お子さまのいるご家庭で墨田区にお引っ越しを検討されている方は、学校選びも重要なポイントのひとつです。
とくに、中学校や高等学校は進路について考える時期でもあるため、重要視している方も多いでしょう。
そこで今回は、墨田区にある東京都立両国高等学校・附属中学校の概要や特色、支援についてご紹介します。
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墨田区にある東京都立両国高等学校・附属中学校の概要
東京都立両国高等学校・附属中学校は、都立の併設型中高一貫教育校であり、開校から120年以上もの歴史がある伝統校です。
教育目標と基本方針
学校では3つの教育目標が掲げられています。
1つ目が「自ら考え、学ぶ生徒」として、未来を切り開ける意欲かつ行動力のある生徒を育成します。
2つ目は「高い志と使命感をもった生徒」として、豊かな教養・社会に貢献できる高い志と使命感をもって、きちんと責任が果たせる生徒の育成です。
3つ目は「健康で、明朗な生徒」で、健やかな体と心をもって、お互いに尊重しあえる思いやりの心と秩序を重んじる生徒の育成を目標に掲げています。
また、これらの教育目標を達成するための基本方針が6つあります。
1つ目があらゆる教育活動にて、自らを厳しく律し進んで学ぶ姿勢を身に付ける「自律自修の態度の育成」、2つ目は「6年間一貫した教育」です。
3つ目は「教科指導の充実」として、基礎や基本の徹底定着させたうえで、応用力を育成し高い学力を身に付けさせます。
そのため、少人数での指導やティームティーチング、授業以外での講習や補修なども積極的に展開しているのが特徴です。
4つ目は「世界的視野の育成」をするため、体験的学習や研究、実習などを積極的に取り入れています。
そして、5つ目が「健全育成教育」で、6つ目は「情報公開と地域との連携」です。
学校から正確な情報発信をおこない、保護者や地域との連携と協力を求めています。
沿革
明治33年4月1日、京橋区築地3丁目(現在の中央区築地4丁目)に東京府第一中学校分校が開校されました。
翌年4月1日には東京府第三中学校に改め、同年7月1日に校名が改称されます。
大正13年4月1日に私立東京三中夜学校が開校されますが、昭和8年3月31日に廃止され、新たに東京府立三中夜間中学が新設されました。
しかし、昭和16年4月1日に東京府立桂友中学校、さらに昭和18年7月1日には、東京都立第三中学校二部に改称されます。
そして、昭和25年1月26日、東京都立両国高等学校と校名を変更し、二部は定時制課程となりました。
東京都立両国高等学校定時制課程は、平成18年4月1日に東京都立両国高等学校浅草分校と改称し、浅草に移転します。
同時期に東京都立両国高等学校附属中学校が開校され、現在に至ります。
●所在地:東京都墨田区江東橋1丁目7番14号
●アクセス方法:JR「錦糸町駅」・半蔵門線「錦糸町駅」より徒歩5分、都営新宿線「菊川駅」・都営新宿線「住吉駅」より徒歩約10分
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墨田区にある東京都立両国高等学校・附属中学校の特色
東京都立両国高等学校・附属中学校では、高い志の実現とリーダーの育成を目指しています。
歴史と未来のある伝統校であり、質の高い授業を提供し、実践的コミュニケーションをとおして意欲を持って行動ができるグローバルリーダーを育成しているのが主な特色です。
主な学校行事
4月には入学式があり、中学生は校外学習へ、高校生は遠足に行きます。
6月になると体育祭があり、7月には中学3年生の海外語学研修旅行があります。
また、8月には高校生が夏季講習や部活動合宿に励むのが特徴です。
12月になると冬期講習があり、スキー教室も高校生が体験します。
さらに、2月には合唱コンクールがあり、3月には中学生が球技大会を開催し、高校2年生は修学旅行を楽しみます。
中間考査や期末考査なども含めると、毎月学校行事が入っているのが特徴的です。
主な部活動
部活動は、運動部と文化部に分けられ、中学生・高校生の両方が活動できる部活もあれば、中学生のみ・高校生のみで活動している部活もあるのが特徴です。
まず運動部には、陸上競技部や水泳部、野球部・サッカー部・ハンドボール部・テニス部・男女に分かれたバレー部があります。
このなかで、中学生・高校生の両方が活動できる部活は、水泳部と野球部、サッカー部・テニス部・女子バレー部です。
そのほか、男女に分かれたバスケットボール部やバドミントン部、剣道部・卓球部・山岳部・弓道部があります。
続いて、文化部は美術部と管弦楽部、茶華道部・コンピューター研究部・演劇部が中学生と高校生の両方が活動している部活です。
また、生物部や合唱部、ギター部・放送部・料理部などは主に高校生が活動しています。
中学生のみで活動している部活は、理科部と家庭科です。
各部活動は、毎日おこなうわけではなく、活動日が決められています。
さまざまな種類があるため、自分に合った部活動を見つけられるでしょう。
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墨田区にある東京都立両国高等学校・附属中学校で実施している支援
東京都立両国高等学校・附属中学校では、授業料やキャリア教育において支援をおこなっています。
授業料における支援
平成26年4月以降の入学者は、全国一律の制度として効率高等学校の授業料無償化制度が廃止されました。
授業料は原則徴収し、私立高等学校同様に就学支援金制度を実施します。
就学支援金制度とは、都立学校に在学している生徒を対象に、最大36か月間の授業料を国が支援する制度です。
支援額については授業料の相当額に値し、支給の可否については所得によって決定します。
一方、所得制限額を超えている場合は支給されないため、注意が必要です。
また、授業料における負担を少しでも軽減させるため、「端末購入支援金」をおこなっています。
都立高等学校に入学する生徒は、学校指定の端末を一人1台所有し、端末を活用した授業を実施しているのが特徴です。
端末購入支援金とは、生徒全員に所有してもらうため、保護者負担額が定額になるよう支援する制度です。
さらに、世帯年収が約350万円未満の世帯を対象に、端末購入補助として負担が生じないよう「給付型奨学金」を実施しています。
キャリア教育における支援
学校では、「第一志望大学への進路実現」を第一目標として進路指導をおこなっています。
なかでも、現役での国公立大学への進学率が高く、志望者も多いため卒業生の約3人に1人は進学しているのが特徴です。
この割合は、全都立高校のなかでもトップを争う高い割合であり、国公立大学だけでなく有名な私立大学へ進学する生徒も多くいます。
第一志望大学への進路実現を叶えられる大きな理由は、基礎基本の充実と予備校に頼らない授業です。
たとえば、中学1年生から高校3年生まで、起訴内容を確認する小テストや演習を毎日実施しています。
毎日の積み重ねが土台になり、これこそが高い合格率を生み出す秘訣でもあります。
また、「アクティブ・ラーニング」型の授業が積極的におこなわれているのも特徴です。
講義型の授業だけでなく、共同して作業するペアワークやグループワーク、プレゼンテーションなども交えて、あらゆる場面で対応ができる実践的な学力も身に付けられます。
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まとめ
東京都立両国高等学校・附属中学校は、開校から120年以上もの歴史がある併設型中高一貫教育校です。
毎日の基礎学習はもちろん、実践的なコミュニケーションを積極的に取り入れています。
現役での国公立大学への進学率が高いのが特徴であるため、大学進学を目指している方は検討してみてはいかがでしょうか。
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