賃貸を探すなかで、デザイナーズアパート(マンション)というものを目にしたことがありませんか?
「ハイセンスで個性的」というイメージのあるデザイナーズ物件ですが、一般的な賃貸とはどのような違いがあるのでしょうか?
この記事では賃貸物件をお探しの方に向け、デザイナーズアパート(マンション)をテーマに、一般的な賃貸の違いや住むメリット、注意点をお伝えしていきます。
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弊社へのお問い合わせはこちらデザイナーズアパート(マンション)と一般的な賃貸の違いとは?
まずデザイナーズアパート(マンション)とは、一般的な賃貸とどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
そもそもデザイナーズアパート(マンション)には具体的な定義や法律的な縛りがなく、一般的に建築家やデザイナーがプランニングした賃貸のことを総称して呼びます。
有名な建築家が手掛けた物件ならわかりやすいのですが、なかにはオシャレなクロスを貼っただけの賃貸も、デザイナーズアパート(マンション)に当てはまるのです。
しかしどのような賃貸も建築家や設計士なしでは建てられません。
デザイナーやなかにはインテリアコーディネーターが携わり、オシャレでカッコいい仕上がりになっている物件もあるでしょう。
デザイナーズアパート(マンション)とは、「建築家が明確なコンセプトを持ち、外装や内装などにこだわった賃貸」という表現が適しているかもしれません。
一般的な賃貸との違いとは?
デザイナーズアパート(マンション)と一般的な賃貸の違いとは、不動産会社によって考え方が異なります。
一般的には以下のような物件をデザイナーズアパート(マンション)に分類しているので、おさえておくといいでしょう。
●建物のコンセプトや内装のデザインが統一されている
●外観や内装が個性的
●グッドデザイン賞を受賞したことがある
●有名建築家やデザイナーの名前がはっきりしている
一般的な賃貸とは違い、建築家の思いやこだわりが垣間見える物件をデザイナーズアパート(マンション)と呼ぶことが多いようです。
デザイナーズ賃貸に住むメリットとは?
ではデザイナーズ賃貸に住むメリットとは、どのようなことが挙げられるのでしょうか?
とにかくオシャレでハイセンス
デザイナーズアパート(マンション)のメリットは、とにかくオシャレでハイセンスなところです。
一般的な賃貸との違いでもお話ししましたが、デザイナーズアパート(マンション)は建築家が独自のコンセプトを持ってプランニングしています。
そのため一般的な賃貸とは異なり個性的なカッコ良さを持っているので、思わず人を呼びたくなるのがメリットです。
またデザイナーズアパート(マンション)なら、無垢材やコンクリート打ちっぱなしなど、居住スペースだけでなく共有部分も含め全体がオシャレに仕上がっています。
中庭があったり華やかな植栽が植えられていたり、螺旋階段が設置されていたり、賃貸物件における「1点もの」のような存在といえるでしょう。
デザイナーズアパート(マンション)に住めば家に帰るのが楽しみになり、自宅で過ごす時間が充実したものになりそうですね。
開放感のある室内空間
デザイナーズアパート(マンション)は、天井が高かったり窓などの開口部が大きかったり、開放感を感じられるのもメリットです。
一般的な賃貸は天井の高さが2400ミリメートルほどですが、デザイナーズアパート(マンション)なら2500ミリメートル以上の物件も多くあります。
天井高は低ければ低いほど圧迫感を感じますが、高ければ高いほど開放感を得ることが可能です。
大きめのシャンデリアやシーリングファン付きの照明など、存在感のある照明器具を取り付けることも可能でしょう。
設備や仕様が充実し暮らしやすい
デザイナーズアパート(マンション)のメリットとして、設備や仕様の充実さも挙げられます。
テレビモニター付きインターフォンやオートロック、宅配ボックスなど、便利な設備が整い、生活の質を上げてくれるのが魅力です。
デザイナーズアパート(マンション)とは防犯カメラや24時間警備会社が監視しているところもあり、セキュリティ面でも安心できる住まいといえます。
女性の1人暮らしやお子さまを持つファミリーにもおすすめですね。
リモートワークにもピッタリ
近年は自宅で仕事をするリモートワークの方が増え、在宅時間が長くなったという方も多いのでは?
自宅を仕事場にするということは、家の過ごしやすさがモチベーションアップにつながるかと思います。
デザイナーズアパート(マンション)であればオシャレな空間で仕事ができ、仕事の効率も良くなるのではないでしょうか?
ハイセンスでかっこ良いオフィスになれば、仕事仲間や友達を呼ぶ際も自慢できそうです。
また会社のオフィスと聞くと、シンプルで無機質なイメージがあります。
自宅ならインテリアやデスク周りを好きにアレンジでき、ワークスペースをおしゃれに格上げできるのもメリットでしょう。
デザイナーズ賃貸の注意点とは?
次にデザイナーズ賃貸に住むうえでの注意点を見ていきましょう。
家賃が割高に設定されている
デザイナーズアパート(マンション)の注意点は、家賃が高めに設定されていることです。
建築家やデザイナーが手掛けているぶん、外壁材やクロス、間取りにこだわりがあり、コストをたくさんかけている賃貸も多くあります。
その建築費用が家賃に反映されるため、一般的な賃貸と違い割高になってしまうのです。
有名建築家やグッドデザイン賞を受賞したことのあるモデルの場合、さらに家賃が高くなるかもしれません。
1.5倍から2倍の価格になることもあるので、予算オーバーにならないよう気をつけましょう。
生活導線がイマイチで生活しにくい場合も
こだわりのあるデザイナーズ賃貸でも、実際に住んでみると生活導線がイマイチな場合があります。
独特の間取りは一見するとオシャレですが、実際は不便を感じるかもしれませんし、開放的な大きな窓は室内が外から見えてしまい、プライバシーに欠けてしまうことも。
開放感がありすぎるがゆえ、落ち着いて生活できない場合もあるということを注意点としておさえておきましょう。
コンクリート打ちっぱなしは夏暑く冬寒い
デザイナーズアパート(マンション)でよくあるコンクリート打ちっぱなしの賃貸は、壁の性質上、夏暑く冬寒いのが注意点です。
クールで現代風の見た目ですが、夏や冬は光熱費がかさむという声も多くあります。
またコンクリートは水分を吸収する性質を持っているので、結露の発生が懸念されるのも注意点といえるでしょう。
換気扇や除湿器の活用が必須となるかもしれません。
ベランダがないことも
外観の美しさを重視するため、ベランダが設置されていない賃貸があります。
あっても洗濯物干しやガーデニングが禁止されているところもあるでしょう。
そのため外干ししたい方や、布団や毛布をお日様にあてたい方にとってデザイナーズアパート(マンション)は不向きかもしれません。
まとめ
この記事では賃貸物件をお探しの方に向け、デザイナーズ賃貸とはどのような物件なのか、一般的な賃貸との違いやメリット、住むうえでの注意点をお伝えしました。
オシャレで個性的な外観や室内を持ち、ワンランクうえの生活がかなうデザイナーズアパート(マンション)ですが、住むうえでの注意点も存在します。
今回お伝えした内容を参考にしていただき、ステキなデザイナーズ賃貸を探してください。
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