ROOTS(ルーツ) > 株式会社ROOTS 森下店のスタッフブログ記事一覧 > 物件を選ぶときの部屋の方角はどれがいい?東西南北それぞれの特徴!

物件を選ぶときの部屋の方角はどれがいい?東西南北それぞれの特徴!

カテゴリ:不動産豆知識

物件を選ぶときの部屋の方角はどれがいい?東西南北それぞれの特徴!

物件の部屋選びをする際のポイントは、家賃・立地・間取りなど人それぞれあります。
なかでも「部屋が東西南北どの向きなのか」という、方角を気にする人が多いと思います。
今回はそんな人向けに、東西南北それぞれの特徴やメリット・デメリット、おすすめの向きなどをご紹介していきます。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら

物件の方角で人気な「南向き」部屋の特徴

物件の方角で人気な「南向き」部屋の特徴

よく「南向きの部屋が人気です」のような表現をよく目にしますが、具体的にどんな部分が人気なのかを解説します。

「向き」って何が基準?

南向き解説の前に、「~向き」とは何を基準にした向きなのかを、ご紹介しておきます。
基本的には「ベランダ(バルコニー)」や「部屋で一番大きな窓」が基準になり、どの方角に向いているかという意味になります。

特徴

東西南北の人気順においては「南向き」が一番人気で、続いて「東向き」「西向き」「北向き」という順番になっていることが多いです。
人気なだけに方角が南というだけで、物件の家賃や価格に反映されるほど影響力を持っています。
では、なぜこんなにも人気なのかといえば「安定した日当たりの良さ」が挙げられます。
南の方角は太陽の光が安定して入ってくるため、日照時間が長いのが特徴です。
日照時間が長いということは「日当たりの良い明るい部屋」ということになり、大抵の人はこの条件に魅力を感じているため、他の方角よりも人気というわけです。

メリット

上記でもお伝えしましたが、最大のメリットは「安定した日当たりの良さ」になります。
よほど薄暗い部屋が好きな人でなければ、南の方角を選択するでしょう。
明るい日差しが入ってくるので日中でも部屋の中は暗くなりづらく、照明器具を使用しなくても快適に過ごすことができます。
観葉植物やガーデニングが趣味の人であれば、日光をたっぷり浴びさせることができるので、育てやすい環境が手に入ります。
洗濯物に関しても、安定した日差しが確保できるので乾きやすくなります。
特に冬場の寒い日でも、太陽が出ていれば自然な日差しによる暖かさを得ることができ、日中であれば暖房器具を使用する頻度も減るので、電気代節約にも貢献してくれます。
このように、さまざまなメリットがある一方で、デメリットも存在します。

デメリット

「日当たりが良い」ということは冬場であれば暖かいですが、裏を返せば夏場は暑くなりやすくなるということです。
そうなれば、暑さをしのぐためにエアコンを稼働させることになるので、電気代がかさんでしまうケースもあります。
日光がよく入っている部屋になるので、家具や壁紙が日焼けする可能性もあります。
大切な本が保管されている本棚や、何かしらの価値があるコレクションなども日焼けしてしまうので気をつけましょう。
日焼けや温度が上がることで都合が悪くなるものは、南側に置くのは避けるべきです。
あとは、家賃が高めに設定されていることが多いのもデメリットですが、人気で好条件であることを考えると、仕方ない部分ではあります。

南向き以外の東向き・西向き・北向きの特徴

南向き以外の東向き・西向き・北向きの特徴

一番人気の南についてご紹介してきましたが、ライフスタイルによっては南にこだわらずとも、他の方角のほうがいいという場合もあります。
ここからは「東向き」「西向き」「北向き」について、特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

東向き物件の特徴やメリット・デメリット

東向きは南に続いて人気の部屋で、太陽は東から登ってくるため午前中の日当たりが最高だということです。
遮光カーテンを付けていない、東側に大きな建物など太陽を遮るものがない限りは、気持ちの良い目覚めを体験できます。
朝に弱い人や、気持ちよく目覚めたい人にとっては最適な部屋といえます。
その反面、午後からの日当たりは悪くなります。
夏場は涼しくなるのでプラスになりますが、冬場は午後になるにつれて寒さが増してきますので、洗濯物を干す際には午前中に干す必要があります。
温度も下がってくるのに加え、明るさも午後になると暗くなっていきます。
家賃の高さは南の次に高くなりがちです。

西向き物件の特徴やメリット・デメリット

西の方角は人気でいえば3番目になることが多く、東とは反対の性質を持っています。
東から登った太陽が午後には西へ沈んでいくので、午後から日差しが強くなり冬場でも暖かくなってくれます。
洗濯物を干す際は、午後からのほうがよく乾きます。
午後からの太陽は東よりも低い位置になるので、部屋の奥の方まで日光を届けてくれます。
西向きの部屋は、午後になるにつれ暖かさと明るさをもたらしてくれます。
逆に、午後から気温が上がっていくので、特に夏場は暑くなりがちです。
午後からの太陽は位置が低いので、日光の光が部屋の奥まで届きやすく、壁紙や本などの物が日焼けする可能性があります。

北向き物件の特徴やメリット・デメリット

東西南北という文字通り、部屋の方角で北向きは一番人気がありません。
その原因は「暗い・寒い」という現状があるからで、北の方角は太陽の光が一番入りづらいため、日中を通して暗く温度が低くなる傾向にあります。
日差しが入りづらいと洗濯物が乾きにくくなりますし、湿度も高くなりやすくカビや結露も発生しやすくなります。
ただし、人気がないだけに東西南北の中では、家賃が一番低い傾向にありますので、気にしない人にとっては経済的です。
夏場であれば太陽の光が届きにくいので、暑さが苦手な人にとっては快適に過ごすことができます。
直接、日差しが入ってこないため日焼けする心配がなく、微量な光は入ってくるので自然な明るさになります。

物件の方角でおすすめなのは?

物件の方角でおすすめなのは?

これまでご紹介してきた内容を含めて、どの方角がどんな人におすすめなのかを、それぞれご紹介していきます。

南向きの部屋に向いている人

日照時間が長く、暖かく明るい部屋に向いている人は以下のとおりです。

●家賃の高さより日当たりの良さを重要視する人
●日中通して光が差し込んでくるので、自宅で仕事をしている在宅ワーカーの人
●安定した日差しが得られるので、家族の人数や洗濯回数が多い人
●とにかく寒さが嫌いで、日中でも暖かい部屋に住みたい人
●冬場など寒い日の電気代を、なるべく節約したい人

東向きの部屋に向いている人

午前中に日差しが強く、午後にかけて光の強さや気温が下がる部屋に向いている人は以下のとおりです。

●朝は太陽の光でスッキリ目覚めたい人
●早起きが苦手なので自然の力で克服したい人
●午後にかけて気温が下がるので、夏場のような暑さに弱い人
●午前中に洗濯物を乾かしたい、乾かす必要がある人
●ベランダやバルコニーで、観葉植物やガーデニングなどの趣味を楽しみたい人

西向きの部屋に向いている人

午前中は日差しが弱く、午後にかけて光の強さや気温が上がる部屋に向いている人は以下のとおりです。

●夜勤帯の時間に働くため、朝はぐっすり眠りたい人
●午前中はなにかと忙しく、午後にゆっくり洗濯物を干したい人
●午後にかけて気温が上がるので、冬場のような寒さに弱い人
●冬場でも午後からの気温が下がりづらいので、暖房代を節約したい人

北向きの部屋に向いている人

日差しが入りづらく、温度もそれほど上がらない部屋に向いている人は以下のとおりです。

●家賃が安めに設定されていることが多いため、生活費をなるべくおさえたい人
●直射日光が入らないので、体質的に暑がりで夏でも涼しい部屋に住みたい人
●日中はほとんど家におらず、日差しの有無を気にしない人
●家具や壁紙などの日焼けを気にする人

まとめ

東西南北の部屋に関する情報や、おすすめはどの方角か、などをご紹介してきましたが、人によって重要視する部分は違います。
一番大切なのは「なにを一番に求めるのか?」ということであり、一般的にデメリットといわれることが、あなたにとってはデメリットではないかもしれません。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握して、あなたにとって最適な部屋探しをしてみてください。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら
≪ 前へ|24時間ゴミ出し可の賃貸はどうなの?メリット・デメリットや注意点は?   記事一覧   賃貸住宅の「初期費用」には何が必要?節約できる物件もある|次へ ≫

トップへ戻る

来店予約