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賃貸物件でも、マンションの最上階のお部屋は人気が高い傾向にあります。
「眺めがよさそう」「快適に暮らせそう」という声が多い一方、「家賃が高そう…」という声があるのも事実です。
そこで今回は、賃貸物件で最上階のお部屋を選ぼうかどうしようかと迷っている方に向け、最上階のお部屋のメリット・デメリットを具体的にご紹介します。
さらに最上階を選ぶ際の注意点も併せてまとめていますので、これから賃貸物件を探そうと思っている方はぜひチェックしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸マンションなどで快適に暮らすために、最上階を選ぶメリットとは?
まず賃貸物件で快適に暮らすため、最上階のお部屋を選ぶメリットを見てみましょう。
最上階のメリット①見晴らしがよくて快適
賃貸物件で最上階を選ぶ人の多くは、見晴らしや眺望のよさに魅力を感じているようです。
晴れた日に遠くの山々まで見渡せたり、きれいな夜景を見下ろしたりできるのは最高の贅沢といえるでしょう。
最上階のメリット②日当たり・風通しがよくて快適
最上階のお部屋は近隣の建物によって影になる心配が少なく、日当たりがよいのも快適な暮らしに有効です。
日当たりがよいと太陽光の暖かさがお部屋までしっかり届くため、冬の暖房費が抑えられるメリットもあります。
さらに風通しがよければ換気もしやすく、ジメジメしやすい梅雨の時期もカビの発生を抑え、室内環境をつねに快適に保てるのもうれしいですよね。
最上階のメリット③外からの視線が気にならないから快適
たとえば10階建て以上の高層マンションなら、外からのぞき見される心配が少なく、カーテンなどを開けたままでもプライバシーが保ちやすいメリットがあります。
このメリットは防犯効果という点でも優れており、女性の一人暮らしでも安心感は大きいでしょう。
最上階のメリット④騒音の心配が少ないから快適
上の階に住人がいないため、足音や物を落とす音などの騒音を気にしなくてよいのも最上階ならではのメリットです。
賃貸マンションなど上の階に住人がいる場合、上の階から掃除機など家電の作動音や振動が伝わりやすいものですが、そうした騒音の心配からも解放されます。
もちろん左右のお部屋に住人がいれば、そちらからの物音はあるかもしれませんが、騒音リスクが少しでも減らせるのは毎日のストレス軽減にもつながるでしょう。
最上階のメリット⑤特別なスペースが使えて快適
賃貸マンションの物件によっては、屋上テラスやサンルームなど、ほかの階のお部屋にはない特別なスペースが付属していることもあります。
またとても希少ではありますが、最上階のお部屋の左右前後に隣接するお部屋がないペントハウス風の物件もあるので、希望によっては探してみる価値大ですよ。
賃貸マンションなどで快適に暮らすために、最上階を選ぶデメリットとは?
上記のように最上階を選ぶメリットはいろいろあるようですが、デメリットはどうでしょうか?
ここでは賃貸マンションなどで最上階を選ぶデメリットを、しっかり確認しておきましょう。
最上階のデメリット①家賃が高い
メリットの多い最上階は人気が高く、さらに物件数自体も少ないため、ほとんどの物件でほかのお部屋より家賃が高めに設定されています。
もちろん上記のメリットのほうが自分にとって有益と思えれば、少しの家賃の差は納得できそうです。
逆にできるだけ家賃を低く抑えたいなら、あえて最上階を避けて探すのもよいでしょう。
最上階のデメリット②夏は暑い
日当たりがよく冬は暖かいというメリットは、夏場に熱がこもりやすいというデメリットにもつながります。
もちろん冷房をフル稼働させるなどで夏も快適に過ごせますが、そのぶん電気代が高額になる可能性も覚悟しておかなければなりません。
最上階のデメリット③エレベーターの待ち時間が長い
最上階に住むと日常的にエレベーターを使うことになりますが、最上階ではほかの階より待ち時間が長くなることがあります。
通勤時間がほかの住人と重なれば、たとえエレベーターにすぐ乗れたとしても各階で停止して乗り込む人を待つことにもなります。
通勤や通学で遅刻などの心配があると、それだけでストレスになることもあるため、内見時にはお部屋の間取りや設備だけでなくエレベーターの稼働状況の確認も必須でしょう。
最上階のデメリット④地震や火災時の影響が大きい
日本は地震が多く、小さな地震もこのところ頻繁に起きています。
賃貸マンションなどの最上階のお部屋は、ほかのお部屋より揺れが激しくなるので、揺れに弱い人には不向きかもしれません。
また、災害時にエレベーターが使えないときは食料の買い出しなどで階段を上り下りすることになるので、最上階に住むなら人一倍、非常食などの備蓄管理が重要となるでしょう。
最上階のデメリット⑤害虫の被害もあり得る
賃貸マンションのお部屋なら「高層の最上階ならゴキブリや蚊などとは無縁!」と思っている方もいるようですが、そうとも限りません。
ゴキブリなどはエレベーターや配管を通って侵入しますし、蚊にいたってはタワーマンションの高層階でもない限り、窓から難なく入ってきます。
そのため「虫が苦手…」という理由で最上階を選ぶのは、あまりおすすめできません。
賃貸マンションなどで快適に暮らすために、最上階の注意点をチェック!
メリット・デメリットを比較して、それでも最上階を希望される方のため、最後に注意点として賃貸契約の前にぜひチェックしておきたい項目をあげてみましょう。
注意点①エレベーターが設置されていない!?
賃貸マンションの最上階で快適に暮らすなら、エレベーターは必須条件ですよね。
国土交通省が1995年に発表した「長寿社会対応住宅設計指針」では、6階以上の高層住宅にエレベーターを設置すること、また3階から5階の中層住宅でも可能な限りエレベーターを設置することが目安とされています。
とはいえ、5階以下の物件ではエレベーター設置が義務づけられていないため、エレベーターがついていない賃貸マンションも実在します。
逆に、エレベーターがついていないことから最上階でも家賃を安く設定していることもあるので、体力に自信があればそうした物件を選ぶのも一案でしょう。
注意点②高層階ほど騒音がうるさい!?
たとえば車通りの多い幹線道路沿いや高速道路脇の物件では、上層階ほど車の騒音がうるさいというデータがあるようです。
また都心部では1km先や3km先など、より広い範囲の都市騒音(救急車やパトカーのサイレン)が建物などに反響し合って高層のお部屋まで届いてしまうこともあるのです。
ただし、そうしたデータに基づいて遮音性の高いサッシなどで静音性を保っている物件もあるため、こちらも注意点として賃貸物件の内見時などに確認してみるとよいでしょう。
注意点③周辺環境や方角も重要ポイント!?
上記のほか、周辺に高いビルがないか、緑の多い公園などがあるかなど周辺環境も大切なチェックポイントです。
また、最上階であっても北向きであれば夏に暑くなりにくいなど、方角によってデメリットを回避して快適に暮らすことも可能でしょう。
まとめ
賃貸マンションなどの最上階は、ほかの階のお部屋にはないメリットがいっぱいあります!
とはいえ最上階といっても、それぞれの賃貸物件によって環境や方角、設備なども違うため、実際のお部屋を内見して自分なりのメリット・デメリットをチェックすることが大切です。
これから賃貸物件を探そうとお考えの方は、最上階を有力候補にしながら、ほかの階も除外せず、さまざまなお部屋を比較検討してみるのがいいかもしれませんね。
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