江東区にある中村中学校・高等学校は、「清澄白河」駅から徒歩3分の緑豊かな庭園にほど近い場所にある女子校です。
環境や立地にも恵まれた中村中学校・高等学校への入学を検討しながら、家探しをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、江東区にある中村中学校・高等学校の概要や学び、特徴についてご紹介しますので、江東区にお引っ越しを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
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江東区にある中村中学校・高等学校の概要
江東区にある中村中学校・高等学校の沿革や校訓の概要をご紹介します。
江東区にある中村中学校・高等学校の沿革の概要
江東区にある中村中学校・高等学校は、明治36年(1903年)、渋澤栄一と並ぶ明治屈指の実業家中村清蔵により私立深川女子技芸学校として創立された大変歴史のある学校です。
明治42年(1909年)には、初代校長に女子教育の第一人者戸野みちゑを迎え、小名木川のほとりに校舎を新築し、現在の中村学園の前身である中村高等女学校を開校しました。
当時教育機関が乏しかった女子教育を広げるきっかけにもなった中村高等女学校は、自由主義を謳歌する「明朗な学校」として発展を続けています。
そんな歴史ある中村中学校・高等学校は、関東大震災や東京大空襲などにより三度も校舎を焼失する歴史も持ち合わせた学校です。
そんななかでも中村中学校・高等学校は不死鳥のごとく復活を遂げ、創立時と変わらぬ精神のもと時代のニーズを捉えた変革を続けています。
江東区にある中村中学校・高等学校の校訓の概要
四代校長の中村三郎は「清く、直く、明るく」を校訓とし、自由でのびやかな校風を作りました。
与謝野鉄幹・晶子夫妻や北原白秋などの著名人を招いた講演会開催や校外授業の積極的な推進、校技としてバレーボールを導入するなどの自由で画期的な取り組みもおこなわれたそうです。
五代校長小林珍雄は、これまでの校訓を具現化した次の3つのSを徹底しました。
●わがままをおさえる = Self- control
●ひとに迷惑をかけない = Self-government
●ひとに親切をつくす = Social Service
単に進学のための教育ではない社会に奉仕する心の教育に心を注ぐ精神は、現在の中村中学校・高等学校にも受け継がれています。
●所在地:東京都江東区清澄2-3-15
●アクセス方法:都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線の「清澄白河」駅から徒歩3分
中村中学校・高等学校は清澄庭園・公園に面した静かな環境に恵まれ、江戸東京博物館や両国国技館、芭蕉庵史跡展望庭園など江戸の歴史を感じられるスポットが多いことも特徴です。
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江東区にある中村中学校・高等学校の学びの概要とは
江東区にある中村中学校・高等学校の学びの特色や概要をご紹介します。
学びから得られるチカラ
中村中学校・高等学校の教育方針の特色として「学び」はなりたい自分に近づくためのもの、また、その「学び」から得られるチカラを「認知型学力」「非認知型智力」と呼んでいます。
認知型学力とは、学びの成果を点数や偏差値などで数値化できる勉強のことで、国語、数学、英語、理科、社会の5教科において実践されています。
非認知型智力とは、状況の変化に対応できる力を身につける教育のことで、先行きが不透明な時代だからこそ必要な数値化しにくい力です。
認知型学力と非認知型智力による教育はどのようなものなのか、中学校と高校それぞれの教育内容を見ていきましょう。
中村中学校の学び
認知型智力の学びでは、すべての学問の土台となる日本語力を育むため、中高を通して読書を推奨し、文章読解力を高め語彙力のアップに努めています。
作文や小論文、教科のレポート課題など思考を文字化する機会が多く、中学校から多くの表現機会を設けられています。
英語の授業では、意思疎通ができる英語力を目標とし、英会話の授業や校外授業など生きた英語に触れる機会が多いことも特徴です。
非認知型智力の学びでは、他者との協調性や距離感覚をワークを通じて身につけるなど、自分の考えを相手に伝える力を養うための多くの発表の場が設けられています。
中村高等学校の学び
認知型学力の学びでは、中学校と同様に日本語力を身につけるため朝読書などの時間を設け、全校あげて読書の推奨をしています。
作文や小論文、教科のレポート課題など、思考を文字化する機会が多く設けられているため、ほとんどの生徒が年間で20本を超える表現機会を得ていることも特徴です。
非認知型智力の学びでは、中学校同様に人との関係性を構築する力、考えて行動する力を育むための授業がおこなわれています。
また、高校では個人探究、PBL型学習、探究フィールドワークなど、さまざまな課題を探求する「探究コース」が設置されています。
常に活動発表の場が設けられるので、自然と表現力や発信力が身につくことも学びから得られるチカラといえるでしょう。
海外への留学をサポートする国際コースも設置されており、国際的にも活躍できる人材育成に力を注いでいるのがわかります。
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江東区にある中村中学校・高等学校の特徴
最後に、江東区にある中村中学校・高等学校のおこなっている行事やサポート体制などの概要や特徴をご紹介します。
カウンセリングルーム「バウム」
江東区にある中村中学校・高等学校では、臨床心理士の資格を持つ専任のカウンセラーが相談に応じてくれるカウンセリングルームの「バウム」が設置されています。
勉強・進路のこと、友だち関係、自分自身についてなど、気になることがあれば何でも気軽に相談できる場所です。
気軽に悩みを相談できる場所があることは、学校生活を送るにあたって心強い存在なのではないでしょうか。
生徒が企画・運営する「校友会活動」
中村中学校・高等学校には、毎日の学校生活や行事をより良くするために企画・運営されている組織「校友会」があります。
校友会では、全生徒が平等の資格で会員となり、同等の権利・義務をもって運営に参加していることが特徴です。
校友会とともに各委員会も運営され、学年を超えた協力体制のもと学校生活を良くするために日々活動しています。
視野が広がる年間行事
中村中学校・高等学校では、学校行事や体験学習を通じて視野を広げ、一人一人の可能性を伸ばせるような年間行事がおこなわれています。
たとえば、4月に国際コースターム留学出発(5年)、8月には海外サマースクール(2年、3年)、オーストラリア語学研修(4年、5年)など、国際交流が活発で貴重な体験ができることも特徴です。
他にも5月に自然体験(2年)、6月に国内サマースクール(2年)などの活動を通じ、使える知識を身に着けながら視野を広げていきます。
先輩・後輩のつながりも生まれる部活動
中村中学校・高等学校では、運動部と文化部を合わせて26種類の部活動があり、多くの生徒が所属しています。
部活動を通じて技術を教えあったり、悩み事を相談したりなど、自然と仲間や先輩・後輩の絆が生まれる場所です。
バレーボールやサッカー、吹奏楽部、軽音楽部など、さまざまな種類の部活動があるので、自分に合った部活を見つけ出せるのではないでしょうか。
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まとめ
東京都江東区にある中村中学校・高等学校の学びの特徴や概要についてご紹介しました。
中村中学校・高等学校は、留学などを通じて国際的な知識を得られるとともに、国内での体験学習もおこなわれ、幅広い学びを得られることが特徴です。
江東区にお引っ越し予定の方は、お子さまの中村中学校・高等学校への進学を検討されてみてはいかがでしょうか。
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