賃貸物件で一人暮らしをしている方、もしくはこれから一人暮らしを考えている方にとって、防犯面で不安になっている方もいらっしゃると思います。
とくに女性の一人暮らしでは、賃貸物件を選ぶ際に防犯の高さを条件に入れるという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件で一人暮らしをする際の防犯について、物件選びや防犯グッズなどをご紹介します。
一人暮らしをするうえで考えるべき防犯のポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら防犯面における一人暮らしの物件選びとは?
一人暮らしでは、空き巣や押し入り強盗、ストーカー被害などの被害に合わないためにも、防犯性の高い物件を選びたいですよね。
最初に、防犯面から考える、一人暮らしの賃貸物件の選び方についてご紹介します。
高層階の物件
外からの侵入を防ぐためには高層階の物件を選ぶことをおすすめします。
とくに1階の部屋は窓から侵入される確率が高くなりますので、できるだけ避けましょう。
しかし、実際は2階の部屋でも空き巣被害は少なくはありません。
2階程度の高さであれば、ベランダなどをつたって部屋に侵入されてしまうからです。
そのため、できるだけ高層階の部屋を選ぶことで、窓からの侵入を防ぐことができます。
鍵の種類
賃貸物件の鍵にはさまざまな種類があります。
昔ながらのシンプルな構造のシリンダーキーは、簡単にピッキングされてしまいます。
1990年代に多発したピッキング被害では、主にシリンダーキーの物件が狙われました。
そのため、防犯性の高い鍵に交換する賃貸物件が増え、新築物件では防犯性の高いディンプルキーという鍵を採用することが多いのです。
築年数の浅い物件ではあまり心配はありませんが、築年数の古い物件を選ぶ際は、どのような鍵が使われているのか、内見の際にチェックすることを忘れないようにしましょう。
また、ディンプルキーのほか、カードキーも防犯性が高くおすすめです。
しかし、ディンプルキーやカードキーは防犯性が高い反面、失くしてしまうと複製が大変で費用もかかりますので、紛失には十分に気をつけてください。
防犯カメラの付いている物件
マンションタイプに多いのが、防犯カメラの付いている物件です。
とくにオートロックのあるマンションで設置されている物件が多いでしょう。
さらに、警備会社と連携している物件だと、より安心できます。
また、ホームセキュリティ付きの物件など、防犯性の高い物件を選ぶのもおすすめです。
テレビモニター付きインターホン
新しい賃貸物件にはテレビ付きインターホンが設置されていることが多いですが、築年数の古い物件ですとテレビモニターがついていない物件もあります。
テレビモニターがないと、誰が訪問してきたのか確認することが難しくなってしまいますよね。
録画機能のあるテレビモニター付きインターホンだと、留守中に訪問があった場合、誰が訪問してきたのか確認することができて安心です。
窓が死角になっていない物件
窓が死角になっていると、誰かが侵入しようとしても周りは気づくことができません。
空き巣犯は、人目につかないような死角になっている窓の部屋を狙います。
人通りが多すぎても落ち着かないという方も、完全に窓が死角になっている物件は避けるようにしましょう。
賃貸物件でも使える防犯グッズをご紹介
上記のような物件を選んだとしても100%安全とはいえません。
そこで、賃貸物件でも利用可能な防犯グッズをご紹介します。
防犯フィルム
空き巣犯は、鍵をピッキングして玄関から侵入するか、窓から侵入します。
防犯性の高い鍵であっても、窓から侵入されてしまう可能性も高いということです。
もともと、防犯ガラスを採用していれば良いですが、賃貸物件で防犯ガラスを採用している物件はあまりないといっても良いでしょう。
しかし、賃貸物件は勝手に窓ガラスを交換することはできません。
そこでおすすめなのが、防犯フィルムです。
窓に貼るだけで、窓を割られるリスクを低減することができます。
防犯フィルムを貼ったからといって窓ガラスが割れないわけではありませんが、防犯フィルムを貼った窓ガラスは割るまでに時間がかかるので、空き巣犯が諦める可能性が高いのです。
窓の補助錠や防犯ブザー
防犯フィルムとあわせて使いたいのが、補助錠です。
窓枠やガラスのレール部分に簡単に取り付けることができます。
補助錠を設置しておくと、侵入に時間がかかりますので、空き巣犯を諦めさせる可能性が高くなります。
また、防犯ブザーを設置しておくとより効果的でしょう。
センサーライト
先ほど、高層階の物件を選ぶことがおすすめとお伝えしましたが、高層階の物件は家賃も高く人気もあります。
高層階を希望していても、やむを得ず1階や2階の低層階に住むというケースも少なくはないでしょう。
その場合は、窓にセンサーライトを設置するのが効果的です。
人が通るとセンサーが反応して光る仕組みとなっていて、不審者を侵入しづらくする効果があります。
一人暮らしをするうえで考えるべき防犯のポイント
防犯性の高い物件を選ぶことや、防犯グッズを設置することも大事ですが、防犯意識をもって生活することがもっとも大事なことです。
施錠の確認
防犯性の高い鍵を使用していても、施錠をしていないと意味がありません。
家を出るときは、施錠されていることをしっかりと確認しましょう。
また、ゴミ出しや近所のコンビニなどに行く際にも、注意が必要です。
短時間だからといって、施錠をしないで外に出てしまうと、その隙に家に侵入される可能性もあります。
家から出るときは短時間でも施錠をするように心がけましょう。
また、オートロックだからといって部屋の施錠をしないのも危険です。
外部からの侵入はないかもしれませんが、同じ建物に住む入居者が侵入する可能性もありますので気を付けましょう。
インターホンをしっかり確認する
インターホンが鳴った際、誰か確認せずにドアを開けるのは絶対に避けましょう。
テレビ付きのインターホンがある場合は、誰が訪問してきたのか確認できますが、テレビ付きインターホンではない場合は確認することが難しいです。
どのような要件なのかしっかりインターホンで確認してからドアを開けるようにしてください。
表札はフルネームを使わない
とくに女性の一人暮らしで気を付けていただきたいのが表札です。
フルネームの表札ですと、女性が住んでいることがわかってしまい、狙われやすくなります。
また、玄関やベランダなどに女性らしいものを置かないというのもポイントです。
洗濯物も下着などはベランダに干さないなどの工夫も必要でしょう。
ストーカー対策のポイント
一人暮らしをする際、ストーカー被害にも気を付けなければいけません。
ストーカーの標的にされないためには、同居人がいるように振るまったり、違うルートで帰宅するなどの工夫が必要です。
たとえば、コンビニでお箸を2膳もらうのも効果的です。
女性の場合は、洗濯物をベランダに干す際、あえて男性ものと一緒に干すのも有効でしょう。
そして、賃貸物件を選ぶ際は、駅から帰り道のチェックも忘れずにおこないましょう。
人通りの少ない道を通らなければいけない物件はストーカー被害に合いやすい傾向があります。
まとめ
今回は、賃貸物件で一人暮らしをする際の物件選びの方法や、防犯グッズや防犯のポイントなどをご紹介しました。
防犯性の高い物件を選ぶことや、防犯グッズで身を守ることは、一人暮らしではとても重要なことです。
賃貸物件で一人暮らしをする際は、日頃から防犯意識をしっかりもって生活するようにしましょう。
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