上京にともなう賃貸物件探しは、時間が限られるため大変だといわれています。
内見も思うようにできず、場合によっては理想とかけ離れた物件を選ぶことになるかもしれません。
そのため、探し方や引っ越し先の立地、特徴をよく知っておくことがポイントです。
この記事では東京に上京してくる方に向け、賃貸物件探しのポイントをテーマに、おすすめの探し方や江東区と墨田区における立地情報、家賃相場をお伝えします。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら上京にともなう賃貸物件の探し方
上京にともなう賃貸物件探しは、良い物件にめぐり会うための探し方をおさえておくのがポイントです。
地元でおこなう部屋探しとギャップを感じる方もいますし、東京ならではの物件選びに違和感を覚える方もいます。
引っ越し後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないよう、以下の探し方を実践しましょう。
情報収集は自分でおこなう
賃貸物件の探し方でまず挙げられるのは、情報収集を自分でおこなうということです。
すでに上京している先輩や友達に、どのエリアがおすすめなのか聞くのもいいですが、人それぞれ住みやすいと感じる条件は異なります。
そのためエリアや物件の情報収集は、自分でおこなってください。
今はインターネットで物件情報をチェックできますし、写真や周辺情報、口コミなども調べられます。
勤務地や利用する路線を中心に部屋探しをする
上京にともなう賃貸物件探しは、勤務先を中心に探すのがポイントです。
通勤は毎日おこなうことなので、あまり遠いと通勤だけで疲れてしまいます。
家から勤務先までの時間だけでなく、駅からの距離や利用する路線、通勤電車やバスの混雑状況もチェックしましょう。
東京の路線のなかには、通勤ラッシュ時の混雑率が200%を超えるところもあり、慣れない方にとって衝撃的な光景に見えるかもしれません。
通勤ラッシュは「東京の名物」とも呼ばれ、電車の遅延も当たり前のようにあります。
慣れない新生活に加え毎日の通勤ラッシュはしんどいと思うので、おすすめの探し方は住む場所や通勤経路、時間帯を考えることです。
●複数の路線が利用できる駅を最寄りにする
●通勤時間がなるべく短くなる場所を選ぶ
●数分おきに発着がある
JR線や京成線、モノレールなど複数の路線が乗り入れている駅なら、空いている路線を利用して通勤できますし、万が一乗り遅れてしまった場合も安心です。
通勤時間が短くなれば朝の時間を有効活用できるので、上京後の生活も充実するのではないでしょうか?
譲れない条件と家賃の上限を明確にしておく
上京にともなう賃貸物件探しの場合、物件に対する条件と家賃の上限を明確にしておくのも探し方の1つです。
「バストイレ別」「駅から徒歩10分以内」など、賃貸物件に求める条件は人それぞれかと思います。
あまり条件が多いと物件が限られてしまうので、譲れない条件を絞っておきましょう。
また家賃の上限を決めておくのも上京に適した探し方です。
妥協したばかりに、社会人1年目としては高めの90,000円や100,000円のところにし、生活が苦しくなったという失敗談もあります。
そのため「これ以上は出せない」という風に、家賃の上限を決めておくのが得策です。
上京で賃貸物件探しをするなら立地の特徴を知ろう!
上京で賃貸物件探しをする場合、引っ越し先の立地をよく知ることも大切です。
今回は代表例として、江東区と墨田区の立地を詳しく見ていきます。
江東区はどんな立地?
江東区は東京23区の東部に位置する街で、開発がすすんでいる近代的なエリアです。
東京ビッグサイトなどの大規模商業施設や公園、博物館などが立地し、自然も整備されています。
銀座など主要歓楽街へのアクセスが良好なので、便利な立地を求める方におすすめといえるでしょう。
また駅から10分以内の場所にスーパーやコンビニエンスストアなどがそろい、買い物環境も良好です。
JR線やバス便も充実し、アクセス環境の満足度も高いエリアといえます。
江東区の住宅街といえば、閑静な一戸建てが建ち並ぶというより、新しい高層マンションが多いイメージです。
道路もキレイに整備され、美しい景観を楽しめるでしょう。
開発がすすんでいるからこその街並みは、上京後の生活をよりワクワクさせてくれそうです。
墨田区はどんな立地?
墨田区は東京都23区の東部に位置し、隅田川や荒川など水にめぐまれたエリアです。
下町のイメージが強い立地ですが、「東京スカイツリー」の開業にともない、今では有名な観光スポットとなりました。
災害対策がさまざまな場所にあるので、防災都市としてのシンボルにもなっています。
また墨田区には全部で8路線の鉄道が乗り入れていて、上京後は「〇線はどこだろう?」と迷ってしまうかもしれません。
通勤や通学での利用者が多く、朝の混雑率も高いので、ラッシュ時の混雑は避けられないでしょう。
また墨田区の商業施設といえば、東京ソラマチが有名です。
墨田区最大の買い物スポットで、飲食店やスーパー、ドラッグストアなどさまざまなお買い物を楽しめます。
地元の方だけでなく観光地としても有名なので、墨田区に住んでいることをちょっと自慢できそうです。
上京の前に知っておこう!江東区と墨田区における賃貸物件の家賃相場は?
上京のために賃貸物件探しをするなら、探し方や立地の特徴だけでなく、家賃相場もおさえておきます。
江東区の家賃相場
●豊洲駅:ワンルームや1Kで120,000円、1LDKや2DKで160,000円、2LDKで250,000円、3LDKで190,000円
豊洲駅は江東区のなかでも家賃が割高なエリアです。
一気に開発がすすみ、人口密度が増えたことはもちろん、アクセス環境の良さも影響しています。
●東陽町駅:ワンルームや1Kで98,000円、1LDKや2DKで140,000円、2LDKで180,000円、3LDKで220,000円
東陽町駅周辺には江東区役所があるため、江東区のなかの代表的な区です。
下町情緒あふれる雰囲気で、昔ながらの商店街も多くあります。
日々の生活には困らない場所ですが、日本でもトップクラスの混雑率を誇る東西線沿線上の駅です。
ラッシュ時の混雑は避けられないので、通勤時間の調整が必要になるでしょう。
●東大島駅:ワンルームや1Kで70,000円、1LDKや2DKで100,000円、2LDKで130,000円、3LDKで160,000円
東大島駅の家賃相場は、江東区のなかでもっとも安いといえます。
東陽町駅同様、下町だったエリアなので、住環境も良好です。
都営新宿線を利用すれば新宿駅まで1本で出られ、新宿駅周辺に職場がある方におすすめです。
●清澄白河駅:ワンルームや1Kで90,000円、1LDKや2DKで155,000円、2LDKで190,000円、3LDKで210,000円
家賃が高めのエリアですが、東京メトロ半蔵門線と都営地下鉄大江戸線の2路線が利用可能です。
自然が豊かな立地なので、休みの日はウォーキングや散歩など、緑を楽しみながら過ごせます。
江東区は下町と新興住宅地がはっきりとわかれるエリアなので、自分にピッタリの賃貸物件を選んでください。
墨田区の家賃相場
●錦糸町駅:ワンルームや1Kで95,000円、1DKで100,000円、1LDKで140,000円、2LDKで150,000円
●押上駅:ワンルームで80,000円、1Kで90,000円、1DKで100,000円、1LDKで130,000円、2DKで100,000円、2LDKで150,000円
墨田区は東京23区のなかでも比較的家賃が安いエリアです。
都心へのアクセスが良好なのに安い家賃で住めるのは、墨田区ならではのメリットといえます。
職場からの距離にもよりますが、毎月の固定費をおさえたい方は上京先に墨田区を選んでみてもいいですね。
まとめ
上京する方は内見など賃貸物件探しに時間をかけられないため、理想の賃貸物件を探すのが大変です。
引っ越し先の立地や特徴、家賃相場などを事前に情報収集すれば、条件に近い物件を探せるのではないでしょうか?
いい部屋の探し方やポイントをおさえ、新生活を気持ちよくスタートさせてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら