ROOTS(ルーツ) > 株式会社ROOTS 森下店のスタッフブログ記事一覧 > 24時間ゴミ出し可の賃貸はどうなの?メリット・デメリットや注意点は?

24時間ゴミ出し可の賃貸はどうなの?メリット・デメリットや注意点は?

カテゴリ:不動産豆知識

24時間ゴミ出し可の賃貸はどうなの?メリット・デメリットや注意点は?

ゴミ出しは一軒家でも賃貸でも必要で、自治体によってゴミ出しをする曜日や時間帯はバラバラですよね。
特に、一人暮らしをしていて仕事で忙しい社会人や、家事で忙しい主婦などはゴミ出しを指定の時間までにできない場合があります。
そんな人の悩みを解決できる「24時間ゴミ出し可の賃貸」が増えていますので、メリットやデメリット、注意点を分かりやすく解説していきます。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら

24時間ゴミ出し可の賃貸のメリット

24時間ゴミ出し可の賃貸のメリット

一番は「時間を気にせず24時間いつでもゴミを出せる」ということに尽きます。
24時間ゴミが出せないと、下記のような問題が起きてくることになります。
ゴミ出しの時間が指定されている場合、出勤準備や家事で忙しい朝の時間帯(6時~9時頃の間)に出さなければいけません。
時間外に出してしまうと、猫や鳥などに荒らされてしまうケースもあります。
近所の人や大家さんなどの周りの目もあるので、クレームを言われてしまい、肩身のせまい思いをする可能性もあります。
さらに、仕事が不規則な場合は、朝の時間帯に出せないなんてことも普通にあります。
一人暮らしの場合は、忙しすぎてゴミ出し自体ができない状態が続くと、だんだん面倒くさくなってくる人もいます。
そうなると、なかなか出せずに部屋にゴミが溜まってしまい、夏場などは臭いや衛生面で問題が出てくる可能性があります。
賃貸の場合で、特に間取りの小さいアパートでは、隣人など周りの環境にも影響が出てしまい、大家さんに通報されるなどのトラブルにもなりかねません。
こうした悩みを解決してくれるのが「24時間ゴミ出し可の賃貸」というわけです。
どんなに忙しくても、いつでも自分のタイミングでゴミが出せるので、溜まってきたらゴミを出そうという気になれます。
元々ゴミ出しが面倒だと思っている人でも「いつでも出せる」という気軽さがあるので、ゴミが溜まったら出すという習慣が身に付きやすくなります。
ゴミを溜めないという生活ができれば、部屋を清潔に保つことができます。
清潔感のある部屋は隣人にも迷惑をかけずに済みますし、気持ちのいい日常生活を送れるようになります。
それに、24時間ゴミ出し可の賃貸の場合は、そうではない賃貸と違って敷地内にゴミ集積所が設置されているので、わざわざゴミを歩いて遠くまで捨てにいく必要がありません。
忙しい中でゴミ出しの時間を短縮できるのは、願ってもないことです。

24時間ゴミ出し可の賃貸のデメリット

24時間ゴミ出し可の賃貸のデメリット

かなり多くのメリットがあるので「デメリットなんてないのでは?」と思われる人もいるかもしれませんが、もちろん存在します。
時間指定のごみ集積所の場合は、その時間が過ぎるとゴミを回収しに来てくれますが、24時間ゴミ出し可の場合は、回収業者がすぐに来てくれるわけではありません。
ゴミは放置しておくと猫や鳥などに荒らされてしまうことがあり、景観的にも気持ちのいいものではありません。
さらに、生ゴミの割合が多ければ異臭がするようになってしまう、小バエやゴキブリなどの虫が湧いてしまうなど、不快な思いをする可能性もあります。
24時間ゴミ出し可というのは、そうでない場合と違って設備の維持管理費が、他の物件よりかかってしまう場合があります。
そうなれば、その分を回収するために、家賃や共益費などを高く設定されていることもあります。
物件によってはゴミ捨て場が道路側にあり、不特定多数から見られる位置にあると、住人以外の人に捨てたゴミを見られたり持ち去られたりする可能性もあります。
特に需要な情報をシュレッダーにかけたものや、女性特有のものなどは回収業者が来るまでは、対策をしていないゴミ捨て場だと無防備になることもあるので、気にする人は気にしてしまいます。
いつでも気軽にゴミが出せるというのは、自分の都合を考えるとメリットがあるものの、周りのことを考えるとデメリットになる部分もあるということです。

24時間ゴミ出し可でのトラブル事例

これは、とあるマンションにあるゴミ捨て場でのトラブル事例です。
「私のマンションのゴミ捨て場は扉のついた小部屋で、「生ゴミ」「粗大ごみ」「燃えるゴミ」など、どんな種類でも24時間いつでも出すことができます。
こういった状況のためか、夏に近づくにつれゴキブリの巣窟になります。
当然マンション側もこの状況を見過ごすわけもなく、夏になる前に対策として、ゴミ捨て場にバルサンのようなものを炊いているようです。
ですが、そんな対策もむなしく、生き残った大量のゴキブリが逃げ出して、マンションのベランダに通じる排水溝を登ってきます。
夜に洗濯物を干しにベランダに出ると、だいたい2~3匹ほどは足元で動いているのを確実に見ることができます。
私はエアコンが苦手で窓を締め切ることができないので、ゴキブリがいなくなるスプレーを試したものの、全く効果はありませんでした。
原因となる排水溝を網で閉じたとしても、隣のベランダの排水溝から登ってくるのか、なぜかこちらに侵入されます。
網戸などの隙間をゴムで埋めたりしてみたものの、どうしても部屋の中に入ってきてしまいます。」
このようなトラブルが、実際に起っている人もいます。
その他には、生ゴミの臭いが置き場に充満して、悪臭が漂うというケースも多くなっています。
さらに、ゴミ捨て場が外から丸見え状態の場合には、捨てたゴミの中から使えそうなものを誰かに持ち去られてしまうこともあります。
捨てたものに対しては、所有権を放棄したとみなされるため法的な問題はないにしろ、嫌がる人がいるのも事実です。

24時間ゴミ出し可の賃貸に住むときの注意点

24時間ゴミ出し可の賃貸に住むときの注意点

これまでメリットやデメリットを、それぞれご紹介してきましたが、これらを踏まえた上での注意点を解説します。

最低限のルールやモラルを意識する

「ゴミ捨て場のルールを守る」ということを、特に意識しておきましょう。
24時間自由にゴミを捨てられるというのは、個人にとってはかなり嬉しいポイントになります。
ですが、周りの人のことも考えれば、定められたルールを守ることや、モラルを意識しておくべきです。
具体的にいうなら、ごみの分別はもちろんのこと、深夜に大きな音を立ててゴミを捨てたりするのは、ルールもさることながらモラルの問題でもあります。
ゴミを出す時間は自由とはいえ、あくまで賃貸やゴミ捨て場というのは自分だけが利用しているものではありません。

ゴミ捨て場に近い部屋は注意

物件探しのときは、さまざまな条件で部屋を決めますが、ゴミ捨て場が近い部屋には注意しておきましょう。
特に臭いに敏感な人であれば、ゴミ捨て場の衛生状態が悪ければ、夏場に近づくにつれて生ゴミなどの臭いが風などで部屋の中にも入って来る可能性があります。
ゴミ捨て場の状況を事前に確認して清潔に保たれている、管理体制がしっかり整っているような状況であれば臭いの問題は起こりづらいです。
確認するのにうってつけなのは、物件の内覧時に確認することができますし、不動産会社にもゴミ関係のトラブルがないかなども、聞いてみるといいでしょう。

まとめ

24時間自由にゴミが捨てられるというのは、朝忙しい社会人や主婦の人にとっては、時間を気にせずゴミが出せるので魅力的な条件です。
ですがメリットが多いとはいえ、その反面デメリットもあり、自由だからといって自分本位に考えるばかりでは住人とのトラブルにもつながりかねません。
自分自身も一緒に住んでいる住人も、みんなが快適に過ごせるよう意識し、日頃からルールの確認や実践をすること、必要最低限のモラルを持ってゴミを捨てるように心がけましょう。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら
≪ 前へ|初期費用のメリットが大きい!フリーレントの賃貸を選ぶポイント   記事一覧   物件を選ぶときの部屋の方角はどれがいい?東西南北それぞれの特徴!|次へ ≫

トップへ戻る

来店予約