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賃貸物件でも大型犬と暮らすことはできるのか?

カテゴリ:不動産豆知識

賃貸物件でも大型犬と暮らすことはできるのか?

賃貸物件にペットと一緒に住もうと考えている方は多いかと思います。
とくに大型犬を飼っているのであれば、お部屋探しも大変でしょう。
ここでは、大型犬と住める賃貸物件はあるのか、どう選ぶのかなどについて解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

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賃貸物件で大型犬と住むことは可能なのか

賃貸物件で大型犬と住むことは可能なのか

結論からいうと、賃貸で大型犬と一緒に住むことは可能になります。
近年は動物に対して寛容な建物も多いので、いろんな動物と一緒に住むという方も増えています。
しかし、大型犬ともなるとさまざまな問題点があるのも事実です。
次の項目では、大型犬と一緒に住む際のポイントについて解説していきます。

賃貸物件に大型犬と住むときのポイント

賃貸物件に大型犬と住むときのポイント

一緒に住める家を探したら、次にさまざまな注目すべきポイントを見ていかなければいけません。
一つずつ解説していきます。

部屋の広さ

大型犬ともなると、部屋の広さもそれ相応に広くしなければなりません。
せまい部屋に住むことになると犬にとってもストレスとなり、体調不良や病気の原因となってしまいます。
最低でも2LDKか3LDKなど、大きな部屋がある間取りにする必要があることは覚えておきましょう。
また、長いあいだ一緒に住むのであれば、どうしても老衰などで思うように身体が動かなくなるのが動物というものです。
そうなると介護が必要になってきますが、そのときに介護が十分にできるスペースも必要です。
大型犬と住むのであれば、それ相応の大きな部屋が必要であるということはよく覚えておく必要があります。

浴室

室内犬であれば、部屋のなかをよごさないためにも、しっかりと身体を洗ってあげたくなることでしょう。
しかし、身体が大きいとユニットバスなどの大きさの浴室では窮屈に感じてしまう可能性があります。
大きさとして、大人2人が余裕で入れる程度の浴室がある部屋にしてあげたほうがよいでしょう。
広々とした浴室であれば、犬も快適にシャンプーで洗ってもらうことができます。
浴室の広さに関しても気を使っていきましょう。
賃貸には、コンロがすでに取り付けられている場合が多いです。
ありがたい話ではありますが、大型犬がいる場合はむしろ危険なことになる可能性があります。
というのも、もしも備え付けのコンロにロック機能がない場合、大型犬だとコンロに身体が届いてしまいます。
ロックがされていないので、留守中に犬がうっかりコンロを触ってしまったら…なんてことも少なくありません。
入居の前にコンロは備え付けのものか、備え付けであればロック付きのものであるかをしっかりと確認しておきましょう。
もしもロック付きのものでない場合は、自身でロック付きのコンロを購入しておくことをおすすめします。

周辺環境

室内でも外飼いでも、犬には散歩をしてあげたほうがよいです。
しかしその場合、物件の周辺環境はどうしても気になってしまうかと思います。
大型犬でものびのびと遊ぶことができるような公園や広場は近くにあるか、また、なにかあったときにすぐに駆け込むことができる動物病院があるかチェックしましょう。
周辺環境が充実していないと、犬が体調不良を起こしたときに迅速な行動を取ることができなくなり、最悪の事態を引き起こしてしまう可能性もあります。
周辺環境のチェックは必須だと思っておいてよいでしょう。

床材

身体が大きい犬になると、体重も当然大きくなりますし、足にかかる負担も大きくなります。
そうしたとき、床はなるべく犬の優しい素材、また、犬が思い切り走っても傷つかない素材であるほうがいいです。
具体的には、滑りにくい素材でできているものなどがよいです。
他の条件がよくて、床材だけ適していないといった場合には、滑り止めつきのジョイントマットなどを購入して敷いてあげましょう。
畳の部屋がある場合は、一長一短となります。
畳は大型犬の足にも負担がかかりにくいという点がありますが、もしも穴を掘るくせがある犬であれば、畳を掘ってしまう可能性があるのです。
穴を掘るくせのない犬であれば問題ありませんが、もしあるのであれば、傷つけないようにしつけるか、カーペットを敷くなどして対策しておきましょう。

賃貸物件で大型犬と住む際の注意点

賃貸物件で大型犬と住む際の注意点

せっかく大型犬と住むことができる物件を見つけたのはいいものの、注意点がある可能性がありますので、確認しておきましょう。

人気がない

そもそも、物件のオーナーにとって、大型犬を飼われることはデメリットになる可能性が高いです。
それでも大型犬を飼うことを許可しているということは、何かしらの理由があるということを考えていいでしょう。
たとえば、長いあいだ買い手がつかない、いわくつきの物件であるとか、立地が悪すぎるとか、です。
線路の近くなど、比較的うるさい場所で大型犬を飼うことを許可している場合もあります。
電車の音がうるさいので鳴き声の問題がないからです。
オーナーがどういう意図で許可を出しているのか、裏を考えることも重要になってくるでしょう。

比較しにくい

大型犬と住むことができる物件というのは、そもそも数が少ないという点があります。
たくさん探し回ってやっと一件ということもざらにあるので、他の物件と比較することが難しいということも把握しておきましょう。
探し疲れてしまいもうここでいいか…という正常な判断ができない状態で契約してしまう可能性もあるので、リラックスできる状態で部屋を探すなど、注意点がよく見える状態でお部屋を探すことをおすすめします。

家賃が高い

大型犬と住むことができる物件は。ただでさえ数が少なく珍しいので家賃が相場よりも高くなる傾向があります。
大型犬を飼えるということは富裕層であると認識されている場合も多く、家賃に関してはこちらでどうこうすることが難しいです。
同じ条件なのに家賃だけ高いという可能性も十分あるので、比較検討は必ずおこなっておいたほうがいいでしょう。

契約費用と退去費用が高い

動物を飼う際は、敷金が1か月~2か月積み増しという条件を提示される場合が多いです。
大型犬を飼う場合はそれ以上の金額を提示されることもあるほどです。
また、退去時には犬によって部屋が傷つけられたと言われたり、どうやってもにおいが取れないと言われ、高額な退去費用を請求される場合もあります。
部屋の条件をよく確認し、トラブルなどが起きないように入念に契約書類をチェックしておきましょう。

ペット関係のトラブル

大型犬ともなると、鳴き声が大きく、抜け毛が多くなることも考えられます。
そうなると近隣住民から苦情がくる可能性があることも把握しておく必要があります。
実際にベランダやバルコニーでブラッシングをしていて、他の家の洗濯物に毛が付着してしまいトラブルになる、という事例もあるほどです。
どういう人物がその物件に住んでいるのかを確認しておくことも重要なので、チェックしておきましょう。

まとめ

ここまで、賃貸物件で大型犬と住むことがそもそも可能なのかと、住む際のポイントや注意点について解説してきました。
たくさんの物件を確認して疲れてくることもあるかと思いますが、疲れて正常な判断ができない状態で契約するのは危険です。
冷静に判断できる状態で、自分にとっても犬にとっても快適な部屋を探すようにしましょう。
一生懸命探して見つけた部屋であれば、きっとお互いにとって最高の部屋になると思います。

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