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江東区で今もっとも元気な商店街3選!その歴史や特徴などもご紹介

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江東区で今もっとも元気な商店街3選!その歴史や特徴などもご紹介

全国的に昔ながらの商店街は衰退傾向にありますが、なかには今も昔と変わらず活気のあるところもあるのです。
そんな元気な商店街のなかから今回は江東区にある砂町銀座商店街、深川仲町通り商店街、そして亀戸五丁目中央通り商店街にスポットを当てて見ていきます。
江東区に引っ越しを考えている方はとくにそれぞれのウリや特徴などについて比較してみてください。

江東区にある商店街の砂町銀座商店街について

江東区にある商店街の砂町銀座商店街について

江東区にある砂町銀座商店街について、まずは歴史から見ていきますが、この砂町は旧地名で、現在の北砂・南砂・新砂・東砂にあたります。
この砂町がある場所はもともとは南葛飾区郡でしたが、昭和7年に東京市に編入されその区域は城東区となり、さらに昭和47年に深川区と合併し今の江東区となったわけです。
砂川銀座の名前の由来は昭和7年、当時日本一の商店街としてにぎわっていた銀座通り商店街に追いつけ追い越せとの思いを込めて、こう名付けられました。
戦前は約30軒が連なるこぢんまりとした商店街として地元の方々に親しまれていましたが、昭和20年の東京大空襲で一度は焼け野原となってしまいました。
しかしその後地道に発展を続け、現在のような商店街としての形となったのは昭和38年頃だと言われ、昭和50年代にはこの地域の人口の増加に伴い一気に店舗数が増えたのです。
この商店街の特徴として、まずは当時の雰囲気を感じられる昭和レトロが味わえる点で、たとえ初めて訪れたとしても、なんだか懐かしい気分になれます。
昭和の良いところはその店の方との距離が近いといった点で、その馴れ馴れしさも決して嫌なものではなく、逆に心地の良いものとしてクセになる方も多いです。
またあちこちから美味しい香りがしてきて、縁日の屋台で食べ歩くように、自分の好きなものを探しながらあれこれと散策できる楽しみ方もあります。
ほかにも毎月10日にはばか値市と呼ばれる大安売りが、8月上旬には七夕祭りがおこなわれるなどイベントや催事も充実しています。
こうした取り組みが実を結び、今では1日あたり平日でのべ1万5,000人、休日でのべ2万人が訪れるほどになり、まさに銀座と名乗るのにふさわしい商店街となったのです。
では気になるお店の情報ですが、フードのお店としては青果・鮮魚・精肉の生鮮3品を筆頭にカフェや焼肉屋などの飲食店、総菜などのテイクアウトのお店などがあります。
ほかにもファッション関連のお店や、薬局や散髪屋などビューティー&ヘルスのお店、生活雑貨やコミュニティハウスなどさまざまな業種・業態のお店が展開されているのです。
この砂町銀座商店街の全長・店舗数ですが、670mの通りに約180もの店舗がまさに軒を連ねていて、今では江東区一のにぎわいを見せる商店街となっています。

●所在地:東京都江東区北砂4-18-14(事務所)
●営業時間:午前9時~午後5時(事務所)
●定休日:祝日・日曜日(事務所)
●アクセス方法:東京メトロ東西線東陽町駅から都営バス07で約12分、北砂2丁目下車すぐ
●駐車場:あり (予約制)akippa 北砂4丁目駐車場

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江東区にある商店街の深川仲町通り商店街について

江東区にある商店街の深川仲町通り商店街について

深川はかつては三角州で、そこはさらに葦が生い茂ったぬかるみ状の土壌であったため、人が住めるようなところではありませんでした。
しかし慶長年間に深川八郎右衛門らがこの地の開墾に着手し、苦労を重ねた末についに農地としての開拓がなされ、その名をとって深川村となりました。
現在の深川は行政地名としては深川一丁目と二丁目ですが、一般的に深川と呼ばれるのはその周りも含めた広範囲を指し、ここに深川仲町通り商店街も含まれるわけです。
現在の深川仲町通り商店街は富岡八幡宮や深川不動堂の門前町、そして粋と人情の町としてにぎわいを見せ、店舗数は100を超える区内有数の規模を持つ商店街となりました。
このエリアの特徴としてまずは毎月1・15・28日におこなわれる深川縁日があり、門前仲町交差点から富岡八幡宮までの歩道にさまざまな露店が出店します。
次は毎年中元時期と年末におこなわれるいきいきカード祭りで、開催時期は中元セールが6月下旬から7月上旬、年末の歳末いきいきセールは11月下旬から12月上旬です。
このイベントでは門前仲町で買い物をするとポイントが付くいきいきカードを持っていると、ポイント5倍セールやガラポンなどの特典が付いてきます。
また江戸三大祭の一つでもある富岡八幡宮の例祭のなかでも、3年に1度おこなわれる本祭りにおいて、大神輿53基が勢ぞろいした連合渡御で門前仲町全体が盛り上がります。

●所在地:東京都江東区門前仲町2-2-1(事務所)
●営業時間:午前10時から午後5時(事務所)
●定休日:土、日、祝日(事務所)
●アクセス方法:東京メトロ東西線・都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅下車すぐ
●駐車場:近隣にコインパーキングあり

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江東区内の商店街である亀戸五丁目中央通り商店街について

江東区内の商店街である亀戸五丁目中央通り商店街について

亀戸五丁目中央通り商店街の歴史ですが、まず戦前にはその通りに亀戸館と呼ばれる映画館があり、亀戸館通りと言われていましたが、東京大空襲によって一面焦土と化しました。
そして戦後は、早い復旧を目指し亀戸五丁目中央通り会としての活動を始め、昭和30年代からの戦後経済の発展に伴い、大きな発展を遂げたわけです。
その後平成元年には亀戸五丁目中央通り商店街振興組合として法人化され、亀戸錦糸町副都心計画といった時代の流れにも乗り、あらたな商店街として生まれ変わりました。
長さ・店舗数については、亀戸五丁目を明治通りから東武線踏切先まで突っ切った東西660mの長さがありそこには多くの店舗数を構え、いつもにぎわいを見せています。
この商店街の特徴ですが、まず中央通り名物ともなっている破価市があり、昭和49年に街路灯の完成記念として全店舗が協力して売り出しをしたのが始まりです。
このときの割引率は9割で用意された商品は1万点以上となり、地元のみならず近隣からも多くの人が訪れ、その数は1万人とも言われています。
これがきっかけで翌年に破価市が本格的にスタートし、4月1日でも嘘ではありませんをキャッチフレーズとしてばか値で売り出し、ここからばかいちと言われるようになりました。
そしてもう1つ、亀戸五丁目中央通り商店街の名物とも言える亀戸・下町こいのぼり祭りがあり、毎年ゴールデンウィークの期間に開催されています。
この祭りは子どもたちの健やかな成長を願っておこなわれ、四半世紀もの歴史をもち、通りがこいのぼりのトンネルとなるほど多くのこいのぼりが飾られるのです。
また商店街の各店舗と梅屋敷が対象となるスタンプラリーもあり、2店舗分のスタンプを集めるとお米などが貰える抽選に応募ができます。
ほかにもイベントとしては4月のあさり大会、7月の納涼とみくじSALE、8月の納涼夜店や10月の亀戸さんま大会、そして年末の初夢とみくじSALEなどがあります。
そして最近ではミニチャイナタウンとしても注目されていて、そこには観光客向けではなく中国人向けの中華料理店や食品店が立ち並び、独特の雰囲気を感じられるのも魅力です。

●所在地:東京都江東区亀戸4丁目11番27号(振興組合)
●アクセス方法:「JR亀戸駅」より徒歩約8分(振興組合)

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まとめ

江東区には多くの商店街があり、今回はそのなかから3つをご紹介しましたが、昭和レトロ・粋と人情、そしてこいのぼりとチャイナタウンなどそれぞれに特徴があります。
商店街は買い物だけでなく、そこにいる方たちとのふれあいこそが醍醐味とも言え、懐かしさと癒しを求めて、今日も多くの方がそこに集うのです。


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