江東区にある東京有明医療大学とは、どんな大学なのだろうかと概要が気になることがあるでしょう。
東京有明医療大学とは、保健医療学部と看護学部、大学院がある医療系の四年制大学で少人数教育を取り入れています。
また、東京湾に面した開放的なウォーターフロントにキャンパスがあるのも特徴です。
今回は、東京有明医療大学の概要について学部と学生生活も含めてご紹介します。
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江東区にある東京有明医療大学の概要
東京有明医療大学とは、鍼灸と柔道整復の分野で多くの指導者を世に送り出してきた花田学園を母体に設立された医療系の四年制大学です。
大学は、東洋医学のホリスティックな思想を融合させ、統合医療の未来を支える人材を育成するために設立されました。
要するに患者さんの視点に立つだけでなく、他の医療従事者と協力して「チーム医療」を支える人材にを育てることが目的です。
大学の理念は4つあり、1つ目は豊かな人間性と高い倫理観を併せ持つ人材を育成することが記載されています。
2つ目は保健や医療、福祉への見識を深め、国民の健康づくりに幅広く貢献できる人を育てることです。
3つ目は技術と深い洞察力で、すべての健康になりたい人に適切な治療やケアを提供できる人材を育てることとあります。
4つ目は臨床や研究を通し、国際的な発展に貢献する人材を育成することです。
では、現在の大学に至るまで、どのような沿革があるのかご紹介しましょう。
まず大学の沿革を語るうえで欠かせないのが、花田傳(つとう)氏です。
花田傳氏は、日本がアメリカGHQに統治されていた頃、鍼灸などの伝統医療の存続させるために尽力したうちの1人であり、花田学園の創立者でもあります。
昭和31年に花田傳氏は、豊かな人間性とすぐれた学・技を兼ね備えた医療人を育成することをモットーに掲げた鍼灸、柔道整復の学校を設立しました。
同時に、日本鍼灸師会も設立し、伝統医療の発展と人材育成に力を注いだ偉大な人物です。
昭和38年に花田氏が設立した学校は、法人の認可を得て花田学園に生まれ変わり、創立者の精神を継承し変革を繰り返しました。
現在の有明医療大学は平成21年に開学し、平成23年には附属鍼灸センターと接骨センター、附属クリニックをオープンしています。
さらに、平成24年以降は研究分野にも力を入れるため大学院を開設するなど、新たな挑戦を続けている大学です。
大学キャンパスは、東京湾に面した開放的なウォーターフロントにあり、自然換気システムや屋上庭園など環境への配慮もされています。
●所在地: 東京都江東区有明2丁目9番1号
●アクセス方法:りんかい線「東雲駅」B出口より徒歩約13分、ゆりかもめ「有明テニスの森駅」より徒歩約13分
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江東区にある東京有明医療大学の学部
東京有明医療大学には、保健医療学部と看護学部、大学院があり少人数教育をおこなっています。
保健医療学部
保健医療学部は、鍼灸学科と柔道整復学科にくわえて、アスレティックトレーナーと健康運動実践指導者の付帯コースがあるのが特徴です。
まず鍼灸学科は、はり師、きゅう師の国家資格を取得するために、スポーツ鍼灸学やレディース臨床鍼灸学、形外科臨床鍼灸学などが学べます。
次に柔道整復学科は、柔道整復師の国家資格の取得を目指し、基礎から臨床まで学べる学科です。
学生は解剖学や運動学実習、画像診断学、超音波画像装置の技術取得するカリキュラム、骨折実技などもより深く学べるでしょう。
付帯コースのアスレティックトレーナーは、財団法人日本スポーツ協会が認定する資格で、コースで学べば受験資格が得られます。
もう1つの付帯コースである健康運動実践指導者は、健康・体力づくり事業財団が認定する健康運動実践指導者の受験資格が得られるコースです。
看護学部
看護学部では、看護の本質を踏まえた第一級の看護を提供できる看護士を目指します。
新しい看護の発信地となるため、最新の情報や技術を取り入れてカリキュラムが組まれているのが特徴です。
1年次には看護や医学の基礎を学び、2年次には専門科目の基礎を習得および基礎看護学実習を体験できます。
3年次には専門科目を修得したあと、半年間の病院実習に入り、4年次は地域在宅実習を体験し、自ら実習をプログラムすることが可能です。
また病院実習は、すべて東京大学医学部附属病院でおこなわれるのも学部の特徴といえるでしょう。
大学院
大学院には、保健医療学研究科の博士前期課程と博士後期課程、看護学研究科の修士課程があります。
今回は、保健医療学研究科の博士前期課程と看護学研究科の修士課程をご紹介しましょう。
保健医療学研究科の博士前期課程では、鍼灸学分野と柔道整復学分野の修士が取得できます。
つまり、補完代替医療としての高度な知識と技術を修得し、根拠に基づく鍼灸学や柔道整復学の研究が可能です。
看護学研究科の修士課程は、看護学部を卒業した人や社会で一定のキャリアを積んだ人を対象にしています。
多様化社会における健康問題に関して、国民の健康保持・増進のためにエビデンスをとらえた研究ができるのが特徴です。
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江東区にある東京有明医療大学での学生生活
江東区にある東京有明医療大学では、クラブ・サークル活動や大学祭などに参加することで充実した学生生活を送れるでしょう。
東京有明医療大学には、スポーツ系は12以上、文科系は4以上のクラブ・サークルがあり多くの学生が所属しています。
珍しいのは、アルティメットというサークルです。
アルティメットとは5〜7人制のチームスポーツで、フリスビーをパスし、エンドゾーンを目指し得点を競い合います。
学生はクラブ・サークル活動を通して、学部や学科、学年を超えて仲間の輪が広がるでしょう。
毎年秋に開催される大学イベントの目玉である大学祭は、有明医療祭りと呼ばれ、大学祭実行委員会が企画・運営しています。
有明医療祭りは、豚汁やクレープなどさまざまな模擬店、トレーナーブースや鍼灸治療体験などの体験・展示部門を来場者は楽しめるでしょう。
また有明医療祭りには毎年テーマが決められているのも特徴です。
2017年は、代々受け継がれたものを活かしながら発展させる希望の意味を込めて、彩(イロドリ)でした。
2018年は、Changeで10年間の大学祭で作り上げてきた良い所を残し、改善できる所は変えていき、より良い祭りにしようという意味が込められています。
2019年は、学内の輪を広げ団結力を強め、地域の方々との輪も広げ感謝を伝えたいという思いを込めた「輪」がテーマでした。
毎年のテーマに込められた思いを有明医療祭りに来場する際、チェックするのもおすすめです。
また大学側は、一人ひとりがより良い学生生活を送れるように、教職員による学修支援をおこなっています。
具体的には、教職員が学生アドバイザーになり、学生の勉強や就職、人間関係などの悩みに親身になって相談にのってくれる制度です。
他には、オフィスアワーという研究室を自由に訪問できる時間を設定しています。
指定の曜日・時間に教職員が研究室で待機し、学生は自由に授業の質問やさまざま相談が可能です。
もちろん、バリアフリー支援や学生相談、健康相談などの相談窓口も設置しているだけでなく、就職・キャリア支援もおこなっているので安心して学生生活が送れます。
東京臨海エリアの清々しい海風や開放感あふれる大学キャンパスが、楽しく快適な学生生活を後押ししてくれるでしょう。
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まとめ
東京有明医療大学には、保健医療学部と看護学部、大学院がある医療系の四年制大学です。
各学部の学生は、基礎から専門分野の知識や技術を学ぶことができるだけでなく、クラブ・サークル活動を通して仲間の輪を広げられます。
また、教職員が悩み相談に応じてくれるので、安心して学生生活を送れるでしょう。
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