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賃貸住宅の鍵なら防犯性が強みのディンプルキーがおすすめ

カテゴリ:不動産豆知識

賃貸住宅の鍵なら防犯性が強みのディンプルキーがおすすめ

ディンプルキーという鍵をご存知ですか。
ディンプルキーは複雑な構造をしていて、防犯性が高いのが強みで、賃貸住宅の鍵交換や新築住宅の鍵の作成で採用される機会が増えています。
次からはディンプルキーについて詳しく解説をしていきます。

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賃貸住宅におすすめの鍵ディンプルキーとは

賃貸住宅におすすめの鍵ディンプルキーとは

賃貸でよく使われるディンプルキーは鍵の種類の1つ

ディンプルキーは鍵の種類の1つで、この10年ほどで使われる機会がとても増えています。
一般的に住宅などでもっともよく使われているのは側面がギザギザした鍵ですが、ディンプルキーは裏表のどちらでも差し込んで使えるのでとても便利です。
ディンプルキーは鍵の下の部分にたくさんの丸い小さなくぼみがついていて、鍵によって、くぼみの大きさ、深さ、場所が異なり、凸凹としたとても複雑な構造をしています。
海外では金庫などを中心にもともとよく使われていましたが、日本でも2000年代前半にピッキングによる空き巣被害が増えたことから、使われる機会が増えてきました。
現在では、住宅はもちろんのこと、自転車の鍵や金庫の鍵などに使われることも多いです。
賃貸住宅では入居の際に鍵交換を行っている不動産会社も多いですが、鍵交換の候補としてディンプルキーを勧められる機会も以前と比べて、増えてきています。

賃貸住宅に使われる機会が増えたディンプルキーの特徴

賃貸住宅に使われる機会が増えたディンプルキーの特徴

ディンプルキーの仕組み

通常、鍵穴には鍵を回した時に引っ掛かる障壁のようなものがあり、ピンと呼ばれています。
一般的なギザギザした鍵は、このピンが1方向、または数方向で作られていて、鍵のギザギザとピンの形が合うと鍵穴がうまく回ります。
それに対して、ディンプルキーはこのピンの数が十数本と多く、角度もさまざまに変えられるため、これだけのピンに合う鍵を作るのはとても難しいです。

代表的なディンプルキーのメーカー

ディンプルキーを作っているメーカーで代表的なのが以下の4つのメーカーです。

●KABA(日本カバ)
●MIWA(美和ロック)
●ゴール
●アルファ

ディンプルキーの購入、合い鍵作成

戸建ての場合は、家族でそれぞれ鍵を保管、または持ち歩くことになるでしょう。
賃貸住宅であれば、大家さんや不動産会社などが鍵を複数管理し、入居者にも複数の鍵を渡すことがほとんどかと思います。
鍵を受け取った際には、まず鍵の写真を撮るか、鍵のメーカーと鍵の番号をメモするようにしてください。
これは、合い鍵の作成には鍵のメーカーと鍵番号が必要になるからです。
写真を撮る際には、鍵のメーカーや鍵番号がわかるように、大きめに写真を撮って保存しておくといいでしょう。
また、普通、メーカーから鍵を購入すると、鍵は3~4つもらえるので、分散して持つようにしてください。
ディンプルキーは他の鍵に比べると構造が複雑なので、どうしても鍵自体の値段も合い鍵の値段も高くなってしまいます。
よく使われているギザギザした鍵は、専門の鍵屋だけではなく、ホームセンターなどでも簡単に合い鍵が作れ、値段も1,000円以内とそれほど高くはありません。
一方、ディンプルキーの合い鍵は作成のために専用の機械が必要になり、値段も3,000~8,000円程度かかってしまいます。
また、鍵屋によっては作れないこともあるので、あらかじめ電話でディンプルキーの合い鍵の作成が可能か、確認するといいでしょう。
特に、ホームセンターのなかには、ディンプルキーでは合い鍵の作成ができないところもあります。
ただし、鍵番号がわかるときは、鍵屋に行かなくても、インターネットで鍵メーカーに注文することも可能です。
インターネットで注文をする際には、合い鍵が手に届くまで時間がかかる場合もあるので、気をつけてください。

登録制のディンプルキー

ディンプルキーのなかには、登録制の特別な種類もあります。
日本で初めて鍵の登録制を始めた会社は、上でもお話をしたKABA(日本カバ)という会社です。
登録制以外のディンプルキーは鍵の持ち主ではなくても、鍵番号さえ分かれば、合い鍵は作れてしまいます。
一方で、登録制シリンダーは鍵の登録をした人にしか合い鍵を作れません。
そのため、鍵の登録をした本人がメーカーに問い合わせをして登録者の情報を伝え、特別な手続きをする必要があります。

ディンプルキーの鍵開け

ディンプルキーは鍵開けの値段も他の鍵に比べると高くなってしまいます。
鍵をなくして急いで鍵を開ける場合は、通常鍵屋に頼んで鍵を開けてもらいますが、ディンプルキーは鍵開けの際にも高い技術や専門機械が必要になります。
鍵開けを専門に行っている鍵屋でしたら、ディンプルキーでも時間さえかければ鍵を開けることができることがほとんどですが、できない場合もないとは言えません。
鍵開けを依頼する際には、あらかじめ業者にディンプルキーであることを説明しておくといいでしょう。

ディンプルキーへの鍵交換

賃貸住宅や中古住宅など一度誰かが住んだ後に入居をする際には、鍵を交換するように言われることがあるかもしれません。
最近では、鍵を交換する際にディンプルキーを採用することは多くなってきました。
しかし、ディンプルキーへの鍵交換は他の鍵と比べて、値段が高くなります。
インターネットなどには自分で鍵交換をする方法も載っていますが、賃貸住宅の場合が大家さんや不動産屋に許可を取る必要があり、後々トラブルになることもあります。
鍵交換は1時間もかからずにできるので、業者にお願いをするのがいいでしょう。

ディンプルキーは汚れると回らない

鍵は錆びてしまったりくぼみにゴミや埃が入ったりすると、鍵穴が回りにくくなることがあります。
これは他の鍵にも言えることですが、特に、ディンプルキーはくぼみの部分によごれがたまりがちです。
定期的に乾いた布でふいたり、綿棒や小さいブラシでくぼみの部分を掃除したりして、できればキーケースに入れて、鍵をきれいに保つようにしましょう。

賃貸住宅におすすめのディンプルキーの強みとは

賃貸住宅におすすめのディンプルキーの強みとは

ディンプルキーの強み

ディンプルキーの強みはやっぱり防犯性が高い点にあります。
一般的な鍵が数分以内にピッキング可能なのに対し、ディンプルキーはピッキングに10分以上時間がかかることがほとんどです。
ディンプルキーについている凸凹の組み合わせの数は数百億とおりとも数兆とおりとも言われていて、とても複雑で、複製も手間がかかります。
近年建てられている住宅でディンプルキーを採用しているところが増えているのはそのためです。
賃貸住宅の鍵交換は、大家負担の場合と入居者負担の場合がありますが、ディンプルキーは少し高くても検討する価値はあるでしょう。

ディンプルキーは種類によって性能が違う

ディンプルキーの強みとお話をしましたが、ディンプルキーにも多くの種類があります。
会社や製品の種類によって性能は異なり、くぼみの数や大きさ、深さ、場所などを複雑に組み合わせることで、より防犯性は高くなります。
特に上でお話をした登録制のディンプルキーは登録した人しか合い鍵は作れません。
ディンプルキーの値段は安いもので7,000円程度からありますが、高いものは20,000円を超えます。
ですから、ディンプルキーを選ぶ際には、鍵の会社のカタログやホームページを見るなどして、鍵の性能や値段などをしっかり比べて選ぶようにしましょう。

まとめ

賃貸住宅で採用されることが多い鍵のディンプルキーの特徴を解説してきました。
防犯性が高く、ピッキングなどの被害も防げ、複製もしにくいというのがディンプルキーの強みです。
鍵の設置や賃貸住宅の鍵交換などの際にはぜひ検討してください。

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