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賃貸物件を選ぶ際に知っておきたい木造アパートのメリット・デメリット

カテゴリ:不動産豆知識

賃貸物件を選ぶ際に知っておきたい木造アパートのメリット・デメリット

最近は、RC造の物件が増えており、木造は「古い」「音が響く」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、木造にはメリットがたくさんあるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、東京都墨田区・江東区周辺で賃貸物件をお探しの方に向けて、木造アパートの特徴と、メリット・デメリットについて解説します。
木造アパートに住むときの注意点もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

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賃貸物件を選ぶ際に知っておきたい木造アパートの特徴とメリット

賃貸物件を選ぶ際に知っておきたい木造アパートの特徴とメリット

まずは、賃貸物件を選ぶポイントとして、木造アパートの特徴とメリットをご紹介していきましょう。

木造アパートとは

木造アパートとは、壁・柱・床・梁・屋根・階段などの主要構造部に、木材を用いて建築された集合住宅です。
賃貸物件の木造アパートは、3階建て以下の建物で、居室数も少なく、規模が小さい物件がほとんどです。

木造アパートに住むメリット

では、木造アパートに住むメリットをいくつかお伝えしていきますので、賃貸物件を選ぶ際の参考にしてください。

家賃が安い
まず、賃貸物件のなかでも家賃が安いことが大きなメリットです。
ほかの構造でつくられた賃貸物件よりも建築コストが安いことが、理由として考えられます。
立地や物件にもよりますが、似たような築年数・間取りのRC造の賃貸物件と比較して、10%ほど家賃が安い場合もあるようです。
家賃は、毎月の生活費のなかでも大きな割合を占める出費ですし、契約時の初期費用・更新時の費用は家賃が基本になりますから、安ければそれだけ負担が軽くなります。

管理費があまりかからない
階数が低いことやエレベーターなどの設備がないことで、管理費が少なく済みます。

通気性が良い
木材には、通気性が良いという特徴があります。
湿気がこもりにくいので、カビの発生を防ぐ効果があり、ほかの構造よりも室内と外との温度差が小さいため、結露も発生しにくいでしょう。
ジメジメした季節でも、室内の湿度が上がらない効果が期待できます。

空間を有効に使える
木造アパートは、室内の角や天井に梁がありません。
すっきりとした空間なので、家具を配置する際にじゃまになるものがなく、レイアウトしやすいでしょう。
デッドスペースが少ないので、空間を有効に使えますよ。

リラックス効果がある
木材の感触や色、においにはリラックス効果があるといわれています。
自宅は、ほっと一息つける空間であってほしいもの。
木目を活かしたおしゃれなデザインの築浅物件もございます。
このように、木造アパートにはたくさんのメリットがあります。
好立地に住みたい場合、家賃が予算と合わないケースもあるでしょう。
しかし、木造アパートは家賃が安いので、希望するエリアで予算内の物件が見つかる可能性があります。
また、通気性・吸湿性が良いので、アレルギー症状をお持ちの方にもおすすめです。

賃貸物件を選ぶ際に知っておきたい木造アパートに住むデメリット

賃貸物件を選ぶ際に知っておきたい木造アパートに住むデメリット

続いて、賃貸物件を選ぶポイントとして、木造アパートのデメリットについてお伝えします。

木造アパートに住むデメリット

メリットがたくさんある木造アパートですが、次のようにいくつかデメリットもあります。

遮音性が低い
木造アパートは、遮音性が低く、隣の部屋の住人が話している声や外の騒音が聞こえやすい点はデメリットだといえるでしょう。
「うるさい」と感じることもあるかもしれません。
遮音テープや、遮音パネルなどを取り入れることで軽減でき、遮音サッシなどを使っている物件を選ぶのも良いでしょう。
ただし、部屋の位置や物件の周辺環境によって左右されますから、木造だから必ずしも音が気になるというわけではありません。
また、最近は遮音材を増やすなど、騒音に配慮した物件も増えていますよ。

エアコンの効きが悪い
メリットとしてお伝えした通気性が良いという特徴が、裏を返せばエアコンの効きが悪いというデメリットにもなります。
夏は暑さ、冬は寒さに対する対策が必要です。
遮光カーテンや、隙間テープなどのグッズも効果がありますよ。

耐震性がほかの賃貸物件よりも劣る場合がある
RC造などの賃貸物件に比べると、耐震性に不安を感じる方も多いでしょう。
しかし、もともと木造の建物は軽くしなやかで、筋交いや、バランスよく配置された耐力壁などによって、地震に耐えるようにつくられています。
さらに、1981年6月に建築基準法が改正され、2000年6月にさらなる改正がおこなわれたことで、2000年以降に建てられた木造アパートは、耐震基準をしっかりと満たしています。
築年数が古い物件であっても、耐震補強工事をおこなっていれば心配はないので、物件探しの際に確認すると良いでしょう。
このように、木造アパートにはいくつかデメリットがあります。
しかし、建築技術や素材の性能が向上したことで、遮音性・気密性・耐震性といった建物の性能が、従来のものよりも大幅に改善していますよ。

賃貸物件を選ぶ際に知っておきたい木造アパートに住むときの注意点

賃貸物件を選ぶ際に知っておきたい木造アパートに住むときの注意点

最後に、賃貸物件を選ぶポイントとして、木造アパートに住むときの注意点をいくつかお伝えします。

知っておくべき注意点

住み始めて後悔することのないよう、賃貸物件を選ぶ際には、注意点についてもしっかりと把握しておきましょう。

築年月に注目する
耐震性に不安な方は、建物が建てられた年月をチェックしてみましょう。
1981年6月より前に建てられ、耐震補強工事をおこなっていない場合、新耐震基準を満たしていない可能性があります。
先ほどもお伝えしましたが、2000年に木造建築物に対して耐震基準を見直す法改正がおこなわれました。
賃貸物件を探す際に、2000年6月以降に建てられた物件に絞れば、より安心ですよ。

エアコン機能も確認しておく
築年数が古く、気密性が低い物件は、エアコンの効きが悪い傾向にあります。
最近は、設備としてエアコンが備わっている物件が多いですが、エアコン自体の性能や機能も確認しておきましょう。

騒音を感じにくい部屋を選ぶ
騒音は、間取りや部屋の位置によって左右されるので、できるだけ騒音を感じにくいような部屋を選ぶようにしましょう。
たとえば、角部屋や、大通りに面していない物件などがおすすめです。
実際に足を運んで、周辺の環境もチェックしておきましょう。

ほかの住人と顔見知りになっておく
隣の部屋の音が聞こえやすいということは、ご自身の生活音も響きやすいということです。
たとえば、友人が遊びに来た場合、隣の住人にとっては話し声が騒音になるかもしれません。
「音が響きそうだな」と思った場合、前もって声をかけておくことで、トラブルを防ぐことができる可能性があります。
そのためには、普段からあいさつを心がけ、顔見知りになっておくことが大切です。
過度な付き合いをする必要はありませんが、どのような住人が暮らしているのかを把握しておくことで、お互い助かる場面もあります。
できる範囲でかまいませんから、ほかの住人とのお付き合いも大切にすることが、快適な生活につながるでしょう。

まとめ

今回は、賃貸物件を選ぶ際に知っておきたい木造アパートの特徴や、メリット・デメリット、さらに住むときの注意点についてお伝えしてきました。
木造アパートは、遮音性・気密性が低いというデメリットがあります。
しかし、家賃が安いという大きなメリットがあり、通気性が良く、リラックス効果があるので、快適に暮らせます。
最近は、建物の性能も向上しているので、築月日をチェックしながら、今回ご紹介した特徴や注意点を参考にして、ぜひ木造アパートを検討してみてはいかがでしょうか。
東京都墨田区・江東区周辺で住まいをお探しの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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