引っ越し先を検討するときは、立地や治安などの住環境だけでなく興味深い施設があるかどうかをチェックすると良いでしょう。
東京都墨田区にはすみだ北斎美術館があり、芸術文化に触れられます。
家の近くに芸術的な施設があると、日常的にアートに触れられて良い刺激になるでしょう。
今回は、すみだ北斎美術館の概要や見どころについてご紹介します。
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東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館の概要について
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館はどのような施設なのか、概要やアクセス環境をご紹介します。
掲げている理念や活動の原点などの概要を知ることで、すみだ北斎美術館をより身近に感じれば、親近感が湧くのではないでしょうか。
概要①基本理念
すみだ北斎美術館は、「地域へ、世界への北斎に関する情報を発信し、成長し続ける美術館」を基本理念に掲げています。
葛飾北斎は江戸時代後期に人気を博した浮世絵師であり、多くの名画を世に残しました。
代表的な冨嶽三十六景は日本だけでなく世界中で高い評価を受け、さまざまな芸術家が冨嶽三十六景画からインスピレーションを受けて作品を残したと言われています。
葛飾北斎は世界的に有名な偉人ではありますが、90年の生涯のほとんどを東京都の墨田区で過ごしたことをご存じでしょうか。
すみだ北斎美術館は、地域に愛され根付くことを重視し、さまざまな活動を展開させているため、いつ訪れても魅力が感じられるでしょう。
地域に貢献する活動の1つとして、講師派遣をおこなっています。
区内の小学校や中学校を対象におこなう出前授業では、芸術の楽しさや魅力を味わえるのではないでしょうか。
概要②設置目的
すみだ北斎美術館は地域活性化を目的に開設し、区民の誇りになるように事業を展開しています。
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館の4つの設置目的をご紹介します。
●北斎顕彰を通じて地域に愛着を深める場
●区民の障害学習の場
●地域活性化の拠点(観光、産業への寄与)
●国内外に向けた情報発信と交流の場
すみだ北斎美術館では、葛飾北斎の魅力をわかりやすく伝えるために、展覧会や普及事業をおこなっています。
また美術館の在り方は芸術的な側面だけでなく、地域産業や地域のつながりを活発にさせることを重視し、安定した集客を確保し、息の長い施設を目指しています。
地域住民にとっても、住民の存在を重要視した美術館の活動は好意的に感じられるでしょう。
概要③アクセス環境
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館は電車とバスのルートがあり、利便性が高いと言えるでしょう。
電車は都営地下鉄大江戸線とJR総武線が利用でき、お住まいから利用しやすい方法を選択できます。
バスの停留所も近いので、各方面からアクセスしやすいでしょう。
墨田区民は墨田区内循環バスを利用すると便利です。
アクセス方法はすみだ北斎美術館の公式サイトで動画解説があるので、公共交通機関を利用して訪れる方は事前に確認すると安心でしょう。
●所在地:東京都墨田区亀沢2丁目7番2号
●開館時間:9:30〜17:30
●休館日:毎週月曜日、年末年始
●アクセス方法:都営地下鉄大江戸線「両国駅」より徒歩5分、JR総武線「両国駅」より徒歩9分、都営バス「都営両国駅前」より徒歩5分、墨田区内循環バス「すみだ北斎美術館前停留所」からすぐ
●駐車場:なし
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東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館の施設について
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館は地域に根付いた活動に重きをおき、地域活性化に貢献しています。
具体的にどのような施設があるか、おこなっている活動を含めてご紹介します。
施設の概要①常設展
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館では、美術館の所蔵品を観覧できる常設展が展示されていて、ここでしか見られない貴重な作品や模型に触れられます。
常設展は時代ごとに分かれた7つのエリアで構成されていて、生涯に渡り葛飾北斎が制作した作品をエピソードとともに辿ることが可能です。
現代の技術を活かしたタッチパネルモニタや高精細画面モニタによる制作工程の紹介コーナーもすみだ北斎美術館の特徴の1つでしょう。
北斎の生い立ちや作品が生み出された背景について、時代を超えて感じられます。
一部を除き写真撮影が可能なので、撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。
施設の概要②企画展
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館では、常設展以外にさまざまな企画展が開催されます。
現在開催されている企画展や今後予定されている内容は公式サイトで確認できるので、来館されるときはチェックしてみると良いでしょう。
有名な鳥や山の作品や、全長約7mにおよぶ「隅田川両岸景色図巻」など、貴重な作品が期間限定で見られます。
落語の楽しみ方の解説など、参加型や体験型の企画もおこなわれ、さまざまな視点から楽しめるのが魅力です。
施設の概要③図書室
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館には専門の図書室があり、葛飾北斎を中心とした浮世絵に関する資料を閲覧できます。
浮世絵に特化した書物や展覧会図録が揃う施設は希少であり、芸術に関心がある方や芸術を身近なものとして子どもに触れさせたい方には魅力的な環境でしょう。
実物大高精細レプリカも展示されていて、お出かけの際はご覧になってみてはいかがでしょうか。
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東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館の見どころについて
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館は日本を代表する葛飾北斎の絵画や北斎一門にまつわる書物が楽しめる施設です。
お近くにお住まいの際は訪れてみることをおすすめします。
すみだ北斎美術館に行くときは、ご紹介する見どころを押さえておくとさらに楽しみが増すでしょう。
見どころ①建物
すみだ北斎美術館は世界的に活躍している建築家の妹島和世が設計を手掛け、建物の美しさや斬新さも評価されているポイントです。
訪れた際は外観や内装のデザインにも注目に値します。
スリットが入った特徴的な外観はモダンであり、常に新しいことに目を向けチャレンジしてきた葛飾北斎の生き様が表されているのです。
鋭角のスリットはデザインとして優れているだけでなく、館内から見ると外の景色を美しく切り取る作用をもたらしています。
外から見た印象と館内からの景色の違いも楽しめるポイントです。
また、外壁は淡い鏡面パネルが使用されていて、穏やかな下町の風景が映り込み、美術館と地域をやわらかく繋いでいるような印象を受けるでしょう。
すみだ北斎美術館の圧巻の佇まいは見どころの1つです。
見どころ②錦絵
葛飾北斎の代表的な作品は錦絵であり、すみだ北斎美術館では錦絵が存分に楽しめるように多くの所蔵品を公開しています。
冨嶽三十六景のコレクションや、ユーモアが感じられる百物語をテーマにした作品など、葛飾北斎の個性や感性が感じられるでしょう。
常設展では、「錦絵ができるまで」と題したコーナーが設けられています。
錦絵が生まれた背景や歴史を深く知ることができるのも見どころです。
見どころ③北斎のアトリエ
すみだ北斎美術館に行かれた際は、常設展のエリアにある「北斎のアトリエ」に足を運んでみましょう。
葛飾北斎が84歳のときに娘の阿栄と一緒に暮らしていた様子が当時の記録をもとに再現されていて、人気の展示です。
人物や家の様子にはリアリティがあり、実際に絵を描いていた様子が時代背景とともに想像できますよ。
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まとめ
東京都墨田区には、世界的に注目されるすみだ北斎美術館があります。
地域に開かれたた美術館を目指していて、いつ訪れても見どころが充実していることは、地域住民として魅力的でしょう。
東京都墨田区にお住まいの際は、ぜひ訪れてみてください。
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