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賃貸の更新月が来た!更新or引っ越しどっちがおすすめ?

カテゴリ:不動産豆知識

賃貸の更新月が来た!更新or引っ越しどっちがおすすめ?

賃貸物件の多くは契約後数年経過すると、更新の時期がやってきます。
費用を払わないと住み続けられない物件もあり、更新するか引っ越しするか悩む方も多いのでは?
では更新と引っ越し、それぞれどのような方におすすめなのでしょうか?
この記事では賃貸物件を検討中の方に向け、更新と引っ越しにかかる費用やそれぞれのメリット・デメリットをお伝えします。

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引っ越しせず更新!賃貸にそのまま住み続ける場合

引っ越しせず更新!賃貸にそのまま住み続ける場合

まずは引っ越しせず、賃貸を更新するメリット・デメリットを見ていきましょう。

契約更新して賃貸に住み続けるメリット


●住み慣れているので安心感がある
更新するメリットは、安心感があるというところです。
はじめて更新時期をむかえる場合でも、最低でも1年から2年は住み続けているかと思います。
1年以上住んでいるなら家の使い勝手はもちろん、ほかの入居者がどのような家族構成なのか、物件の周辺環境も把握できているでしょう。
そのため更新すれば、住み慣れた住環境で生活を続けることが可能です。

●引っ越しの手間を省ける
引っ越しするためには時間とお金がかかります。
引っ越し業者の選定やスケジュール調整、荷物の梱包や開梱など多くの手間も必要です。
更新し住み続ければ引っ越しの手間がカットでき、今までと変わらない生活を送れます。

●家賃が安くなることも
大家さんやオーナーにとって、長く住み続けてくれる入居者は大切なお客さんです。
そのため更新のタイミングで家賃が安くなる可能性もあります。
賃貸の築年数や経年劣化が考慮され、家賃を下げてくれることもあるでしょう。
また更新時期は家賃交渉のベストタイミングです。
住んでいた期間が長ければ長いほど、空き室の家賃が下がっている可能性があります。
同じ間取りや仕様でも、ほかの部屋と家賃の金額に差がある場合は、大家さんやオーナーに交渉してみてください。

契約更新して賃貸に住み続けるデメリット


●ほかの部屋と比べて設備などが古くなる
空き室がなかなか埋まらなかったり、設備が古くなったりすると、その部屋をリフォームして入居者を募る場合があります。
キッチンや洗面台の新調や畳からフローリングへの張り替えなどがおこなわれ、自分の部屋よりグレードが高くなることもあるでしょう。
入居者がいる場合は大掛かりなリフォームがおこなえず、設備などが古くてもそのまま使い続けなければなりません。
更新する場合は同じ家賃を支払っているに、設備や仕様のグレードが異なるのがデメリットです。

●更新料がかかる
更新するためには更新料を支払うのが一般的です。
更新料は大家さんやオーナーに支払うお金で、家賃とは別に支払います。
賃貸によって金額は異なりますが、更新月は家賃と一緒に支払う必要があり、金銭的な負担が大きくなるでしょう。
更新料の支払いを避けるために、更新月に引っ越しをする方も実際多くいます。

更新する場合にかかる費用は?

引っ越しせず更新する場合は、先述した通り更新料が発生します。
更新料のみなら家賃の1カ月分から2カ月分で済みますが、さらに火災保険料や保証会社への料金も支払わなくてはなりません。
またなかには更新手数料が発生する賃貸もあります。
保証料は家賃の3割から7割程度、火災保険料は20,000円前後、更手数料は家賃の0.25カ月分が相場です。

賃貸を更新せず引っ越し!引っ越しするメリットとデメリットは?

賃貸を更新せず引っ越し!引っ越しするメリットとデメリットは?

では賃貸を更新せず引っ越した場合、どのようなメリット・デメリットが生じるのでしょうか?

契約更新せず引っ越しするメリット


●もっと家賃の安い物件に住める
更新しなければ、今の家賃よりもっと安い場所へ引っ越しすることが可能です。
住むエリアにこだわりがなければ、より物価の安い地域を選べ、毎月の固定費を削減できるでしょう。

●断捨離できる
同じ場所に長く住んでいると、荷物がどうしても増えてしまいます。
大掃除などのタイミングで断捨離も可能ですが、「いつか使うだろう」「これは高かったから…」と思い、捨てられないものも多いはず。
引っ越しは断捨離のチャンスと言われるほど、ものを処分するには良いタイミングです。
新居のクローゼットに見合った数の洋服だけ持っていく、部屋の雰囲気に合わない家具は思い切って処分するなど、思い切った断捨離ができるのも引っ越しのメリットです。

●ライフスタイルの変化にも期待
引っ越しして住む場所が変わると、生活習慣やライフスタイルが変化するかもしれません。
スーパーが近くにあれば、今まで外食ばかりだった方が自炊に目覚めるかもしれませんし、広い公園があればウォーキングやランニングといった運動習慣が身に付くことも。
いきつけのお店を新しく開拓したり、通勤時間に見る景色が変わって刺激を受けたり、さまざまなメリットが期待できます。

契約更新せず引っ越しするデメリット


●引っ越し費用がかかる
更新せずに引っ越しを選んだ場合、引っ越し費用が発生します。
家族の人数によって荷物の量が異なるため、費用はそれぞれ異なりますが、「引っ越し貧乏」という言葉あるほど引っ越しにはコストがかかります。
春などのオンシーズンは引っ越し業者への費用も割高になるため、時期にも注意が必要です。

●環境に慣れる必要がある
新天地での生活や、環境に慣れる必要があるのもデメリットです。
ご近所付き合いや自治会の役員など、はじめからコミュニティをつくらなければなりません。
お子さまがいて転校する場合、新しい学校にも慣れるかも心配です。

どのような人に賃貸の更新(引っ越し)がおすすめ?

どのような人に賃貸の更新(引っ越し)がおすすめ?

賃貸契約を更新(引っ越し)は、どのような方におすすめなのでしょうか?
更新する場合は更新料や火災保険料がかかり、しない場合は引っ越し費用や新居の敷金などが発生します。
一般的に引っ越しする場合の費用の方が数万円から数十万円高くなるため、今の住居に不満がないなら更新するのがおすすめです。
新居を探す手間や引っ越しの大変さを思うと、更新料を支払えば今までと同じ生活を送れます。
反対に家賃を下げて固定費をおさえたい場合は、更新を機に引っ越ししてもいいでしょう。
家賃が月に1万円下がるだけで、初期費用などを含めても何年か住めば数万円から数十万円はお得になりおすすめです。
また賃貸を更新するか否かは、金銭的なことだけでなく生活環境も視野に入れてみてください。
リモートワークや自粛生活を求められる今、より住みやすい住環境へ引っ越す方が増えています。
「騒音が気になる」「駅から遠い」「近くに買い物スポットがない」といった些細なことでも、積もり積もって大きな負担となるからです。
今より良好な住環境があれば、暮らしに余裕が出て豊かな毎日を送れるのではないでしょうか?
「更新のお知らせ」が届くのは、更新月の3カ月から1カ月前です。
どうしても費用など金銭的なことに目がいきがちですが、住みやすさなどもチェックしておくといいでしょう。
近々転職の予定があったり、結婚したりする方は今後の新しい生活を考えてみるといいですね。
住まいに対する考え方や理想は人それぞれなので、みんなで話し合い、家族なりの答えを見つけるのが得策です。
その答えは、本当の意味で「お得」や「幸せな暮らし」につながるかもしれません。

まとめ

この記事では賃貸契約の更新と引っ越しをテーマに、それぞれのメリット・デメリットをお伝えしました。
更新も引っ越しも費用が発生するので、どちらがおすすめなのかは一概には言えません。
今の場所が住みやすいのであれば、無理に引っ越ししないという選択肢も検討してみましょう。

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