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賃貸物件の角部屋と中部屋の違いは?角部屋を選ぶメリットとデメリット

カテゴリ:不動産豆知識

賃貸物件の角部屋と中部屋の違いは?角部屋を選ぶメリットとデメリット

賃貸物件を探す条件として、角部屋を選ぶ方も多くいます。
ほかの部屋よりちょっと特別感のある角部屋ですが、中部屋とはどう違うのでしょうか?
この記事では賃貸物件をお探しの方に向け、角部屋をテーマに、角部屋の定義とはなにか、中部屋との違いやメリットとデメリットをお伝えしていきます。

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賃貸物件における角部屋と中部屋の違いは?

賃貸物件における角部屋と中部屋の違いは?

まずは賃貸物件における角部屋の定義と中部屋の違いを見ていきましょう。
そもそも中部屋とは、左右が住戸に囲まれている部屋のことを指します。
一方角部屋は左右のどちらかにしか住戸がないため、一般的に南面だけでなく東側や西側にも窓がある間取りです。
横一列に住戸が並んでいる集合住宅の場合、角部屋の数より中部屋の方が多く、階数の多い高層マンションは角部屋の数も多くなります。
賃貸物件を探す際、角部屋か中部屋か悩む方が多いですが、それぞれにメリットとデメリットがあるため、ライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。

賃貸物件における角部屋のメリット

賃貸物件における角部屋のメリット

賃貸物件における角部屋のメリットとして、以下のことが挙げられます。

採光が取りやすく日当たり良好

角部屋のメリットは、なんといっても採光が取りやすいところです。
先ほどもお話ししましたが、角部屋は隣に住戸がないため窓が多く設置されています。
窓が多い分、太陽の光や自然光がたっぷり差し込むので、日中は電気をつける必要がないでしょう。
中部屋の場合は、一般的に南側にしか開口部がありません。
角部屋なら東側や西側に開口部が設置されていることも多いので、朝日や西日など、南側以外からも採光が取れます。
朝活している方にとって、朝日はとても気持ちが良いものですし、洗濯物を夕方まで干す方にとって西日のあたたかさは重要ではないでしょうか?
また高層マンションの場合、それぞれの窓から違った景色を楽しめます。
そのため夜景を楽しみたいという方にも、角部屋はおすすめです。
生活スタイルに応じた賃貸物件探しができるというところが、角部屋の大きなメリットですね。

風通しが良好

中部屋に比べて風通しがしやすい点も、角部屋のメリットです。
対角線上に開口部が2つ以上あれば、効率的に空気の入れ替えができると言われているので、窓の多い角部屋なら短時間で換気できます。
最近は自宅でも定期的な換気が推奨されていますが、真夏や真冬は外気が部屋のなかに入ってきてしまうので、なんとなく換気しにくいですよね。
角部屋であれば、少しの時間で空気を入れ替えられ、室内の温度をあまり変えずに換気できます。

隣の生活音が響きにくい

角部屋のメリットとして、隣に住戸がないため生活音が響きにくいという点も挙げられます。
左右が住戸に挟まれていると、隣の生活音がどうしても響いてしまい、場合によっては防音対策が必要です。
壁の薄い賃貸アパートの場合、歩く音やトイレを流す音などが響きやすく、生活に支障が出る場合もあるでしょう。
しかし角部屋なら少なくとも左右どちらかにしか住戸がないため、隣の生活音が軽減されます。
騒音トラブルになるリスクが低いのも、角部屋のメリットですね。

プライバシーが守られる

角部屋は、一般的に共有廊下の一番奥にあります。
そのためほかの住民の往来が最低限になり、プライバシー性に優れているのがメリットです。
最近の自粛生活やリモートワークで在宅時間が増えた分、通販などで買い物する方が増加しています。
宅配業者の往来も多く、不特定多数の人が家の前を通過することを嫌がる方も多いので、そのような場合は角部屋がおすすめです。

最上階の角部屋に住むメリットは?

賃貸物件で最上階の角部屋を選ぶメリットは、上に住戸がないため、より生活音が気にならない点です。
階上の足音や生活音は意外に響くので、「とにかく静かに暮らしたい!」という方は、最上階の角部屋を選ぶとよいでしょう。

1階の角部屋を選ぶメリット

1階の角部屋を選ぶメリットは、一般的な角部屋に比べて家賃をおさえられる点です。
また引っ越しの際、荷物の搬入が楽におこなえます。
角部屋は共有廊下の1番奥まっている場所にあるため、1階に住むだけでも家までの導線が短くなり、引っ越しが楽になるのではないでしょうか?

賃貸物件の角部屋に住むデメリット

賃貸物件の角部屋に住むデメリット

次に賃貸物件の角部屋に住むことで生じるデメリットを見ていきましょう。

家賃が割高になる

角部屋の大きなデメリットとして、家賃が割高になるという点が挙げられます。
先述した通り角部屋にはメリットがたくさんあり、希少で特別感もあるため、常に人気の間取りです。
家賃を高く設定しても借りる人が絶えないため、家賃が割高になっているケースが多くあります。
中部屋と比べて数千円から数万円程度アップするので、角部屋を選ぶ際は予算を考慮して選ぶべきです。
どうしても予算に合わない場合、空き室の期間が長い角部屋なら相談にのってくれるかもしれません。

外気温の影響を受けやすい

室温が外気温に影響されやすいのも、角部屋のデメリットです。
中部屋に比べて角部屋は隣に住戸がないため、夏は暑く冬は寒くなる傾向にあります。
そのため光熱費が高くなってしまうのもデメリットでしょう。
また角部屋は開口部が多い間取りです。
熱の出入りの半分以上は窓からと言われているので、窓の多い部屋は断熱性能が低くなってしまいます。
厚手のカーテンや遮熱カーテン、保温カーテンなどを設置すると、断熱性能の低下や光熱費アップを防げるので、ぜひ取り入れてみてください。
最近は冷気をシャットアウトするビニールカーテンや、窓ガラスに貼る遮熱シートが販売されているので、そういった対策グッズを使用するのもおすすめです。

外からの騒音が聞こえやすい

角部屋はすぐ隣が外のため、外からの騒音が聞こえやすいのもデメリットになります。
駅から近い物件なら、電車が乗り入れる音や駅を利用するお客さんの声、踏切の音も響くかもしれません。
また道路を通る通行人の声や、車やバイクのエンジン音も騒音の1つです。
生活リズムが不規則な方は、寝ている時間に騒音が響かないよう、物件の構造や二重窓の有無など、防音対策がされている賃貸物件かどうかチェックしてください。
内覧時にどの程度の音が聞こえるか、交通量の多い時間帯に確認してみるのもおすすめです。

最上階の角部屋に住むデメリットは?

最上階の角部屋は天井のすぐ上が屋根のため、夏は暑く冬は寒いのがデメリットです。
とくに最近の夏は猛暑のため、室温の温度上昇が懸念されるでしょう。
もし引っ越しの時期が真夏や真冬なら、どの程度影響を受けやすいか内覧時にチェックすることをおすすめします。
また5階以上の賃貸物件の場合、上り下りのためにエレベーターを使うかと思います。
災害時の停電でエレベーターが止まってしまった場合、階段を使って上り下りしなければならず、災害時は思わぬデメリットが生じそうです。

1階の角部屋を選ぶデメリット

1階の角部屋を選ぶデメリットは、日当たりの悪い物件があるというところです。
すぐ隣に建物がある場合、日当たりをあらかじめチェックしてから決定するようにしましょう。

まとめ

この記事では賃貸物件をお探しの方に向け、角部屋と中部屋の違いや、角部屋を選ぶメリットとデメリットを見ていきました。
希少価値の高い角部屋にはさまざまなメリットがありますが、その一方でデメリットも生じます。
両者を天秤にかけ、理想の部屋探しをおこなってください。

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