東京都墨田区のお出かけスポット！東武博物館の概要と楽しみ方をご紹介

東京都墨田区は、生活の利便性が高く、一人暮らしの方からファミリーまで、あらゆる世帯の方に人気の街です。
墨田区での暮らしを検討する際、おすすめのお出かけスポットなどを事前にチェックしておくと、休日の楽しみが増えるのではないでしょうか。
そこで今回は、墨田区にお住まいをご検討中の方に向けて、「東武博物館」の概要や施設内容、楽しみ方をご紹介します。
ぜひチェックして、訪れてみてくださいね。

東京都墨田区の東武博物館の概要

東武博物館とは、施設の名前からもわかるように、東武鉄道に関する資料や車両などを展示している博物館です。
具体的にどのような施設なのか、まずは東武博物館の概要とおすすめポイントについてご紹介します。
東武博物館は、東武鉄道創立90周年を記念し、1989年にオープンしました。
館内は8つのコーナーに分かれており、東武鉄道の歴史や文化、電車の走る仕組みなどを紹介しています。
さまざまな資料や展示物を見学したり、実際に触れたりしながら、電車やバスをより身近に感じることができる博物館です。

歴代車両の展示は必見！

館内に入ってすぐの「東武の幕開け」コーナーでは、東武鉄道のルーツである英国から輸入した蒸気機関車が、開業当時の姿に復元して展示されています。
そのほか館内や屋外には、時代のニーズに合わせて造られ活躍してきた歴代車両が展示されており、電車のなかに入ることも可能です。
今の電車とは違った雰囲気を感じられるため、車内の様子もぜひ見学してみてください。

アクセスしやすい！

東武博物館は、東武スカイツリーライン「東向島駅」の隣の高架下にあります。
東向島駅は各駅停車の駅で、区間急行や区間準急も停車するため、東武博物館はアクセスしやすい立地にあります。
駅の改札を出ればすぐにエントランスがあり、雨の日のお出かけも心配いりません。
高架下には専用の駐車場が設けられているため、車でのお出かけにもぴったりです。
電車好きの方はもちろん、カップルやファミリーも楽しめるおすすめのスポットなので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

●所在地：東京都墨田区東向島4-28-16
●開館時間：10:00～16:30（最終入館 16:00）
●休館日：月曜日（月曜日が祝日・振替休日の場合は、その翌日）、年末年始（12月29日～1月3日）
●駐車場：12台（無料）
●アクセス方法：東武スカイツリーライン「東向島駅」より徒歩すぐ、都営バス（草39系統）「向島消防署前」バス停下車徒歩約3分

東京都墨田区の東武博物館のおすすめの楽しみ方

続いて、東武博物館に訪れた際のおすすめの楽しみ方についてご紹介します。

蒸気機関車が動く！SLショーで迫力を体感！

「東武の幕開け」コーナーでは、機関士の方が蒸気機関車に乗り込み、汽笛を実際に鳴らして車輪を回転させるSLショーが毎日開催されています。
蒸気機関車の走る様子を間近で見学できるため、ぜひSLショーの時間には蒸気機関車の周辺で迫力を肌で感じてください。

シミュレーションで運転を体験！

「安全・快適にはこぶ」コーナーは、シミュレーションで電車やバスの運転を体験できる人気のエリアです。
電車のシミュレーションは、本線と東上線の両方とも、フルハイビジョンで映像が用意されていて、ワンハンドルの運転台で、前方の風景を楽しみながら、運転体験ができます。
バスのシミュレーションでは、実物の運転席が設置されており、運転手になった気分で街中を走る画面を見ながらハンドル操作を体験できます。
1コースの運転体験を終了すると結果が点数で表示されるなど、大人も子どもも楽しめる工夫がされており、大人気のコーナーです。

パノラマショーで東武鉄道の一日を見学！

「関東平野にひろがる東武」コーナーには、関東平野をイメージした大パノラマが設置されています。
こちらでは、電車が動き出す早朝から夜が更けるまでの東武鉄道の一日を紹介する、13分のパノラマショーが毎日開催されています。
どのように電車が行き交うのか、またそれぞれの車両の特徴や役割を知ることができるおすすめのコーナーです。

ウォッチングプロムナードで電車をリアルタイムに観察！

東武博物館2階の「ウォッチングプロムナード」は、東向島駅のホーム下に位置しており、実際に使われている線路を至近距離から見学できる珍しい造りになっています。
実際に走る電車の車輪やモーターなどをリアルタイムに観察でき、目の前を電車が通り過ぎるときの迫力は圧巻です。
ほかにも電車の路線が発展してきた様子や、車両の移り変わりを知ることができるコーナーなどもあります。
このように、墨田区の東武博物館は、電車の歴史を感じながら、実際に手で触れたり体験したりなど、さまざまな楽しみ方ができるおすすめのお出かけスポットです。

東京都墨田区の東武博物館の施設

東武博物館の概要やおすすめの楽しみ方などをご紹介しましたが、実際に訪れる前に施設についてもチェックしておくと安心ですよね。
そこで最後に、東武博物館の施設についてご紹介します。

グッズを販売するミュージアムショップ

ミュージアムショップでは、東武博物館のオリジナルグッズや、スタッフが厳選した商品などを販売しています。
電車がデザインされたメモ帳やシール、切符の形をしたキーホルダーなど、どれもリーズナブルでかわいらしい商品です。
車両の写真が完成する20ピースのパズルもいくつか種類があり、電車好きのお子さんへのプレゼントに喜ばれそうです。
東武博物館を訪れた記念に、またお土産にぴったりなので、ぜひのぞいてみてください。
なお、ミュージアムショップのみを利用する場合は、入館券を購入せずにグッズを購入できます。

お弁当を持ち込める休憩コーナー

東武博物館内には、レストランなどの施設はありませんが、お弁当を食べたり、ドリンクを飲みながら休憩したりできるスペースがあります。
休憩スペースは2階にあり、展示されている車両を上から眺めながら休憩できる造りになっています。
ゆっくり休憩できる開放的な空間があるため、休日にお弁当を持って出かけるのも良いですね。

壁面を利用した博物館ギャラリー

バリアフリースペースには、壁面を利用した博物館ギャラリーがあり、イベント時には写真を展示したり、企画展の会場として活用したりしています。
東武博物館を訪れた際には、ぜひこの博物館ギャラリーもチェックしてみてください。

授乳室やベビーカー置き場も完備

入口付近には、コインロッカーとベビーカー置き場があります。
また館内を奥に進むと、男女トイレの両方に、子ども用トイレとおむつ交換台が設置されています。
女性トイレの入り口には授乳室もあるため、赤ちゃんを連れた方でも安心です。
このように、墨田区の東武博物館は、電車好きの方はもちろん、休日のお出かけスポットとして利用したい方にも楽しめるおすすめの博物館です。
小さいお子さんを連れたファミリーでも、トイレや休憩スペースなどを心配することなく見学できますよ。

まとめ

お住まいを探す際には、その街の雰囲気やおすすめのスポットなどを事前にチェックしておくと、親近感が沸き生活が楽しみになります。
墨田区の東武博物館は、身近な電車やバスの歴史を感じたり、実際にシミュレーションで運転体験ができたりと、楽しめる工夫が盛りだくさんのスポットです。
墨田区での暮らしを検討している方は、ぜひ東武博物館に訪れてみてはいかがでしょうか。