江東区立みどり幼稚園の特徴・教育内容をご紹介

東京メトロ東西線「東陽町」駅の北側に広がる「南砂住宅」は東京住宅供給公社の大規模団地。
その一角に、団地の中とは思えないほど豊かな緑と季節の草花に囲まれた幼稚園があります。
今回は、その「江東区立みどり幼稚園」の特徴や教育方針をご紹介します。

「江東区立みどり幼稚園」の特徴と教育方針

特徴

東京メトロ東西線「東陽町駅」から徒歩９分の距離にある「みどり幼稚園」は大規模団地「南砂住宅」エリア内にある幼稚園。
エリア内にはスーパー、郵便局、金融機関、病院、公園などの生活施設のほか、幼稚園・保育園・小学校・中学校と一通りの教育機関が揃っており、充実した子育て環境です。
「みどり幼稚園」はエリアの中央、「南砂団地森の公園」の東側にあり緑豊かな環境。
季節ごとの行事、地域の方や小中学校との交流が盛んな幼稚園で、保護者の主催で未就園児向けの園庭解放なども行なっています。

●指定の制服はなく、自由な服装で登園します。
（外遊びでかぶる日除の帽子は指定）
●昼食は家庭からお弁当を持参します。
●14時降園で延長保育はありませんが、毎日の降園後に自由参加の園庭開放が15時まであります。
●毎週水曜日は午前保育（11時降園、園庭解放12時まで）となっています。

教育方針

みどり幼稚園では、一人一人を尊重し、生きる力の基礎を培い、心身ともに健康で心豊かな幼児を育成するために以下の目標を設定しています。

明るく元気なこども
生活に必要な習慣や態度を身に付け、意欲的に遊びや生活に取り組むこどもを育てる。

よく考えて行動するこども
好奇心や探究心をもち、自分から試したり工夫したりして夢中になって遊ぶこどもを育てる。

思いやりのあるこども
さまざまな関わりの中で豊かな感性を育み、自分も友達も大切にするこどもを育てる。

さまざまな体験ができる「みどり幼稚園」の活動や教育内容

特色ある体験・活動内容

都心にありながら緑豊かな教育環境のみどり幼稚園。
柔軟な幼児期の体験活動を通じて豊かな心とたくましい体を育むため、特色ある教育活動をしています。

保・幼・小・中交流活動「みどりフレンドシップ」
近隣の保育園児や小・中学生とドッジボール大会や給食体験、運動会への参加などを通じて異年齢の交流をしています。
身近なお兄さん・お姉さんと関わることで、親しみや憧れ、感謝の気持ちを養います。

地域の教育力を生かした活動「ようこそみどり幼稚園」
お話会や盆踊りの会などで地域の方を講師として積極的に招いて交流しています。
地元の方との触れ合いを通して、日本の伝統文化に触れることができます。

園児が地域へ出向きさまざまな体験をする活動「みどり探検隊」
商店街での買い物体験や高齢者施設への訪問など地域に出向く活動を充実させています。
住んでいる街を実体験として感じることで、親しみや関心を育みます。

保護者との活動「みどりふれ愛隊」「みどり応援隊」
親子体操や親子読書デー、未就園児向けの親子登園「かんがるーひろば委員」の運営などを通じて、家庭と連携した活動を行なったり、保護者同士の連携を深めています。

1日の活動の流れ

朝元気よく登園したら、園庭や室内で好きなお友達と、または一人で、好きな遊びに集中して取り組みます。
その後はクラスごとに体操や音楽、歌などの一斉活動。
たくさんの歌を覚えたり、お友達と一緒に活動することで、折り紙やお絵かきもどんどん上手になります。
お昼ごはんはお母さんの手作りのお弁当。
苦手なにんじんも、お友達と一緒ならパクリ！
水曜日は午前保育（自由保育）のみとなっています。
降園後は毎日園庭解放があり、15時まで（水曜日は12時まで）お友達と自由に遊ぶことができます。（自由参加）

月・火・木・金曜日
09：00 登園
09：30 自由あそび（室内および園庭）
11：00 各クラスごとに遊びや活動
12：00 お弁当
14：00 降園～園庭開放（自由参加）
15：00 園庭開放終了

水曜日（昼食なし）
09：00 登園
09：30 自由あそび（室内および園庭）
11：30 降園～園庭開放（自由参加）
12：00 園庭開放終了
※園庭は開放しない日もあります。

年間の主な行事

「江東区立みどり幼稚園」では、さまざまな季節行事を通じて子どもの心と体の成長を育みます。
年間の主な行事をご紹介します。

●4月 始業式 入園式 家庭訪問 親子遠足
●5月 離任式 各種健康診断 保育参観 南砂中運動会参加 遠足 お話会
●6月 土曜参観 プール遊び開始 保幼小中連携教育の日
●7月 七夕会 カレーパーティ 保護者会 個人面談
●9月 防災訓練 保護者会 幼稚園公開
●10月 運動会 遠足 観劇会 おいもパーティ 土曜参観 お話会
●11月 みどりふれあいまつり 保育参観
●12月 こども会（年長） リース作り（年長） もちつき会 おたのしみ会 歌の会
●1月 琴を聴く会、敬老ふれあいデー、保護者会
●2月 節分 こども会（年中） 小学校交流 みどりランド お話会 歌の会
●3月 お茶会 お別れ会 終業式 修了式

未就園児親子向けの子育てネットワーク「かんがるーひろば」

みどり幼稚園では、毎月2～3回程度、未就園児親子のために遊び場を開放する活動「かんがるーひろば」を開催しています。
「かんがるーひろば」は在園児のお母さんによる運営で、サポーターとしてふれあいます。
好きな遊具で遊べるコーナーや、サポーターのお母さんが工夫して準備したコーナーなどがあります。

「安心して遊べるところ」

「親子で友達に会えるところ」
地域の親同士が交流することで、時には悩みを聞いたり、手助けし合ったり、得意なことをシェアできる関係を築きます。
「かんがるーひろば」は、のびのびと遊ぶ子どもたちを見守りながら、お母さんはママ友づくりや情報共有、先輩ママさんへの子育て相談などができる貴重な子育てネットワークの場。
子育ての楽しさや喜びだけでなく、大変さやストレスも共有しつつ、地域ぐるみで子どもたちを育てていきたいものですね。
開催日時については幼稚園のHPで確認してみましょう。

「江東区立みどり幼稚園」の概要と口コミ

沿革

2000年4月1日
さくら幼稚園・すみれ幼稚園の統合新園として開園

住所

東京都江東区南砂2-3-3-101

園児数

年長31名 1クラス（にじの組）
年中21名 １クラス（いちご組）

職員数

教職員 園長1名、主任教諭1名、教諭2名、主事2名 計6名
支援員的保育介助員1名

費用

●保育料は無料です。
●毎月の経費はPTA会費500円、教材費700円、修了対策費600円（年長1000円）で合計1800円（年長2200円）です。(※変更がある可能性有)

その他、遠足代などが別途かかります。

口コミ紹介

●大きな団地の中央にある幼稚園。
●周辺に公園や児童館がたくさんあって、緑が多く環境は抜群。
●自由遊びに力を入れていて、子どもたちの自発的な興味関心を育ててくれます。
●子ども同士のトラブルやお母さん同士のトラブルにも深刻化する前に親身に相談に乗ってくれます。
●定期的に保護者会があり、園の方針や子どもたちの様子を写真で紹介してくれます。
●泥だらけになって遊ばせてくれます。
●先生方はみんな優しく丁寧に指導してくれるので安心できます。
●ふれあいまつり、お祝い会、毎月の誕生会、餅つきや自分たちで育てた芋づるでのリース作り、発表会など盛り沢山で思い出がいっぱいできます。
●延長保育は基本的にありません。

まとめ

江東区の南砂住宅エリア内に根差した活動が特徴的な幼稚園「江東区立みどり幼稚園」の特徴や教育方針、概要をご紹介しました。
未就園児の親子登園なども開催されています。
気になる方は体験に行ってみてはいかがでしょうか？