ROOTS(ルーツ) > 株式会社ROOTS 森下店のスタッフブログ記事一覧 > 賃貸における挨拶回りは必要?ケース別に考える必要性とおすすめの粗品・渡す範囲をご紹介

賃貸における挨拶回りは必要?ケース別に考える必要性とおすすめの粗品・渡す範囲をご紹介

カテゴリ:不動産豆知識

賃貸における挨拶回りは必要?ケース別に考える必要性とおすすめの粗品・渡す範囲をご紹介

挨拶回りは新居でのご近所づきあいを深めたり、困ったことがあれば相談できる環境を作れる一番の近道です。
引っ越しのマナーとして済ませておくべきとも言われていますが必須ではなく、無理に自分の情報を教える必要はないのです。
今回は、ケース別で見る挨拶回りの必要性や訪問する部屋の範囲、粗品の選び方について詳しくご紹介いたします。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら

賃貸での挨拶回りをケース別にチェック

賃貸での挨拶回りをケース別にチェック

昔は挨拶回りをすることが一般的でしたが、現在は1人暮らしを中心に挨拶回りをしない人も増えてきて、必須ではなくなりました。
家族構成によっては防犯面を考えて挨拶回りをしなくても良い場合もあるため、ケース別に挨拶回りの必要性を考えてみましょう。

女性の1人暮らしにおける挨拶回り

防犯面に関する不安が多い女性の1人暮らしですが、隣部屋に自分の情報を知られることが不安に思う人も多く、無理に挨拶回りをする必要はありません。
性別関係なく、賃貸での1人暮らしの場合は挨拶回りしない人も珍しくないため、挨拶しないからといって負い目に感じることはないでしょう。
ただ、顔を合わせることによってどんな人が住んでいるか知るきっかけにもなり、問題が起きたときお互い助け合えるような関係を作れます。

特に遠方への引っ越しで周りに友人知人がいない場合、頼れるのは顔を合わせたお隣さんだけというケースも考えられます。
不安な1人暮らしだからこそ挨拶回りを済ましておきたい際は、友人やパートナー、両親に付き添ってもらうのも良い方法です。

家族での引っ越しなら挨拶回りしておこう

家族で引っ越しする際には退去・入居とともに挨拶回りをするケースが多く、できるだけ済ませておくことをおすすめします。
壁が薄いなら声も聞こえやすいですが、声よりも足跡が上下左右の部屋に響いてしまうため、特に小さい子どもがいるご家庭ではできるだけ挨拶回りをしておきましょう。

賃貸における挨拶周りの範囲

賃貸における挨拶周りの範囲

新築戸建てでは工事の音や車両の出入りで迷惑をかけることを踏まえて、両隣3軒と道路をはさんで向かい側3軒範囲に挨拶回りすることがベストと言われます。

賃貸の場合は、生活音が響きやすい上下左右の部屋のみで問題ありません。
もし大家さんが同じ賃貸に住んでいるのなら部屋に伺い挨拶することで、後々困ったことが起きても多少相談しやすくなるはずです。
よりご近所づきあいを深めたい場合は、範囲を広げて2軒隣の部屋まで挨拶回りすることをおすすめします。

また、忘れてはいけないのが退去する際の挨拶回りです。
実家から引っ越すなら必要ありませんが、もし賃貸で暮らしているのなら、引っ越しの日や今までお世話になったこと、退去日は騒がしくしてしまう旨を伝えましょう。

挨拶回りの適切な時間帯

挨拶回りは早すぎず遅すぎない時間帯がおすすめで、食事の時間に被らないような、お昼頃から夕方にかけての時間帯がベストです。
日中は仕事で留守にしている場合もあるため、平日に出なかったらもう一度土日に訪問してみましょう。

留守が続く場合の対処法

1度訪問して留守なら次のタイミングで伺うべきですが、なかにはドアを開けたくない方もいるため、訪問はしつこくなりすぎないよう気をつけましょう。

ドアを開けてもらうポイントは、インターホンを鳴らしドアの前で「〇〇室に引っ越す(名前)です」と名乗ること。
2度訪れて留守だった場合は、粗品にメモ書きを添えてドアノブや郵便受けに入れておくのも良い方法です。

挨拶回りのタイミング

引っ越す当日は部屋の出入りが激しく大きな音を立てることもあり、挨拶回りはできるだけ引っ越しの前日に済ませておきたいところです。

訪問は引っ越しの1週間前~1日前が最適で、訪問時は当日騒がしくしてしまう旨を伝えるとスムーズに入居できるでしょう。
引っ越し前に済ませられないなら家具搬入時でも問題なく、挨拶回りが入居後になる場合は3日以内となるべく早く済ませることをおすすめします。
入居後から1週間を過ぎてしまうと、挨拶回りする丁寧な人と印象はつけられますが、今更と思われてしまう可能性が高いです。

失敗しない挨拶の仕方と伝えるべきこと

実際訪問した際の挨拶は、初対面の相手を不安にさせないよう必要な事だけを伝えて簡潔におこなうことが基本です。

●名前と引っ越し日時
●自分以外の住人について
●夜勤が多いこと
●小さい子どもがいること


名前と引っ越し日を伝えたら、あとは同居人の有無やドアの開け閉め、足音が聞こえる可能性があることを伝えたら十分で、不必要な事を聞いたり話さないことが挨拶回りで失敗しないポイントです。
もし自分が先に入居している立場で、どのようなことを先に伝えてくれたら嬉しいかを考えて伝えることをまとめましょう。

賃貸における挨拶回りで失敗しない粗品選び

賃貸における挨拶回りで失敗しない粗品選び

挨拶回りの粗品は、昔からタオルやお菓子、お米が定番です。
タオルはなにかと使い勝手が良く、お菓子は溶けにくく日持ちするクッキーがよく粗品として選ばれてきました。

生活必需品であるトイレットペーパーやラップも以前から人気でしたが、現在は自治体の指定ゴミ袋やギフト券などの人気が高まりつつあります。
住人の層が事前にわかる場合はケース別に粗品を選ぶ方法もあり、たとえば単身赴任者が多いエリアならレンジで温めるパックごはんや指定ゴミ袋、女性の1人暮らしが多いエリアなら高品質なティッシュやトイレットペーパーがおすすめの商品です。
留守であることを考慮して、ドアノブにかけたり郵便受けに入るサイズの商品から選ぶのも良いでしょう。
対面で渡す際は「こちら粗品の(商品)です」と伝えると受け渡しもスムーズにおこなえます。

粗品で避けるべき品とは

粗品は、誰でも使えるような当たり障りのないものから選ぶと間違いありません。

そのため、香りが強いものや手作りのお菓子は避けるべきです。
細かいことを挙げれば、トイレットペーパーにも香り付きのものはありますし、食品にも好みがあるため、人を選ばない商品はごく一部に限られるでしょう。
1人暮らしならレンジや炊飯器を持っていない人も少なくありません。
その点を考慮すると、やっぱり誰でも確実に使うであろうゴミ袋や、コンビニで使えるクオカードなどが無難でおすすめです。

粗品にかけるべき価格とは

戸建てで近隣との付き合いが長くなると予想できる場合は、1,000円以上の粗品を選ぶ人も少なくありません。
賃貸の場合は1部屋当たり500円~1,000円程度の予算で考えておけば良いでしょう。
挨拶回りの部屋数が多かったり予算を多く立てられない場合は、500円以下でおさまる日用品をおすすめします。

熨斗の必要性とは

贈り物には熨斗を付けて渡すことが古くからの伝統ですが、挨拶回りの粗品につける熨斗(のし)は、自分の名前を覚えてもらうための重要なアイテムです。
熨斗の紙はサービスでつけてくれるお店も多く、粗品購入の際は「引っ越しの挨拶回りに贈る」と伝えておけば、御挨拶用として商品に合った熨斗を選んでくれるはず。

手間に思えるかもしれませんが、ご近所づきあいを深めたい方にとっては必須アイテムと言っても過言ではありません。

まとめ

挨拶回りは、これから円滑な関係を築きたい意思が前提であり、しつこく訪問しないことが基本です。
しかし挨拶回りしなくても良い場合もあるため、もし自分が引っ越す場合は必要かケース別で確認してみてください。
入居後トラブルのない、もしくは問題があれば言えるような環境にするための重要な手段であり、良い印象をつけられるチャンスを上手く活用しましょう。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら
≪ 前へ|1人暮らしの強い味方!ワンルームのメリット・デメリットとは   記事一覧   独立洗面所とは?メリットと必要性について徹底解説|次へ ≫

トップへ戻る

来店予約