ROOTS(ルーツ) > 株式会社ROOTS 森下店のスタッフブログ記事一覧 > 都市部と郊外の違いとは?住むと感じるメリット・デメリット・注意点も解説

都市部と郊外の違いとは?住むと感じるメリット・デメリット・注意点も解説

カテゴリ:不動産豆知識

都市部と郊外の違いとは?住むと感じるメリット・デメリット・注意点も解説

都市部と郊外、実際に住んでみると感じるメリットやデメリットは異なります。
人によってライフスタイルや好みも異なるため、都市部と郊外、それぞれ好みが分かれるのではないでしょうか。
この記事では都市部と郊外の違い、メリットとデメリット、住む場合の注意点についても丁寧に解説します。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら

都市部と郊外に住むと感じる違い

都市部と郊外に住むと感じる違い

まずは、都市部と郊外の違いについてご説明します。
先に皆さんに知っていただきたいのは、都市部という言葉には定義がない点です。
都市部という言葉は使う人の主観によって意味が異なるのですが、現代では都心から20km~25km圏内のことを指すと考えて良いでしょう。
他にも、低層の建物が多く、マンションより戸建ての住宅街が広がっていると、郊外と呼ばれます。

自然や産業などの住環境が異なる

では、都市部と郊外ではどのような住環境の違いがあるのか、見ていきましょう。
都市部と郊外では、自然や産業があるかどうかにおいて、違いが見られます。
都市部は郊外に住むことと違って自然が少なく、反対に第3次産業が多くあります。
また、都市部は建物も密集していて、会社やショッピングモール、フィットネスクラブなどの娯楽施設がありますが、郊外はそれらが少ないです。

物価の違いがある

都市部と郊外では、物価の違いもあります。
一般的に、都市部は郊外に比べると、さまざまな物価が高いです。
しかし、都市部に住むとさまざまな食材、物、趣味や教養に関する施設などが多いため、選択肢は広がります。

都市部と郊外では土地や賃料に差がある

都市部と郊外、住むと感じる違いは、まだまだあります。
都市部では土地の評価額が高く、反対に郊外では土地の価格や賃料が低い傾向が見られます。
そのため、都市部での土地家屋の価格は、郊外よりも高いです。
家を購入して将来売ることを考えると、都市部の方が安心かもしれません。
次は、都市部と郊外それぞれに住むメリットとデメリットについて、見ていきましょう。

都市部は郊外在住にはないメリットとデメリットがある

都市部は郊外在住にはないメリットとデメリットがある

まずは、都市部に住むと感じるメリットとデメリットについてご説明します。
郊外に住みたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

利便性が良い

一般的に、都市部に住むと、さまざまな点で郊外よりも利便性が良いことがわかります。
特に電車もバスも1時間に何本もあり、公共の交通機関はとても便利です。
タクシーも、つかまりやすいです。

濃厚な人間関係を築かなくて良い

また、都市部は田舎と違って、地域住民が協力しないと暮らせないという場面が少ないため、濃厚な人間関係を築くのが苦手な人には、魅力的といえます。
隣近所の事情が筒抜けである点が、人口の少ない地域の良くない点だと感じて、都市部以外から都市部に移り住む人もいます。

子育てや人付き合いの選択肢が広がる

子育てや人付き合いにおいては、都市部も郊外もどちらも良い点がありますが、都市部は選択肢が多い点が魅力です。
親も子どももある程度付き合う人を選べたり、親が子どもに多くの経験をさせたい場合、都市部は塾、水泳、プログラミングなどの習いごとが充実しているので、自由に選ぶことができます。

豊かな緑や美しい河川が少ない

一方で、都市部に住むデメリットとしては、豊かな緑や美しい河川が近場にないことがあげられます。
しかし、車や電車などで1~2時間かければ郊外に行けるので、休日などを上手に利用して、自然を楽しむことができるでしょう。
都市部で暮らしていると、実家がある郊外や豊かな自然のありがたみも感じられます。

人が多くて疲れる人もいる

都市部に住むと、人が多くて疲れるという人も一定数います。
例としては、公共交通機関の混雑、マンモス校、保育園の待機児童、医療機関の待ち時間などです。
人が多い場所が苦手な人は、できる限りリモートワークや校区選択をするなどをして、工夫して暮らすことが望ましいです。
また、都市部での暮らしは便利で、バスやタクシーなどの公共交通機関が多くあるので、息抜きをしに、適度に郊外へ出かけるのも良いでしょう。

物価が安くない

都市部に住むと、物価が安くないことも気がかりかもしれません。
都市部から郊外に行くほど物価は安くなる傾向がありますが、安いスーパーを知るなど、支出を抑える工夫をすることが大切です。
都市部は都市部以外よりも仕事の選択肢も多いため、スキルアップして年収をアップさせたり転職したりすることも、都市部暮らしならではの魅力といえます。

都市部にないメリットとデメリットが郊外在住にはある

都市部にないメリットとデメリットが郊外在住にはある

では、郊外に住むと感じるメリットとデメリットについても、確認しておきましょう。
実際に住んでみないとわからない点もありますので、郊外移住に憧れている人などは、ぜひ知っておいてください。

郊外には人のつながりや温かさがある

郊外には交通、買い物、娯楽、習いごとなどの面において不便さはありますが、都会にはない人同士のつながりや温かさがあります。
特に、都会より人口や住宅が少ない田舎では、お互いの事情を知っていて買い物、家の補修、子どもの見守りや預かりなどで協力することが多い地域もあります。
また、そこまで人同士のつながりはなくとも、隣近所の人となりはある程度把握している、という付かず離れずで暮らしている地域もあります。
都会のマンションにありがちな、隣人が誰がわからないという住環境が苦手な人は、郊外に住むことが合っているといえます。

子どもが創意工夫して遊べる

郊外や自然の多い田舎といわれる地域では、都会のように習いごとの種類や施設が少ない分、子どもが自然の中で創意工夫して遊ぶことができます。
緑や河川などが身近にある住環境だと、危機管理能力が付いたり、自分であれこれ工夫して遊んだりする時間も増えます。

通勤通学に車が必要

郊外に住むと都市部のように公共の交通機関が網羅されていない分、車が必要で、維持費もかかります。
通勤や通学するだけで疲れる人もいます。

郊外は選択肢が少ない

郊外に住むと、都市部と比べて学校、塾などの教育施設、博物館や各種ホールなどの選択肢が少ないです。
これは、物においても同様です。
施設や物をある程度の種類から選びたい人にとっては、デメリットになりえます。
習いごとは、大人も子どもも英語のオンライン授業を受けたり、インターネットを通じた情報から学ぶと良いでしょう。

物価は安いが流行のものが少ない

また、郊外のデメリットとして、物価は都市部より安いものの、郊外のように家具、雑貨、スイーツ店、洋服、美容院などに関しては、流行のものを手に入れる機会が少ない点もあげられます。
ある程度の流行を知りたいという人は、都市部での暮らしが合っています。

人付き合いが多くてしんどい人もいる

郊外に住む場合、他にもデメリットはあります。
都市部から5kmなどの地域では少ないようですが、一部の田舎では、人付き合いが多くて濃いので苦労する人もいます。
都市部では付かず離れずや、ご近所の人と顔を合わせても挨拶程度で済むところが、人口や民家の少ない田舎ではそうもいきません。
また、不便な住環境だと地域住民で協力しなければいけない場面も多く、濃厚な人付き合いに辟易してしまう人もいます。
娯楽が少ない都市部以外では、噂話がすぐに広まったり、閉鎖的な地域だと移住者に排他的である場合もあります。

医療施設が充実していない

郊外で心配な点は、他にもあります。
それは医療施設が少ない点です。
特に子育てが終わりリタイアしたりのんびりと過ごしたりしようと考えている人は、医療の面では満足できない場合もあることを、考えた方が良いでしょう。

まとめ

都市部と郊外に住む違い、それぞれのメリットとデメリットをお伝えしました。
どちらも一長一短があり、それは個々で異なることも、おわかりいただけたと思います。
子育てをする年数よりもシニアライフを送る年数の方が多いことを考えて、ライフスタイルや好みに合わせた地域を選ぶことが大切です。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら
≪ 前へ|賃貸に住む場合の契約書で確認すべきこととは   記事一覧   60代だからこそ賃貸物件を選ぶ理由とは?お部屋探しのポイントもご紹介|次へ ≫

トップへ戻る

来店予約