ホームシアターとは、映画館のような迫力や音声を自宅で楽しめる設備です。
映画好きの方なら「賃貸にホームシアターを導入したい」と考える方も多いでしょう。
この記事では賃貸物件をお探しで映画好きな方に向け、お部屋をホームシアターにすることをテーマに、必要なものや楽しむポイント、導入するメリットを見ていきます。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸でホームシアターを導入するために必要なものとは?
賃貸でホームシアターを導入するために必要なものとは、以下の通りです。
プロジェクター
プロジェクターとは映画の映像を映し出すためのものです。
ホームシアターを楽しむためには欠かせないアイテムで、サイズやタイプもさまざまなものが販売されています。
手のひらに乗るような小型タイプ、4K映像が映し出されるプロジェクターなど、賃貸の部屋の大きさや好みに合わせて選んでみてください。
一般的には解像度がフルHD(1920×1200)以上あれば、高画質な映像で映画を楽しめるでしょう。
解像度の低いプロジェクターだと、細かい部分が潰れてしまい、見えにくい場合があるため注意が必要です。
スクリーン
賃貸でホームシアターを楽しむためにはスクリーンも必要です。
スクリーンとは映像を映し出す白い布のようなもので、一般的に以下の4種類が販売されています。
マット:拡散タイプと呼ばれホームシアターでよく使われるタイプです。
明るさが均一で画質が良い分、照明も一緒に拡散されてしまうので、薄暗い映像になることがあります。
部屋を暗くしてホームシアターを楽しむ方におすすめです。
ビーズ:ビーズとは光を入射した方向に反射するスクリーンで、照明がついた部屋でも良質な画質でホームシアターを楽しめます。
まれに反射光が偏ってしまうのがデメリットです。
サウンドスクリーン:音響を透過するタイプで、スクリーンに小さな穴や隙間がたくさんあります。
この隙間からスピーカーの音が透過し、映画館のような臨場感を楽しめるでしょう。
実際の映画館に導入されているスクリーンの多くが、サウンドスクリーンです。
パール:反射するタイプのスクリーンで、映像と光を反射します。
そのためビーズタイプ同様、照明をつけながらホームシアターを利用する際におすすめといえます。
このようにホームシアターにはプロジェクターとともにスクリーンも必要です。
なかには「壁が白いからスクリーンはいらない」と思う方も多いのですが、凹凸のある壁紙だと、映像がゆがんだり線が入ったりするので、できればスクリーンを準備してください。
スピーカー
ホームシアターを楽しむためには、スピーカーも必要です。
映画館のようなホームシアターを求める場合、5.1チャンネルサラウンドシアタースピーカーがおすすめで、前方正面と前方左右、後方左右の合計5つの場所にスピーカーを設置します。
さまざまな方向から音が聞こえるため、臨場感あふれるホームシアターが完成するでしょう。
また最近ではスマートスピーカーというものも販売されています。
スマートスピーカーとはスマート家電の1つで、電源のオンオフや再生などを音声で伝え、操作してくれるものです。
なかには室内の明るさを自動で感知し、画質や音質を調整してくれるタイプもあります。
賃貸でホームシアターを楽しむためのポイントとは?
次に賃貸ホームシアターを楽しむためのポイントとは、どのようなことが挙げられるのかを見ていきましょう。
スクリーンの位置に注意
賃貸でホームシアターを楽しむためには、スクリーンの設置位置がポイントです。
とくに注意したいのがスクリーンとの距離で、どの位置から視聴するのかによって設置場所を決めましょう。
狭い賃貸の場合、あまり視聴距離が近いと視界から映像がはみ出てしまうこともあるので注意してください。
プロジェクターの位置にも気をつけよう
プロジェクターとはテレビとは異なり、スクリーンとの間になにも置けません。
そのためプロジェクターの位置は天井から吊るすのがポイントです。
しかし賃貸の場合は吊るすことができないかもしれないので、大家さんや管理会社に問い合わせてみましょう。
遮光カーテンを設置する
高品質なプロジェクターやスクリーン、スピーカーを取り入れたとしても外からの光が入ってしまうと雰囲気や映像の美しさを楽しめません。
そのため遮光カーテンを設置したり、外からの光を遮断するロールスクリーンをつけたりするのがポイントです。
ただしホームシアターを楽しむ部屋と、生活する部屋が一緒の場合、あまり暗くしてしまうと日常生活に影響が出てしまいます。
問題なく日常生活が送れるような明るさは残しておくのがポイントですね。
防音対策もしっかりと
賃貸におけるホームシアターとは、映像だけでなく音も大きなものとなります。
高品質な音にこだわりたい方も多いですが、その分周辺住民に迷惑がかからないよう、防音対策をおこなうのも大きなポイントです。
そのためホームシアターをはじめから楽しむために賃貸を探す場合、防音性能の高い物件を選んでください。
二重サッシや二重窓などが設置されている賃貸であれば、音漏れを防げるでしょう。
遮音カーテンや防音カーテンを二重に設置するのもおすすめです。
また、音は床からも響きます。
厚手のジョイントマットやコルクマット、絨毯を敷くことで階下への防音対策にぴったりです。
なかには防音シートというものもあるので、絨毯などの下に敷いておくとより効果的でしょう。
防音対策が難しい場合は?
もし上記の防音対策が難しい場合は、ヘッドフォンやイヤフォンの利用も検討しておきます。
防音性の低い賃貸の場合は、どのような防音対策をしても音が漏れてしまうことがあるからです。
理想のホームシアターができあがったとしても、近隣住民からクレームが来てしまったら楽しめないですよね。
設置前にホームシアターを導入するということを伝えおき、あらかじめ了承を得ておくのもポイントです。
賃貸にホームシアターを導入するメリットとは
賃貸にホームシアターを導入するメリットとは、どのようなことがあるのかご紹介します。
映画館にいく手間が省ける
外出や移動の自粛が呼びかけられている今、映画館にいくのを控えている方も多いでしょう。
家の近くに映画館がない場合、車や電車で移動する必要がありますよね。
ホームシアターが家にあれば、そのような移動の手間がなくなり、好きなときに映画を楽しめるのがメリットです。
移動するためのお金もかからず、経済的といえます。
会話しながら映画を楽しめる
映画館と異なり、友達や家族と会話しながら映画を楽しめるのも大きなメリットです。
笑ったり泣いたり、好きなようにリアクションできるのも、ホームシアターのメリットですね。
飲食代もかからない
「映画館のお供といったらポップコーン!」という風に、上映前にフードやドリンクを購入する方も多いと思います。
映画館で販売されているフードなどは割高なのがデメリットです。
ホームシアターなら家にあるもので済ませられ、出費をおさえられるのもメリットでしょう。
映画の前後に食事しなくてもいいので、低コストで映画を楽しめます。
まとめ
この記事では賃貸のホームシアターを導入することをテーマに、必要なものや楽しむためのポイント、メリットを詳しく見ていきました。
ホームシアターとは、映画館のような迫力ある映像と音を楽しめる反面、徹底した防音対策が必要な設備です。
導入する際のポイントをおさえ、ホームシアターライフを思い切り楽しんでください。
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