「出張や研修などで短期間だけ部屋を借りたいけれど、通常の賃貸物件だと2年契約の縛りがネックだな…」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで「マンスリーマンション」はいかがでしょうか?
マンスリーマンションとは、1か月ほどの滞在を目的とした賃貸マンションのことです。
この記事では、マンスリーマンションの概要や通常の賃貸借契約との違い、またメリットやデメリットについて解説します。
短期間の滞在目的で部屋探しをしている方は、ぜひ参考にご覧ください。
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マンスリーマンションの「マンスリー」とは、英語で「月々・月ごと」を意味します。
つまりマンスリーマンションは、1か月ほどの短期滞在を前提として貸し出しているマンションなのです。
「マンスリーということは、1か月しか借りられないの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。
1年以上など長く住み続けることも可能です。
またマンスリーマンションは生活に必要な家具がそろっている、敷金・礼金が必要ないなどの特徴があります。
物件によってはペットと住めるところもあり「急な出張でペットホテルに預けるのが難しい」という方にもおすすめです。
マンスリーマンションはどんなときに利用する?
短期滞在に向いているマンスリーマンションですが、一体どんなときに利用するのでしょうか?
ここでは、マンスリーマンションを利用するのにおすすめなケースをご紹介します。
●出張や研修など短期間の滞在場所
●住宅リフォーム中の仮住まい
●一人暮らしや同棲のお試し生活をする場所
●受験や就職活動の際の滞在先
●急な転勤や引っ越しによる、とりあえずの住まい
●通院や付き添いのため近場に滞在したいとき
●外国人留学生の滞在先
●コロナ対策での一時避難場所
上記のようにマンスリーマンションの用途は多岐にわたりますが、どのケースを見ても短期間の滞在を目的としているという共通点があります。
また1か月以上の滞在であれば、ホテルよりもマンスリーマンションを借りるほうがリーズナブルです。
そのため、1か月を超す長期観光の滞在先として選択する方もいます。
ウィークリーマンションとはどう違うの?
マンスリーマンションと同じように「ウィークリーマンション」も耳にしたことがあるという方は多いのではないでしょうか?
英語でいう「ウィークリー」には「毎週・週ごと」のという意味があります。
実はウィークリーマンションとマンスリーマンションには、法律上での明確な違いはありません。
ただし一般的には「マンスリーマンションは1か月以上」「ウィークリーマンションは1週間以上」と滞在期間を定めていることが多いようです。
ウィークリーマンションはマンスリーマンションに比べて、細かい単位で滞在期間を設定できる、よりスムーズな契約が可能というメリットがあります。
マンスリーマンションと一般的な賃貸物件の違いとは?
「マンスリーマンションは、通常の賃貸物件とは具体的に何が違うの?」と思う方も多いでしょう。
概要でも述べたように、マンスリーマンションは短期間の滞在を前提としています。
一方、通常の賃貸物件は長期滞在を前提としているため、設備面と費用面に大きな違いがあります。
どんな違いがあるのか見てみましょう。
マンスリーマンションと一般的な賃貸物件の違い1:設備面
マンスリーマンションは短期間だけ住みたいという方をターゲットに貸し出している物件のため、すぐに生活できるようさまざまな設備が揃っています。
一般的な賃貸物件の場合、生活するためには家具や家電をいちからそろえなければならず、多くの初期費用がかかります。
その点マンスリーマンションは、引っ越してすぐに生活できるという大きな違いがあるのです。
備え付けの設備は物件によって異なりますが、主に以下のような設備が準備されています。
●電化製品:エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビ・電子レンジ・掃除機など
●家具:テレビ台・カーテン・机・椅子・ベッド・本棚など
●小物類:食器類・タオル・バスマット・シャンプー・リンス・ボディソープ・ハンガーなど
上記の他にも、モバイルルーターやアイロンなどレンタルできるものがあったり、追加で購入できたりするものもあります。
引っ越しや家具家電の購入にお金をかけることなく、引っ越し後すぐに生活できるという点はマンスリーマンションの大きなメリットといえるでしょう。
マンスリーマンションと一般的な賃貸物件の違い2:費用面
先ほど概要で少しだけご紹介したように、マンスリーマンションには敷金・礼金が必要ありません。
通常の賃貸物件は、敷金・礼金などで多くの初期費用がかかります。
一方マンスリーマンションは初期費用が一切かからず、退去時も清掃代だけで済むという場合もあり、費用面のメリットがあります。
また光熱費や水道代は日額で設定されていることが多く、手続きや立会いなども必要ありません。
一般的な賃貸物件では入居や退去の際に立会いが必要な場合もあるため、面倒な手続きや立会いがないというのは、仕事などで忙しい方にとってうれしいポイントでしょう。
毎月の家賃に関しては、マンスリーマンションよりも一般的な賃貸物件のほうが安い傾向にあります。
ただし通常の賃貸物件は初期費用や引っ越し費用などがかかるため、その点を考慮して自身の希望条件にあった選択をすると良いでしょう。
マンスリーマンションを選ぶメリット・デメリットとは?
ここではマンスリーマンションを選ぶメリットとデメリットについて解説します。
メリット1:短期間でも契約ができる
一般的な賃貸物件は、1年以内の退去で短期違約金を設定している場合もあり、途中で退去したいとなった場合に違約金がかかります。
その点マンスリーマンションは1か月ごとに契約が可能なため、縛りがありません。
メリット2:契約の延長ができる
出張を言い渡されたものの、帰任の時期がわからないという場合もあるでしょう。
またいつ戻るかもわからない状況で、通常の賃貸物件を借りるのは不安ですよね。
そんな場合もマンスリーマンションであればスムーズに対応できます。
仮に半年の契約で部屋を借りたとして、出張期間がまだ続くようであれば契約の延長をおこなえば良いのです。
1か月単位で契約ができるため、通常の賃貸物件に比べて退去がしやすいというメリットがあります。
メリット3:初期費用の負担が少ない
先ほど通常の賃貸物件との違いにて解説しましたが、マンスリーマンションは家具家電の購入が必要ない場合も多く、初期費用の負担が少ないという大きなメリットがあります。
デメリット1:長期滞在の場合、割高になる可能性がある
1年以上の滞在となると、通常の賃貸物件を借りたほうが安いという場合もあります。
最初から1年以上住む予定であれば、初期費用や引っ越し代金を含めた総合的な費用を比較して、よく検討するようにしましょう。
デメリット2:ほとんどの物件で内見ができない
通常、賃貸物件を選ぶ際には内見をして、部屋の広さや日当たり、内装などをチェックするでしょう。
しかしマンスリーマンションの場合、内見できない物件がほとんどです。
そのため物件の写真で判断し入居したものの、思ったよりも狭い、日当たりが悪いなどのギャップに悩む可能性があります。
ただし会社によっては内見を許可していることもありますので、どうしても事前に室内を見ておきたい場合には確認してみると良いでしょう。
まとめ
今回はマンスリーマンションとは何か、またどんなメリット・デメリットがあるのかを解説しました。
マンスリーマンションは、通常の賃貸物件と比べて設備が整っている、敷金・礼金など初期費用がかからない場合もあるなど「設備面」と「費用面」で大きな違いがあります。
今回の解説内容を参考に、ぜひマンスリーマンションを検討してみてはいかがでしょうか?
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