
また、賃貸物件の家賃では、木造は安く、鉄骨鉄筋コンクリートが高いことが多く、家賃と防音性は関係します。
騒音トラブルを避けて防音性の高い部屋に住みたいなら、鉄骨コンクリートか鉄骨鉄筋コンクリートの建物を選んでください。
鉄骨コンクリートはRC、鉄骨鉄筋コンクリートはSRCと表記されている場合もあります。

まとめ

賃貸住宅トラブルは、いつでも誰にとっても起こりうる問題です。
また、騒音トラブルは人によって騒音の基準も変わるため、一義的な解決というのが非常に難しい問題でもあります。
しかし、引っ越す前に確認できることはいくつかありますので、内見時での確認や不動産会社へのヒアリングは行っておきましょう。
また、騒音に関しては自分が家にいるであろう時間帯に、どのような音がしているのかを、現地に赴くなどしてなるべく確認しておいたほうがよいでしょう。

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