家庭や仕事の変化で、墨田区に引っ越しを考えているお客様からおすすめの博物館はどこか相談される事例が多いです。
郵政博物館は老若男女問わず人気の施設であり、フロアごとに楽しめるポイントがありますので、あらかじめ施設概要は知っておくべきです。
今回は郵政博物館の見どころとは何か、施設概要やフロアごとの特徴をご紹介します。
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墨田区にある郵政博物館の施設概要
郵政博物館は都心へアクセスしやすく、バスや電車で来た方でも安心して訪れられる博物館となります。
充実した時間を過ごせる博物館として人気の施設です。
郵政博物館とはどのような施設か
日本郵政株式会社が設置と運営をしている博物館で、郵便や通信に関係するものを展示しているのが特徴です。
1902年に万国郵便連合へ加盟し、25周年記念の祝典行事の1つとして、逓信省が郵便博物館を開館したのが起源となります。
2014年に墨田区押上へ移転し、郵政博物館として開館しました。
当館では郵便と通信に関する歴史を、大きく7つのカテゴリーへと分けて展示あるいは映像でご紹介しているのが特徴です。
当館は約33万種の切手が展示されており、これは日本最大の展示数です。
国内や海外の歴史、文化、著名人が描かれた切手、希少価値のある切手を見られます。
国内と国外の郵政に関連する資料も400点展示しています。
当館のコンセプトと施設情報
「心ヲツナグ 世界ヲツナグ」が当館のコンセプトです。
デジタル技術を駆使して、郵便や通信を通して人と人との心のつながりが感じられるように、体験や体感型のコンテンツが数多くあるのが特徴です。
郵便は手紙・荷物の配達と集荷をおこなっており、私たちが生活するうえで必要不可欠な存在と言えます。
郵政博物館を訪れると、郵便や通信に関する知識が学べます。
押上駅から歩いてすぐの場所にあり、東京スカイツリータウン・ソラマチの中にある施設です。
イーストヤード8階から専用のエレベーターを利用すると当館に到着するでしょう。
入館料は大人が300円、小学生から高校生は150円かかります。
なお、障がい者手帳を所持している方と介助者は入館料が無料となります。
休館日は不定休であり、展示替えや設備点検で臨時休館する場合があるので注意が必要です。
あらかじめ休館日かどうか確認してから訪れるべきです。
●所在地:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ 9階
●営業時間:10:00〜17:30
●定休日:不定休
●アクセス方法:京急線・都営浅草線「押上駅」から徒歩6分
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墨田区にある郵政博物館のフロアスペース
郵政博物館の受付から近い順に多目的スペース、常設展示室、企画展示室があります。
それぞれのフロアにはどのようなものがあるのか詳しくご紹介します。
多目的スペース
企画展に連動したイベントの開催場所、くつろぐためのスペースとして使われる機会が多いです。
多目的スペースでおこなわれるイベントでもとくに人気なのが「レッツエンジョイ ラジオ☆体操」です。
Kinectセンサーを用いて、国民保険体操から生み出されたラジオ体操を楽しむゲームになります。
映像の前に立つとお客様の姿がモニターに映り、お手本の体操と音声を参考に体操します。
動きが正確ですと星型のスタンプと丸型の光などのエフェクトがあらわれ、お客様のモチベーションが上がるでしょう。
ラジオ体操は柔軟性を高めて、前向きな気持ちになる効果がありますから、年齢や性別を問わずおすすめです。
常設展示室
始と郵便、手紙、切手、郵便貯金、簡易保険の6つの世界で構成されており、展示の種類が異なります。
始の世界では郵便と通信、切手の歴史に関してプロジェクションマッピング技術を利用しながら投影します。
手紙の世界では江戸時代の手紙や著名人の手紙といった歴史的価値のある手紙が展示されているのが見どころです。
郵便貯金は1875年に始まった業務で、当時使用されていた通帳が展示されているでしょう。
簡易保険の世界に向かうと「ゆうちょ・かんぽアドベンチャー」があります。
横にスクロールしてステージにいる敵や障害に対して、貯金や保険を利用してクリアするゲームで、郵便貯金と簡保の重要性が遊びながら学べます。
企画展示室とミュージアムショップ
郵便と手紙、切手に関する企画展をおこなう場所が企画展示室です。
普段では見かけない展示品と巡り会える可能性がありますので、当館を何度も利用がある方でも楽しめるのが魅力です。
企画展示室には貴重資料コーナーがあり、重要文化財である通信機器が展示されています。
たとえばモールス符号を送受できるエンボッシングモールス電信機、平賀源内が復元したエレキテル、プレゲが発明したブレゲ指字電信機があります。
館内にあるミュージアムショップでは、郵政事業の創始者である前島密と切手の関係性、当館の歴史がわかるでしょう。
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墨田区にある郵政博物館の見どころとは
当館にはゆうちょ・かんぽアドベンチャーだけでなく、ほかにおすすめしたい体験・体感コンテンツがいくつかあるのです。
また、数多くの収蔵品から見どころのある物をご紹介します。
郵便配達シミュレーターとStamp Pond
郵便の世界にはシミュレーションゲームの「Go!Go!ポストマン」がプレイできます。
椅子に座って、バイクのハンドルを握るポーズをしながら手を伸ばせばゲームスタートです。
人の動きを感知するセンサーが採用されており、前後左右に動いて郵便配達のミッションをこなしていく内容です。
3段階のレベルから選択可能なので、どなたでも楽しめます。
小学生未満の子どもがプレイすると、センサーが感知しない場合がありますので注意しましょう。
当館に展示している切手の中で、お客様が気に入った切手の情報を知りたいときはデジタル手帳の「Stamp Pond(スタンプポンド)」が便利です。
画面に浮かぶ切手をタップすれば、発行国とタイトル、発行年月日、絵柄、発行経緯などの細かい情報がわかるでしょう。
また、人物や動物、食物などの特定のキーワードから切手を探す機能もあります。
メッセージシアター
常設展示室内にあるメッセージシアターはコの字に配置された3面スクリーンに、郵便と通信の世界観が写されています。
シアターから流れる映像は臨場感があり、大迫力です。
2023年8月19日から2024年3月24日までの間は郵便シネマ館が開催されているでしょう。
上映している作品は昭和の郵政省時代がメインとなります。
1910年に映像を用いた施策として、郵便や電話の現業を撮影し、撮影したものを教育用として職員に見せていました。
また、郵便業務を周知してもらうために、各地を巡って上映会をしていたとの記録もあるでしょう。
今回の作品は1969年に事業周知用として製作された作品です。
郵便の世界にある郵便ポスト
1871年に国内で郵便制度がはじまり、同時にポストが設置されました。
脚付の台に四角い箱を乗せた木製ポストを使用していましたが、1908年に鋳鉄製の赤色円筒形ポストのひな型ができました。
このポストは回転式ポストとも呼ばれており、現存しているのは当館に展示している1基のみです。
仕組みとしては回転盤の上部のつまみを半回転すると差入口が出てきて、郵便物の投函が可能です。
差入口の内部には受棚があって、投函した郵便物が受棚の上に置かれます。
手を離せば回転盤が元に戻り、差入口が閉じるのと同時に受棚が回転し、郵便物が落下して内部に収納される仕組みとなります。
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まとめ
墨田区にある郵政博物館は駅から近い場所にあり、バスや電車で移動しやすいです。
フロア構成として多目的スペースと常設展示室、企画展示室の3つです。
展示作品を見て楽しむだけでなく、体験・体感コンテンツがあるのが見どころで、どなたでも楽しめます。
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