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江東区にある「東京都立深川高等学校」についてご紹介!

カテゴリ:ROOTS見聞録

江東区にある「東京都立深川高等学校」についてご紹介!

高校生の時期は、これからの人生をどう進むか定める大事な時期のひとつと言えます。
就職するのか、大学に進むのかなど、選択肢が多く、自ら考えて行動する自主性が重要視されるでしょう。
今回は、グローバル人材の育成に力を入れている「東京都立深川高等学校」についてご紹介いたします。

江東区にある「東京都立深川高等学校」の概要

江東区にある「東京都立深川高等学校」の概要

東京都立深川高等学校は、どのような学校が気になりますよね。
本章では、東京都立深川高等学校の教育目標、沿革、アクセス方法についてご紹介いたします。

概要①教育目標

東京都立深川高等学校は、4つの教育目標を掲げています。
まず、1つ目は、「自主的であること」です。
自分に課せられた使命を理解し、自分の良心と知性に基づいて主体的に考え、行動することを大切にしています。
同時に、個性を伸ばす努力も必要としており、これらの点において、高校時代の進路指導は重要と考えています。
次に、2つ目は「合理的であること」です。
真理や学問を好んで学び、自然や社会を科学的かつ合理的に考える姿勢を身につけることが大切としています。
くわえて、先述した内容は、日本の文化を進化させるためにも重要と考えており、とくにこれらは学習指導の目標になるべきとしています。
続いて、3つ目は「積極的であること」です。
良いことだと思っても実践しなければ意味がなく、正しい行動と勇気を持って実践し、継続的に努力する積極的な意欲を育てるのが大切としています。
最期に、4つ目は「協調的であること」です。
自分の生活を向上させるためだけでなく、広く他者を思いやり、社会や人間に深い理解と広い愛情を持つべきとしています。

概要②沿革

1924年に第一東京市立高等女学校が創立し、1950年に「東京都立深川高等学校」と校名を改めました。
1986年は、海外帰国生徒学級が設置され、1992年には外国語コースが設置されました。
そして、2005年には、高い成果が見込める学校のみ指定される「東京都立高等学校重点支援校」に指定されたのです。
また、2015年には、外国語の教育に力を入れている学校が指定される「東京グローバル10」に指定されました。
そのため、東京都教育委員会より学校の取り組みの支援を受けることができ、日々外国語力の向上を推進しています。

●所在地:東京都江東区東陽5-32-19
●アクセス方法:東京メトロ東西線「東陽町駅」1番出口より 徒歩2分

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江東区にある「東京都立深川高等学校」の教育課程

江東区にある「東京都立深川高等学校」の教育課程

本章では、東京都立深川高等学校の教育課程についてご紹介いたします。

普通科・外国語コース

普通科・外国語コースは、「授業を大切に」という共通の目標を掲げています。
わかりやすい授業と疑問を投げかけることを通して、生徒が各教科の奥深さや広がりを感じられるように心がけています。
そして、普通科・外国語コースがおこなっている「放課後の自習」も特徴の1つです。
毎日放課後になると、廊下にある長机を利用して生徒が熱心に勉強に取り組みます。
また、図書館や自習スペース、自習室なども利用でき、定期考査の前は多くの生徒が学習内容を再確認します。
さらに、普通科・外国語コースが共通しておこなっている「年間18日の土曜授業」も特徴の1つです。
毎月2回程度、土曜日授業をおこない、学力の向上と授業時間の確保をしています。
土曜日授業は午前中のみの登校のため、午後からは部活動や土曜講習などを実施し、各々の時間を充実させます。

普通科

普通科のカリキュラムの特色は、生徒一人ひとりの進路希望に合わせた実力を育成できるよう、カリキュラムを編成している点です。
1年生は共通科目を学び、2年生になると文系・理系を選択し、3年生は大学受験に向けた学習に取り組みます。
また、普通科の全クラスが難関私立大学を目指すよう、これまで設置していた特進クラスを設けていません。
そのため、より一層、教科指導、学習指導の強化に努め、生徒が希望する進路に進めるようサポートしています。

外国語コース

外国語コースは、先述した共通の目標とは別に「国際感覚を身に付ける」という目標を掲げています。
これからのグローバル社会に対応できるよう、英語力、コミュニケーション力、国際教養の育成に力を入れています。
外国語コースは「圧倒的な英語の授業時間数」を設けているのが特徴です。
卒業に必要な78単位中、27単位が英語の授業で、基礎的な英語はもちろん、外国語コース特有の科目も取り入れています。
聞く・話す・読む・書くの「4技能」を向上させるため、生徒は日々の授業に真剣に取り組んでいます。
さらに、外国語コースは「英語合宿」を設けているのも特徴です。
英語合宿は、1年生と2年生の際に1回ずつ校外の施設でおこなわれ、2泊3日ネイティブ講師と一緒に過ごします。
また、英語合宿中は、プレゼンテーションコンテストやディベートコンテストをおこない、英語力を身につけます。

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江東区にある「東京都立深川高等学校」の特色

江東区にある「東京都立深川高等学校」の特色

東京都立深川高等学校は、いくつかの特色があるためご紹介いたします。

特色①国際理解を深める活動

東京都立深川高等学校は、国際理解を深めるために、海外語学研修や海外フレンドシップ校などの活動をおこなっています。
2023年7月に4年ぶりとなる海外語学研修をおこない、オーストラリアのシドニーへ行きました。
参加した29名の生徒が2つの学校に分かれて、言語の他にもオーストラリアの食文化や生活、歴史などを学びました。
また、異文化交流を通して、生徒は視野が広がり、他者を認める大切さも学べるため、貴重な体験となるでしょう。
フレンドシップ校とは、2年に1度、提携している海外の姉妹校より留学生が来る活動のことです。
留学生は実際に、東京都立深川高等学校に在籍している生徒の自宅にホームステイし、交流を深めます。
書道や茶道など、日本の文化をご紹介し、英語力、コミュニケーション能力を高めます。

特色②スポーツ交流

東京都立深川高等学校の特色2つ目は「スポーツ交流」です。
東京都立深川高等学校は、スポーツ特別強化校として、剣道部は実績を多く残しています。
また、毎年8月には、スポーツを通して他県の高校生と交流を深める「元気アップスポーツ交流事業」がおこなわれます。
元気アップスポーツ交流事業の遠征費は、東京都が負担するため、金銭面を気にせずに参加できるのも魅力の1つでしょう。
さらに、他県の高校生と切磋琢磨し、人間力の向上を目的としている活動のため、大きな成長が期待できます。

特色③GE-NET20

東京都立深川高等学校は、令和4年に「GE-NET20」に指定されました。
GE-NET20とは、東京都教育委員会が指定するグループで、グローバル人材の育成に取り組んでいます。
外国語教育や国際交流をより積極的におこない、生徒自らが国内外の課題に目を向け解決できるよう探究活動もおこなっています。
その他の活動例は以下の通りです。

●ホームステイ受け入れ
●協定校とのビデオレター交流
●オンライン英会話
●英語教育の充実
●海外語学研修
●エッセイコンテスト・スピーチコンテストへの参加


このように、グローバル育成に力を入れている学校だと、将来社会に出た際も活躍するでしょう。

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まとめ

今回は、京橋駅周辺にある「東京都立深川高等学校」についてご紹介いたしました。
教育目標は、自主的であること・合理的であること・積極的であること・協調的であることです。
英語コースは卒業に必要な78単位中、27単位が英語の授業で、1年生と2年生の際に1回ずつ英語合宿をおこないます。
そして、学校の特色は、海外語学研修や海外フレンドシップ校などの活動をおこなって、国際理解を深めている点です。


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