神社は日々の感謝を伝える場所で、訪れると気持ちが安らぎます。
また、初詣などの行事だけではなく、習慣として神社にお参りされる方も多いでしょう。
この記事では、東京都江東区にある富岡八幡宮はどのような神社なのか、また見どころや行事などをご紹介しますので、このエリアに引っ越しをご検討されている方は、参考にしてみてください。
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東京都江東区にある富岡八幡宮の概要
ここでは、東京都江東区にある富岡八幡宮がどのような神社なのか、歴史やおこなっているご祈祷についてご紹介していきます。
由緒
富岡八幡宮は、1627年に永代島と呼ばれていた現在地に建造され、周辺の砂州一帯を埋め立て、六万五百八坪の土地を得ました。
江戸時代には、富岡八幡宮は将軍家から手厚い保護を受け、明治維新でも朝廷から御治定されるなど、大変重要な神社であったとわかります。
また、この土地はかつて、深川区に属していたため、「深川の八幡様」という愛称で呼ばれ親しまれていました。
今では、全国から多くの方が参拝に来ており、「江戸最大の八幡様」として信仰を集めています。
そして、毎月おこなわれている、さまざまな行事では賑わいを見せています。
富岡八幡宮の存在は、江戸時代から続く伝統と密接に結びついており、その歴史的な背景と祭りの繁栄から、多くの方々がその魅力に惹かれ続けていると言えるでしょう。
ご祈祷や人形のお焚き上げ
富岡八幡宮では、さまざまな種類のご祈祷をおこなっていますが、ご予約は必要ありません。
そのため、いつでも気軽にご祈祷していただけますが、日によっては、ご祈祷をおこなっていない日もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
さまざまな願意に対応しており、たとえば、厄除け、家庭や交通の安全、商売繁盛、安産祈願、入学祈願、身体健康などがありますが、水子供養はおこなっていません。
ご祈祷以外には、人形のお焚き上げもおこなっており、ぬいぐるみなどに感謝の気持ちをあらわしたい方の声にも応えています。
富岡八幡宮は、歴史的な価値や信仰の場としてだけでなく、祈願や感謝の気持ちを表す場としても多くの方々に親しまれています。
●所在地:東京都江東区富岡1-20-3
●アクセス方法:東京メトロ東西線「門前仲町駅」より徒歩3分、都営地下鉄大江戸線「門前仲町駅」より徒歩6分
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東京都江東区にある富岡八幡宮の見どころ
東京都江東区にある富岡八幡宮には、豪華な神輿や銅像など見どころがたくさんあり、歴史を感じられる場所になっています。
黄金神輿
富岡八幡宮には、迫力ある大きな2つのお神輿があり、ガラス越しですが正面の参道にある神輿庫で見ることが可能です。
1つは、当時、佐川急便グループの会長だった佐川清氏が奉納したもので、このお神輿はダイヤモンドやルビーなどで飾られています。
また、高さ4m39cm、重量4.5tの大きさを誇っており、担ぐのが難しいため、1997年に2tの一回り小さなお神輿が造られました。
横綱力士碑
江戸時代には、大相撲の前身である江戸勧進相撲が盛んでした。
この江戸勧進相撲の発祥が富岡八幡宮なのです。
境内には、第12代横綱が建てた力士碑や、大相撲ゆかりの石碑がたくさんあり、初代から現在までの横綱の名前が刻まれています。
また、巨人力士身長碑や、力士の手足の大きさがわかる石碑もあります。
身長227cmの力士もいたそうで、自分自身と比較して実感できるでしょう。
大関力士碑
表参道大鳥居をくぐったすぐ右手には、大関力士碑があります。
この碑は、昔から相撲の大関が立派な成績を修めてきた点を称え、9代目市川団十郎と5代目尾上菊五郎によって寄進されたものです。
碑には、初代大関である雪見山から最近では、小錦関、霧島関までの、歴代104名の大関の名前が刻まれています。
これらの碑は、横綱力士碑とともに、相撲ファンにとって大切な場所となっているのです。
伊能忠敬銅像
2001年に江戸時代後期の測量家である伊能忠敬翁の銅像が、富岡八幡宮の大鳥居のそばに建てられ、除幕式がおこなわれました。
伊能忠敬翁は、50歳になってから天文学や測量術を学んで注目を浴びていました。
銅像建立の場所は、伊能忠敬翁が現在の門前仲町1丁目である深川黒江町に住んでおり、測量旅行出発前には富岡八幡宮に訪れ、必ず参拝していた点が理由で選ばれています。
また、銅像の横には、新地球座標系に従った国内最初の三等三角点「富岡八幡宮」も設置され、同時に公開されました。
この三等三角点は、カーナビゲーションなどに利用されるGPSの基準点にもなっています。
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東京都江東区にある富岡八幡宮の行事
東京都江東区にある富岡八幡宮では、骨董市やフリーマーケットなど、毎月さまざまな催しをおこなっており、活気がある神社と言えるでしょう。
江戸三大祭りのひとつである深川八幡祭りについてもご紹介していきます。
毎月おこなわれる行事
富岡八幡宮では、毎月1日・15日・28日に月次祭が開催されており、月次祭は、どなたでも参加可能で、 参加者は御忌衣を着用し、お祓いを受けることが可能です。
境内には12基の末社があり、そこには18体の神様が祀られており、月次祭が終わると神職や参加者全員で境内の末社を参拝します。
そして、祭典が終わった後は、巫女さんが点てた抹茶やお菓子を召し上がりながら、神職と懇談できます。
また、当日は、富岡八幡宮周辺に露店が立ち並んでいるため、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。
そして、フリーマーケットは毎月15日と28日の早朝から夕方まで開催されており、日用品からインテリア用品や骨董品まで、さまざまな品物が出店されています。
自宅の不要品を処分したい方やフリーマーケットの雰囲気を楽しみたい方は、出店することも可能です。
さらに、骨董市は、毎月第一・第二・第四・第五の日曜日の朝から夕方まで開催されています。
書籍や玩具、古伊万里などさまざまな品物が並んでいて、思わず心惹かれるものが出てくるかもしれません。
ただし、28日が重なった場合、骨董市はおこなわれず、フリーマーケットが開催されますので、ご注意ください。
深川八幡祭り
富岡八幡宮の例祭は8月15日を中心におこなわれており、通称「深川八幡祭り」とも呼ばれています。
この深川八幡祭りは、赤坂の日枝神社の山王祭や神田明神の神田祭と並んで「江戸三大祭」の一つとして知られています。
このお祭りでは、3年に1度、八幡宮の特別な御鳳輦が渡御する本祭りがおこなわれ、この時は53基の町神輿が一緒に連合渡御する様子が特別に見ることが可能です。
また、総金張りの宮神輿が3基ありましたが、関東大震災で残念ながら失われました。
この宮神輿は、富岡八幡宮には元禄時代に名高い豪商だった紀伊国屋文左衛門が奉納したとされています。
平成3年になって日本一の黄金大神輿が奉納され、宮神輿が再び活気づきましたが、その大きさゆえに毎年担ぐのが困難でした。
そこで、新たに宮神輿を作り、二の宮として平成9年の例大祭で見事に渡御しました。
深川のお祭りは、「ワッショイ」という伝統的な掛け声や「水掛け祭」とも呼ばれるように、観衆が担ぐ方たちに清めの水を浴びせる風習があります。
担ぎ手と観衆が一体となって楽しむ姿が特徴で、江戸の粋なお祭りとして、多くの方々に愛され続けています。
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まとめ
東京都江東区にある富岡八幡宮は、1627年から建設され、将軍家から手厚い保護を受けていた重要な神社です。
豪華なお神輿や、横綱力士碑などたくさんの見どころがあります。
また、毎月おこなわれる催しや、有名な深川八幡祭りなどの行事があり、多くの方が訪れています。
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