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線路沿いの賃貸物件に住むメリット・デメリットと騒音対策について解説!

カテゴリ:不動産豆知識

線路沿いの賃貸物件に住むメリット・デメリットと騒音対策について解説!

線路沿いの物件に住んでみたいけれど、騒音がすごいのでは……と気になっていませんか?
電車の音が気になるという点はあるものの、そのほかに大きなメリットもあります。
メリットとデメリットを比べたうえで、賃貸物件を決めると良いでしょう。
ここでは、線路沿い物件のメリットとデメリットについて解説します。
騒音対策についてもお教えしますので、入居を決めた際の参考にしてください。

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線路沿いの賃貸物件に住むメリットとは?

線路沿いの賃貸物件に住むメリットとは?

線路沿いの賃貸物件は、住宅街の物件にはないメリットがいくつもあります。
ここで4つのメリットをご紹介しましょう。

駅近物件に住める

線路沿いの物件の近くには、電車の駅があることが多くなっています。
ひとつの駅に近いというパターンもあれば、2つの駅の中間地点にあって、どちらの駅も利用しやすいということもあります。
通勤で電車を使う方にとっては、大きなメリットだといえるでしょう。
車を持っておらず、電車やバスでの移動が多いという方にもおすすめです。

家賃が安い

線路沿いの賃貸物件は、あまり人気がありません。
その理由は、電車が通る音が気になってしまうという方が多いことです。
電車は平日・休日問わず、日中必ず運行するものです。
夜も日付が変わるころまで走るため、その音が気になって眠れないという方もいます。
このことから、進んで住みたがる方が少ないため、家賃設定も低くなっているのです。
できるだけ家賃を抑えておきたいという方に大きな魅力があります。

希望物件への入居が決まりやすい

前述したように、線路沿い物件は電車の音という問題があります。
そのため、入居希望者はさほど多くありません。
間取りが非常によく、家賃が安くても入居希望者が少ないので、良い物件に入りやすくなっています。
騒音より家賃や間取りにこだわりたいという方は、線路沿いの物件を探してみると良いでしょう。

日当たり良好な部屋が見つかりやすい

線路沿いの物件は、日当たりの良い部屋が多くなっています。
線路周辺は、電車の視界確保などの理由から、高層ビルがありません。
高さのある建物の建設が禁止されているため、日光を遮るような建物がまったくないのです。
部屋に日光が入るため、部屋全体が明るく、温かみのある空間になります。
日光が当たる場所にベランダがあれば、洗濯物も干しやすくなるでしょう。

線路沿いの賃貸物件に住むデメリットとは?

線路沿いの賃貸物件に住むデメリットとは?

線路沿い物件は、家賃が安い、希望物件に入居しやすいなどのメリットがあります。
しかし、騒音などのデメリットもあるため、ここでご紹介しましょう。

電車の騒音

線路沿いなので、物件のすぐ近くに線路があります。
電車は朝から夜中まで運行するため、一日中電車の音がすると思っておきましょう。
電車の音がさほど気にならない方なら良いのですが、気になる方にとってはストレスになります。
休日もゆっくりと休めないため、入居後すぐに引っ越しを考えなければならなくなります。

階層によっては電車から室内が見える

前述したように、線路沿いには高層の建物は建てられません。
そのため、賃貸物件も低階層のものばかりとなっています。
1~4階ほどの物件だと、電車から家の中が見える恐れがあります。
電車は早いスピードで走るため、室内が凝視されることはありません。
しかし、一瞬でも多数の人の目に入るため、カーテンを開けづらいというデメリットが発生します。

ベランダの場所によっては洗濯物が干しづらい

ベランダが線路沿いに設置されていると、洗濯物が干しづらくなります。
前述したように、階層によっては電車から室内が丸見えです。
これは洗濯物も同様で、ベランダの高い位置に干している洗濯物は電車からすべて見えてしまいます。
ベランダの手すり部分が壁になっていれば、壁に隠す位置に洗濯物を干すと良いでしょう。
壁に隠れていれば、電車内から洗濯物が見えることはありません。

洗濯物に砂埃が付く可能性がある

線路沿い物件は、電車の走行時に砂埃が舞う恐れがあります。
ベランダに砂埃が飛んできたらベランダが汚れたり、洗濯物が汚れたりしてしまいます。
洗濯物をもう一度洗濯しなければなりませんので、手間が増えてしまうでしょう。
ベランダの位置によっては乾燥機能付き洗濯機を購入する必要があります。

周辺道路が混雑しやすい

線路沿い物件は、駅から近いという大きなメリットがあります。
しかし、駅周辺は車のとおりも多いため、通勤時間帯はどうしても混雑します。
歩いて通勤する、または電車で通勤している方にとってはさほど問題にはなりません。
ただ、車で通勤するとなると、出発後すぐに渋滞に巻き込まれてしまいます。
通勤時間を早めるなどの工夫が必要です。

線路沿いの賃貸物件に住む際の騒音対策とは?

線路沿いの賃貸物件に住む際の騒音対策とは?

線路沿い物件の大きなデメリットとして、電車の騒音が挙げられます。
ほかのデメリットは工夫次第で改善できるものの、騒音はなかなか改善できません。
ここでは、快適に暮らすための騒音対策方法をご紹介します。

カーテンを買い替える

現在通常のカーテンを使っているのなら、防音機能が付属したカーテンに買い替えましょう。
カーテンは1枚でも構いませんが、防音機能付きのレースカーテンを加えると、さらに音が聞こえにくくなります。
カーテンを開けていても、レースカーテンを閉めていれば室内が見えることもありません。
防音対策だけでなく、室内ののぞき見防止対策としても有効です。

防音シートを貼る

壁に防音シートを貼りつけることも効果的です。
防音シートは、貼り付けたあとに剥がすこともできます。
賃貸物件であっても手軽に使えますし、大家さんに確認を取る必要もありません。
また、防音シートには透明のものもあります。
柄の入ったものを選べば室内の雰囲気を大きく変えられますが、透明のものであれば室内の雰囲気をそのまま残せます。
透明のものは窓ガラスに貼ることもできるため、防音シート+防音機能付きカーテンを設置すれば、より効果的でしょう。

線路側に高さのある家具を設置する

物件の外から入ってくる音は、壁を伝って室内へと届きます。
線路側の壁に高さのある家具を設置すれば、外から入ってくる音の緩衝材にすることが可能です。
音が入りづらくなるため、高さのある家具はできるだけ線路沿いに設置するようにしましょう。

入居前に物件構造を確認

線路沿いの賃貸物件にはさまざまなものがあります。
間取りはもちろんですが、構造の種類に関しても同様です。
構造の種類は、木造ではなく鉄筋コンクリート造がおすすめです。
木造は防音性が低くなっていますが、鉄筋コンクリート造は防音性に優れているという特徴があります。
電車の騒音も入りづらいため、窓を閉めておけば音もさほど気になりません。

ゆっくり休みたいときは耳栓を活用

しっかりと防音対策をしていても、すべての音を遮断することはできません。
電車の走行時の音はとても大きいため、ある程度遮断できれば快適に過ごせます。
休日など、ゆっくり休みたいときは耳栓をして眠ると良いでしょう。
耳栓をすると騒音だけでなく、アラーム音なども聞こえません。
平日の使用はおすすめしませんが、早く起きる必要のない休日は、耳栓を使ってゆっくり休みましょう。

まとめ

線路沿いの賃貸物件は、電車の騒音が聞こえるというデメリットがあります。
しかし、工夫次第で騒音に関する問題は緩和することが可能です。
家賃が安い、電車の駅が近いなどの大きなメリットもあるため、もし興味があれば線路沿い物件を内覧すると良いでしょう。
入居後は防音対策をしっかりとおこない、快適に過ごせる家を作ってください。

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