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賃貸タワーマンションの特徴とは?住むメリットとデメリットをご紹介

カテゴリ:不動産豆知識

賃貸タワーマンションの特徴とは?住むメリットとデメリットをご紹介

人気のタワーマンションですが、実は賃貸で住んでいる方も多くいらっしゃいます。
購入するのではなく、あえて賃貸でタワーマンションに住むのがおすすめの場合もあります。
この記事では、賃貸タワーマンションの特徴や、またタワーマンションのメリットとデメリットをお伝えします。

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賃貸タワーマンションの特徴

賃貸タワーマンションの特徴

私たちが一般的に使っている「タワーマンション」という言葉に対して明確な基準はなく、場合によってさまざまな高さの建物をタワーマンションと言うこともあります。
ただし建築基準法では高さ60m以上の建物のことを「超高層建築物」としているので、そのような建物をタワーマンションと呼ぶことが多いです。
60mの高さの建物はだいたい20階程度の建物となるので、それ以上の高さのマンションということですね。
高さがある分、地震のときに危ないのでは、と心配されることもありますが、高層マンションであるほど建築に厳しい基準が設けられているので、たとえ大きな地震が来ても建物が倒壊するような心配はありません。
高さ100m以上のタワーマンションであれば屋上に緊急用のヘリポート設置も義務付けられています。
高さがあり戸数も多い分、安全対策に気を付けられているのもタワーマンションの特徴ですね。

賃貸でタワーマンションに住む理由は?

購入して所有するのではなく、賃貸でタワーマンションに住むことには、このような理由があります。

●お試しで住むことができる
●売買価格を気にしなくて良い
●家族構成の変化ですぐに移動できる
●修繕費の負担がない


あとでご説明するように、タワーマンションにはメリットとデメリットがありますので、その生活が合うかどうかは個人のライフスタイルや考え方によって大きく違います。
そのため、まずは購入前に賃貸で一度タワーマンションに住んでみるというのは良い方法です。
また、タワーマンションは駅近物件も多く、高値で売買取引される傾向にあります。
それだけに投資目的でタワーマンションを購入している方も多く、いつ価格が大きく下がるかは誰にもわかりません。
所有して入ればタワーマンションの売買価格について気をもむことになりますが、賃貸であれば毎月の家賃を払うだけでそのような心配は無用です。
さらに、かんたんに引っ越して移動できるのも賃貸の魅力です。
子どもが生まれたのをきっかけに保育園や幼稚園に近い物件に引っ越す方もいますし、反対に子どもが独立したのをきっかけに一戸建てから賃貸のタワーマンションに引っ越しされる方もいます。
家族構成の変化や介護など、さまざまな変化をきっかけにすぐに動けるのも賃貸の特徴です。
また、タワーマンションは戸数が多く、設備も充実している分、大規模修繕の際に多額の費用がかかる可能性があります。
タワーマンションを購入して住んでいれば修繕費の負担がありますが、賃貸であればその心配はいりません。

賃貸タワーマンションに住むメリット

賃貸タワーマンションに住むメリット

タワーマンションに住むことのメリットについてお伝えします。

眺望が良い

タワーマンションの上層階に住んでいることが条件になりますが、すばらしい眺望を求めてタワーマンションに住まれる方は多いです。
そのため、建築する側も眺望が良くなるように設計していることがほとんどなので、昼は街並みや山、海を眺めながら、夜は夜景や星を眺めながら食事を取ったりお酒を飲んだりするなど、優雅な時間を過ごすことが可能です。

虫が出にくい

とくに高層階では虫が出ることは少ないのもメリットの一つです。
部屋に入って来てほしくないハエや蚊、ゴキブリなどに悩まされることもほとんどないでしょう。
虫の心配もなく、そのまま窓を開けて心地良い風を感じることができます。

セキュリティが充実している

タワーマンションでは戸数が多く、人の出入りが多いです。
その分、エントランスのオートロックからテレビ付インターフォン、場合によってはフロントにコンシェルジュが常駐している物件もあり、セキュリティが充実しています。

共有施設の充実

タワーマンションは一般的に共有施設が充実していることが多いです。
人気の共有施設にはこのようなものがあります。

●24時間ごみ出し可能なごみ置場
●ジム
●ラウンジ
●ゲストルーム


どのような共有施設があるかはそのマンションによって大きく異なりますが、なかには施設内に病院や保育所、コンビニやクリーニングショップなどが併設されている場合もあります。
共有施設は住んでいる階層に関わらず使えますし、賃貸で部屋を借りているだけでも利用することができます。

周りを気にしなくて良い

高層階では他に同じ高さの建物がほとんどないので、外から窓を覗かれる心配はありません。
また、地上から離れている分、外の騒音が聞こえることもほとんどありません。
カーテンや窓を開けていても、他から見られる心配や、車の音や子どもの騒ぐ声などに悩まされることもなくご自分の時間を大切にできます。
家にいながら集中してお仕事をされている方にはとくに嬉しいポイントではないでしょうか。

賃貸タワーマンションに住むデメリット

賃貸タワーマンションに住むデメリット

タワーマンションにはメリットもたくさんありますが、デメリットもあります。
しっかり納得してお部屋探しができるよう、一つずつご説明します。

災害が起きると大変なことがある

地震が起きても建物自体は大丈夫、とお伝えしましたが、高層階は建物へのダメージを減らすために大きく揺れることもあります。
建物によってはその対策をしているものもありますが、そうでない場合は横に大きく揺られることになり、部屋のなかで被害が起きてしまうこともあります。
また、建物が大丈夫であっても周辺の液状化や地盤沈下は防ぐことができません。
停電が起きてしまうと、高層階では移動が大変になってしまうことも覚悟しておいたほうが良いでしょう。

洗濯物が外に干せないこともある

マンションの景観維持のため、または高層階の強風のために洗濯物が外に干せない決まりのところも多いです。
普段から乾燥機を活用している家庭は気にならないかもしれませんが、お日様の光で洗濯物を干したい方は注意が必要です。
また布団やシーツなど大きなものはクリーニングかコインランドリーを利用することになりますので、気になるお部屋がどのような決まりになっているかご確認されると良いでしょう
そもそもベランダがないマンションも多く、ベランダがお好きな方はがっかりしてしまうかもしれません。

エレベーターの待ち時間が長いこともある

住人が多く、ほとんどの方がエレベーターを利用して移動するタワーマンションではエレベーターの待ち時間が長くなってしまうことがあります。
とくに駅に近い物件だと通勤、通学時間帯が重なってしまい、急ぎたい朝に限ってなかなかエレベーターが来ない、とストレスを感じてしまうかもしれません。
ただし住民の人数に対してエレベーターの台数がじゅうぶんあり、スピードの速いエレベーターが設置されているようなところでは待ち時間は気にならない、という声もあります。

網戸がない場合もある

網戸が落下する危険を避けるため、高層階では網戸が設置されていない部屋も多いです。
タワーマンションの高層階は虫が少ないとはいえ、まったく出ないわけではないので網戸はほしかった、と感じている住民もいます。

まとめ

賃貸タワーマンションの特徴から、そのメリットとデメリットをお伝えしました。
考え方によっては気になることもあるかもしれませんが、タワーマンションはとても魅力的な住まいです。
まずは賃貸からタワーマンションをお試しされてはいかがでしょうか。

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